なかっしー(ナカシマ マサノリ)のブログ

卒業制作は、大物に挑戦しました。

 

制作発表までの2週間、僕の所属する古美術研究会の部室に住み込み(なぜか誰も使用しておらず空いておりました)、天井から馬鹿でかい円筒形の紙を吊してひたすら文字を貼りまくるという作業の日々を過ごしました。

天井からぶら下げるときに使った糸を取り忘れてて、僕の卒業後数年間その時の糸がぶら下がったままだったと歴代の部長が言ってました(笑)

 

グラフィックデザインのゼミ生だったので文字に注目し、卒制テーマは「文字や言葉の人間への影響力」にしました。

 

文字で構成した円筒形の真ん中に、人間に見立てた鏡でできた「考える人」を配置し、自分の身の回りの文字や言葉やフレーズが、実は自分の思考にかなりの影響を与え(鏡への映り込み)、自分の世界(円筒内)の大半を占めてしまっているという様子をブラックユーモア的に表現しました。整然と書かれた文章でも自分の中に取り込まれると、整然どころか断片的だったり屈折してたりして全くまとまってない状態を、文字のわけわからない映り込みでできた「考える人」で表しています。自分がそうなっているのを、他者の視点でのぞき見てみる(のぞき穴から見る)というのがポイントです(自分ではわからないものです、、)

 

身の回りのあらゆる言葉や文章の内容、文字やレイアウトのデザインは、自分の世界を作る大きな要素になるから、細心の注意を払う必要があるというメッセージのインスタレーション(空間演出)になっています。

 

肝心の実物の写真が残ってなくて、説明図、考える人、円筒の一部で、実物を想像してもらえたらと思います。

 

 

説明図↓

 

 

 

鏡でできた考える人(人間と同サイズ)↓

 

 

円筒の一部写真↓