北海道のほぼほぼ中央、美瑛町に行ってきました。
東京時代の友人夫婦が移住してから4年、ようやく訪ねることができたのです。
いつもは、写真もろくにないくせに、クドクド文章が続くわたしのブログですが、今回は写真が基本です
なぜって、なだらかに続く丘、360°の雄大な視界、やわらかな新緑が輝く大地……などなど、美瑛の景色に無粋な説明は不要だと思うから。
とにかく、どこを切り取っても、素晴らしく美しい自然が、目と心を楽しませてくれました
ってことで、さっそく友人が連れて行ってくれた場所をご紹介します。
だけど我ながら残念すぎるのは、実際の景色の素晴らしさを、1/10も表せていないのです~
技術不足は、何とぞご容赦ください
『マイルドセブンの丘』と呼ばれる場所。
CMに使われたからこの名ということですが、実際に使われた木はすでに切られてしまって、似たような別の場所をそう呼んでいるそうです……。
こちらが本物とのこと。
美瑛の畑がパッチワークのようにまっすぐ仕切られているのは、開拓時代にそういう分配の仕方をしたからだそうです。
結果的に、とても美しい景色ができあがったのだから、一石二鳥でしたね
写真ではよくわからないですが、畑も道も、何やらキラキラ輝いています
なんだろうと思ったら、土壌が石英などの鉱物を多く含んでいるからだそうです、雨上がりだったので余計に光っていたのかも。
市庁舎横にある『四季の塔』からの市街地の眺望です。
これはもっとも有名な観光名所のひとつ、『青い池』。
滅多に人に出会わないのに、ここには大勢の観光客(主に外国人)がいました。
雨で濁っているかもと言われていましたが、幸いなことにちゃんと青かったです
元々は、火山の噴火に備えて川の水を逃がした池だったそうですが、鉱物の関係で美しい青色になり、思いがけず観光名所になったんですって。
こちらもちょっとした観光名所、『白ひげの滝』、きれいですね
すぐ近くに温泉旅館がいくつかあり、人の姿が多かったです。
『四季彩の丘』は、シーズンには一面のお花畑になるそうですが、今は一部だけ、それでもすごくきれいです。
『新栄の丘』からは、山脈が一望できるのですが、生憎、昼過ぎまで雨だったので、雲で隠れてしまっています。
『クリスマスツリーの木』
ネーミングに根拠はないとのことですが、畑の中にぽつんと1本立っています。
観光名所になっていて、外国人が運転する「わ」ナンバーの車が何台か停車していました。
撮影はいいけど、畑に入っちゃダメです
ここからは翌日の写真です、晴れてくれてラッキーでした。
前日と同じく『新栄の丘』から、前日は見えなかった連山がきれいに見えます。
折しもアスパラガスの旬が始まったばかり、こちらの農園ではこの丘を畑にされてます。
ここは『ケンとメリーの木』。
マイルドセブンと同じく、CMに使われた、こちらは本物だそうです。
同じくCM使用の『セブンスターの木』、外国人がたくさんいました……。
この辺りは低い丘が連なり、道はワインディングロードで、バックの雄大な景色も素晴らしく、本当に絵になるから、車のCMには何度も使われているようです。
友人が2日間にわたってものすごく効率よく案内してくれたので、ちゃんと場所を把握出来ていない部分もありますけど……
とにもかくにも、最後の最後まで景色を満喫、友人夫婦が惚れ込んで移住したのも納得でした。
ただ、長い冬には、積雪のきわめて多い、大変厳しい気候と戦わなければなりません
観光で行くのと、実際に住むのとでは大きな違いがあるはず。
それでもここに住みたいと願った2人が、心豊かに暮らしていることは、ハッキリわかりました。