ちょい小ネタ


 診療科を半分近くに再編 医師不足解消の思惑も 厚労省
 http://health.goo.ne.jp/news/K2007051602110.html


 現在数ある診療科を半分くらいにしようとする思惑だそうです。


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 厚生労働省は、医療機関が名乗ることができる診療科を、現在の38科から20科程度に再編する方針を固めた。細分化して患者にわかりにくくなっている診療科を廃止する一方で、幅広い病気を診断できる医師に公的資格を与え、その医師がいる医療機関には「総合科」(仮称)を名乗ることを認めることなどが柱だ。患者が医療機関を選びやすくするほか、医療機関ごとに初期診療と専門医療の役割分担を明確にし、医師不足の一因とされる大病院への患者集中を緩和する狙いもある。(中略)


 見直しは、各学会による専門医の認定制度を調整している日本専門医認定制機構が定める18の基本診療科をもとにする。内科、外科、小児科など20科程度に絞る方針だ。アレルギー科、神経内科など19科の廃止や、「救急科」など4科の新設を検討する。「内科(呼吸器)」といった得意分野の併記は認める。

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 診療科を半分にしても、医師が増えるわけじゃないから、医師不足解消には何ら意味がないと思いますけど。

 勤務医 開業つれづれ日記 さまによると、


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【廃止を検討】

心療内科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、胃腸科、循環器科、アレルギー科、リウマチ科、美容外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚泌尿器科、性病科、肛門科、産科、婦人科、気管食道科


【新設を検討】

総合科、救急科、病理科、臨床検査科

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 私は百姓のバカですからよくわからないんですけど、新設を検討されている4つはそれぞれ何を診るところなんでしょうか?(^^;明らかに、廃止される方の診療科のほうがわかりやすい。一目でどこ行きゃいいかわかります。


 農業でも何年か前にJAS法改正があり、JAS有機作物とJAS減農薬作物が廃止されて、JAS特別栽培作物に統合されました。それまでがわかりにくかったからこうなった、と説明されましたが、どう見ても、曖昧になっただけです。それと全く同じですよね。農水と厚労って仲悪いのかと思ってたらそんな事ないのかな(笑


 なんか最近、制度はどんどん曖昧になっていますが、運用で規制される側の我々に対してはものすごい杓子定規の厳しい事ばかり言ってきます。制度は曖昧にしておけば応用次第で守備範囲が広くなって権力アップしますからね。巧妙・・・なんて良いもんじゃなくて、せこいというかまあ、器が小さい。


koume


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琥珀 特別本醸造 生貯蔵酒 琥珀 H19.3 300ml

 

 株式会社福来

 岩手県>久慈市

 原料米:岩手県産ぎんおとめ(60%)

 酵母:協会901号

 日本酒度、酸度:+2、1.3

 アルコール度:14~15度

 価格:380円ちょっと


GWに久慈市のリトアニア物産館で購入。

福来のウェブサイトには、「生」とでっかく書いてあるラベルの特別本醸造があるのですが、多分これと同じで久慈琥珀博物館限定のラベルなんでしょう、きっと。酒質は望めなかったし、観光品を買うのは好きじゃないのですが、限定ラベルだと希少だろうしということで買っておきましたのです。


味はアルコール臭さがちょっと強いなぁ。そのせいで結構辛口に感じて、旨みが隠れてしまいバランスが悪いかな。ま、和食で晩酌では普通に飲めましたが。


福来ウェブサイト



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読売新聞より
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070513i503.htm?from=main5


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(前略)


 調査は、長年の試行錯誤と経験から確立した「秘伝」の有機栽培技術を、個人農家などから聞き取ることから始める。調査対象は、野菜や果物、米穀などを有機栽培する際の土づくり、肥料の作り方・やり方、病害虫の駆除方法などだ。栽培技術の効果を科学的に裏付けるため、国の研究施設などで栽培試験も行う。


(後略)

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 例えば国土交通省が、世界最大級の自動車メーカーになったトヨタのノウハウを知るために工場や研究所に行って聞き取り調査をしたとして、教えてもらえるのでしょうか。どう考えても無理でしょ(^^;農水省は、タダで聞くつもり?せめて懸賞金をつけろよ。まあそんなことはいいですけど。


 農家同士の技術交流みたいのは結構頻繁にあります。個人的に話を聞くこともあるし、グループみたいのを作って情報交換したりもあります。ある先進的な技術を持つ農家がリーダーとなって栽培組織を立ち上げることも実際にあります。
 農業試験場では最新の技術を研究・開発していますが、そういうのも聞きに行けば気軽に教えてもらえます。今さら、聞き取り調査するほどの秘伝が有機農法にあるとは思えません。農家は案外と教えたがりで、秘密にするよりはむしろ新しいことを思いついたら周囲に広めたりはよくあります。北斗神拳 みたいな一子相伝・門外不出の秘伝、なんて物はそうそうないと思うなぁ。


 ところで、農家は知ってるが普及所・農業試験場は知らないという技術は結構あります。いっぱいあります。先に書いたことと相反しますが、これには理由があります。
 なぜかというと、普及所や試験場の職員は一般的にプライドが高く、個人農家が開発した技術になど興味がなく、取り上げる気が一切無いからです。馬鹿馬鹿しく思えますが本当です。


 これが例えば、彼ら役所主導で開発された技術となると扱いは全然違います。技報だとか官報だとか新聞だとかで大々的に発表され、農家を対象とした勉強会までやったりします。どんどん普及させます。これが、農家から持ち込まれ、上がってきた技術となると普及させる気など一切無しです。自分たちの手柄にならないのがそんなに面白くないのでしょうか。
 というわけで普及員に指導させると必ず、連作障害で数年後はダメになるような技術ばかりとなります。それを回避する方法を農家は知っていますが、聞きにはこないし言っても聞かなかったのですね。


 あ、地方によっては、そうじゃないという普及員がいるであろう事は否定しませんよ。あくまで私が知っている範囲での話です。


 これから聞き込みをする、ってのは実際に現場ではどうなるか見ものです。
 それともう一つ私が期待しているのは、有機農法の秘伝を科学的に検証するという部分です。おそらく、実際の大規模農業の現場ではこんな秘伝は役に立たない、使えないという結果が続出するのではないでしょうか。そうなって初めて、有機農法など時代遅れだ、と世間は気づくかもしれません。実に楽しみです。


 ちなみに江戸時代によく行われた防虫法で、田んぼの水表面に油(鯨油がよく使われたらしい)を張って、その後に長い棒を持って田んぼに入ってその棒で稲をなで、細かい虫をバラバラと落とす・・・すると水面に落ちて油に捕まった害虫は呼吸も出来なくなるので逃げられず溺れ死ぬ・・・という方法がありました。油を水系に流すのはきっと農薬以上に悪影響を及ぼしそうです。今は到底出来ない方法ですね。
 その前はもっとすごいですよ。害虫や悪天候が来ないように、お札とおまじないです。もし効き目が科学的に実証されたら、究極の無農薬技術となるでしょう。細木数子がJAS有機の田んぼで引っ張りだこになったりして・・・あほくさ。


koume



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 Santa Helena Gran Vino Chardonnay 2006

 サンタ・ヘレナ グラン・ヴィーノ シャルドネ 2006


 チリ

 品種:シャルドネ

 価格:880円ほどだっけ

 輸入者:アサヒビール


チリの名門サンタ・ヘレナです。しっかり冷やしてもパワフルなコクさ。でも嫌みな酸味がないので、甘くさえ感じる。香りと味はリンゴとかハチミツとか洋梨とかフルーティです。樽味も強くて、いかにも!なニューワールドのシャルドネでした。温度が上がってしまうとくどくなってダメですが、冷やすとスッキリして飲みやすいです。


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 今朝の新聞でこれを読んで、めまいがしました。・・・と書くのに違和感を感じたのですが、めまいってするもんなんですか?
 私が読んだのは地元の地方紙なのですが、まあもっと知名度の高い新聞で紹介。


 読売新聞・医学部に地域勤務枠、卒業後へき地で10年…政府・与党
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070513it01.htm


 めまいがしたのは、これがとんでもない制度だからだとか、意表を突かれたとかいう意味ではありません。こんなのは議論が活発な医療ブログではとっくの昔に検討が終わっている話題です。そこではこの方法の問題点も、それ以外にも様々に本当に役立つ議論が活発に行われていて、医師ではない私でも納得できる部分が多くあるのですが、政治家にしろ役人にしろこういった市井の声を一顧だにすることない態度には唖然とさせられます。


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 政府・与党は12日、へき地や離島など地域の医師不足・偏在を解消するため、全国の大学の医学部に、卒業後10年程度はへき地など地域医療に従事することを条件とした「地域医療枠(仮称)」の新設を認める方針を固めた。


 地域枠は、47都道府県ごとに年5人程度、全国で約250人の定員増を想定している。地域枠の学生には、授業料の免除といった優遇措置を設ける。


(中略)


 医療行政に影響力を持つ自民党の丹羽総務会長は12日、新潟市内での講演で、「自治医大の制度を全国47都道府県の国公立大などに拡大したらどうか。5人ずつ増やせば、へき地での医師不足は間違いなく解消する」と述べ、“自治医大方式”の拡大を提案した。


 医学部を卒業した学生にへき地勤務を義務づけることは当初、「職業選択の自由に抵触する恐れがある」との指摘もあった。だが、「入学前からへき地勤務を前提条件とし、在学中に学費貸与などで支援すれば、問題ない」と判断した。


(後略)


 政府・与党は、医師不足問題に関する協議会で、「新たな医師確保対策」をまとめ、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針(骨太の方針)2007」にも新たな医師確保対策を盛り込む方針だ。


(2007年5月13日3時1分 読売新聞)


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 先に一言書いておきますが、医学部の定員を増やすこと自体は必要な措置で、そこはひとつの改善があったと認めます。しかしまだ問題点が多すぎます。
 私が今思いつく問題点を挙げると、


1. 医師は「偏在」ではなく、全体的に足りない。記事では(略した部分にですが)東京には医師が多いというようなことが書いてあったが、東京でももちろん医療崩壊は進行している。僻地にだけ足りないのではなく、都会にも足りていない。
2. 医師が足りないのは、各都道府県のつき1年あたり5人ずつなんていう小規模なものではなく、もっともっと遥かに足りない。
3. これで増えるのは医師ではなく、あくまでも医学部の学生。要するに、彼らが医師となって僻地に派遣されるのは9年後(入学するのは来年度、大学6年、研修2年)。
4. 9年後に医師が増えるとしても、増えた医師はあくまでも新米の医師。本来は、ベテラン医師から何年も指導を受けてやっと一人前になる。現在(僻地は特に)その指導医が足りなくて困っている。
5. 新米に限らずだが、医師は基本的に僻地に行きたくない。というか医師に限らず誰にとっても都会のほうが便利だが、医師固有の事情としては、都会の方が患者の絶対数が多いので変わった症例等に当たりやすく勉強・経験の場所として都会病院の方が圧倒的に有利。若手医師の場合は特に、僻地での勤務は最も経験が身になる時期を無為に過ごすことになりかねない。
6. 記事中にもあるが、医師個人の職業選択の自由(言うまでもなく、憲法で規定された国民の基本的人権)を奪う。それと単身赴任にしろ何にしろ、居住・移転の自由も奪う。ついでに、奴隷的拘束及び苦役からの自由・刑罰執行以外の意に反する使役禁止(これも基本的人権の一つ)に違反する恐れあり。もっとも最後のは、現在の医師が継続的に侵害されてる人権かもしんない。
7. 仮に医師が増えたとしても、雇う側の病院に余裕がなければ、単に医師が余るだけとなるんじゃなかろうか。同時に診療報酬の改定を行い、もちろん値上げが行われなければならない。私見だが、インフォームドコンセントを医療行為と認定して医療費をつけるべきじゃないかと思う。

 他にもいろいろあると思うんですが、非医師の私でさえこれくらい思いつきます。Yosyanさんのブログ でもちょうどエントリになっていますが、そこでは、貸与された学費など早々に返済して職業選択の自由を買い戻し、結局僻地には行かない医師、あるいはお金を出して僻地に行かせない病院が出てくるのではないか、モデルとなっている自治医科大でもそういう事例はあると紹介されています。


 私が一番、めまいを感じたのはこの箇所です。


>  医療行政に影響力を持つ自民党の丹羽総務会長は12日、新潟市内での講演で、

> 「自治医大の制度を全国47都道府県の国公立大などに拡大したらどうか。5人ずつ

> 増やせば、へき地での医師不足は間違いなく解消する」と述べ、“自治医大方式”の

> 拡大を提案した。


 間違いなく解消するとはすごい自信!この人は、医療の現状について間違いなくわかっていません。そういう人が自民党で総務会長などという偉い肩書きを持っています。なんか私でも総理大臣くらい楽勝でなれそうに感じます。


koume


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