台湾から帰る途中、例によって寄り道です、行き先は香港
これまで結構あちこち旅行してきましたが、なぜか香港は初めてです、近いのに我ながら不思議だわ
特に目的があったわけではなくて、ちょっとご飯を食べに寄った、という感じでした。
さて、高雄から香港まではほんの1時間20分ほどです、香港は曇りで心配したほど暑くありません。
さすがに大きな空港ですね~、でも、全然混んでいないし、入国カードを書くのも楽でした。
どうして香港は、飛行機の中でカードをくれないんでしょうね
入国審査そのものは別に問題なく、初めての香港に上陸です。
空港で、チャージ可能なプリペイドカード「オクトパス」を購入しました。
電車やバスはもちろんのこと、飛行機の中の支払いなどにも使えます。
ほんの1泊なので、少しでも身軽に動くために余計な荷物は空港に預けて。
空港から香港の市街地までは、エアポート・エクスプレス(日本の成田エクスプレスみたいな快速電車)で、快適でした
香港駅で地下鉄に乗り換えてホテルのある駅まで移動。
さすがにお腹が空いていますから、チェックイン後すぐ夕食に出ます。
事前リサーチしておいたお店『家麺隆興源』はホテルの目の前、流ちょうな日本語を話す店員さんがいます。
それもそのはず、なんでも彼は日本の眼鏡屋さんで働いていたんですって
このお店、本来は麺がメインらしいですが、麺なしでもOKなので、エビ餃子、レモン風味の鶏団子、牛スジ団子を注文
追加で頼んだ青菜炒めは、自家製腐乳(フールー)味です、大丈夫かと何度も聞かれたけど、うちは自宅で使ってるくらいなので、まったく問題ありません
それに、全然臭くなくて、美味しかったです。
さらに魚の皮のチップスみたいなのをテイクアウトしました。
お店の外に出たら、行列ができていました、人気店なんですね
少しその辺を歩いて、コンビニでビール、スーパーでワインを買いました、ご当地ワインはなかったので、仕方なくオーストラリアの。
けど、話に聞いていた通り、香港の店員さんは愛想がないですね~
ダンナがまだ少し歩くと言うので、わたしは先にホテルに戻ってシャワーを浴びました。
間もなく、ダンナは蜂の巣の蒸し物を買って戻って来ました。
ビールとワインを飲みながら、買ってきたおつまみを食べます。
香港は夜景が売りだと言うけど、このホテルの窓から見える夜景は超地味で~、30ドルくらい……
やっぱり、満喫するにはそれなりの出費というものが必要なのですよね、当たり前ですが
さてさて、旅行も残り1日、いつも最終日にトラブルが起きるので、最後まで気を引き締めなければなりません
夜中の3時くらいに目が覚めて、それからしばらく寝られなかったです、爆睡続きの今回の旅行では初めてのこと、さすがに緊張してたかな
それでもいつの間にか寝まして、次に起きたのは7時前でした。
身支度を調えますけれど、中国はトイレを密室にしないので、鍵がないし隙間もあって、ちょっと日本人の感覚には合わないですね
準備ができたらチェックアウト。
地下鉄で移動し、香港での最後の目的、飲茶の店『倫敦大酒ろう』(漢字を表示できません、ごめんなさい)に入りました。
広い店なのにすごく混んでいて、トイレの前の席しかなかったです……
同じテーブルに座ったカップルの男性がやっていたけれど、出てくるウーロン茶で食器を洗うんですね
プラスチックの器はゴミ入れかと思ったら、洗った湯を入れる容器だったわけです、ひとつ賢くなりました、次からはちゃんとそうします
最後に甘い蒸しパンみたいなデザートを食べたらお腹いっぱいに。
デザートはなるべくダンナでも食べられそうなのを選んだのですが……どうせなら、もっと現地っぽいのにすれば良かったかな
幸いトイレの場所は聞かなくてもわかったけど、やっぱりきれいではないですね、台湾と違って。
店の近くからバスで空港まで直通です、すぐ来てくれて良かったなぁ。
地下鉄の座席は固くて超座り心地が悪いから、バスのほうがずっと快適、2階建てなのは、やっぱりロンドンの影響です
か
お天気は下り坂でも、まだ雨は降っていないし、暑くなくてナイスです
空港では預けた荷物を受け取り、荷造りし直して早速チェックイン、まだ大分早いけれど、荷物を早く預けたかったです
し。
飛行機は30分ほど遅れているそうで、約4時間の待ち時間ですが、何しろ人の多さはハンパないので、保安検査もありますから早めに出国します。
出国は自動で、やり方がわからなくてモタモタしてたら、後ろの人が教えてくれました、ありがとうございます
もう覚えたから、次からはバッチリです
それにしても、入国のときに書いた複写式カードの2枚目は要らないの~
すごく気を使って保管してたのに
とにかく空港は広くて、この日のゲートは210番、全部で530番まであるし、工事中の第2ターミナルにはもっとあるってことですよね~、さすが香港すごいな
まず最初に搭乗ゲートを確認してから、電車で戻って広い免税店を見て回ります。
あとは時間までラウンジで過ごし、頃合いを見てゲートに行ったら誰もいないし、行き先が台北に変わってて焦りました
掲示板を見たらゲートが変更されていました、すぐ近くでしたが。
こういうことがあるから、早めに行動しないとダメなんですよね~、日本みたいに親切に教えてくれないんで、自分でちゃんと確認することが肝心です。
その上、ボーディングタイムになっても始まらなかった……。
結局、出発は約1時間遅れました。
帰りの座席は11番目、ちょうど非常口のところで前との間隔が広いし、座席も2つしかないからそこにしたそうで、確かに前は広かったです。
でも、一番前と違って途中だから、人の出入りが多く、なまじスペースがあるせいか、そこに陣取って運動する人とかもいて、あんまり快適とは言えませんでした
フライトは3時間半くらいでしたが、最後の1時間が辛かったです、旅も終盤で体力が限界に来てるからですかね~。
到着したのは9時くらい、飛行機からはすぐ降りられたのですが、荷物がなかなか出てこなくて時間を食いました。
入国審査も自動でした、日本人がほとんどいなくてビックリです、香港からなんだからそれなりにいると思ったんですけど。
そういえば、飛行機の中も日本語放送は一切なかったなぁ……このあたりがLCC
空港からは名鉄のミュースカイ(全席指定)でしたが、
わたしの席に隣のお兄さんが荷物を置いてるから、英語で「ここはわたしの席です」と言ってどかしてもらったのはいいけれど……。
お兄さんのPC画面をちらっと見たら日本語でした……ずっと中華圏にいたから、頭から日本人ではないと思い込んでいたみたい。
ちょっぴり苦笑の、旅の終わりでした