首都圏に住む義弟(妹の夫)が、うちのすぐ近くに仕事で来まして、顔を出してくれました
彼は車の修理やメンテナンス専門の会社で働いているんですが、こんな遠くに顧客がいるとはビックリです。
聞けば、京都まで納品に行くこともあるとか。
わたしは車に関してはまったく知識がなくてわからないけれど、義弟の会社はあるメーカーのクラシックカー修理に関しては、国内で第一人者なのだそうです
納品する車はかわいらしいサイズでしたけれど、キャリアーが結構大きくて、とてもその辺に駐車させておくことはできませんので、うちの店の駐車場に入れてもらいました、何とか収まって良かった
そんなわけで、あまり時間はなかったし、運転しなくてはならないのでお酒も飲めず、近くのお店でランチを食べることしかできなかったんですが。
(近所の川縁には、ススキがたくさんスタンバイ)
多分、妹抜きで話したのは初めて……だと思います。
ランチしながら、すでに1人では暮らしていけない母のことや、その母の面倒を見ることが目下の最重要任務である妹のことを、あれこれ話しました。
母については常々激しく気になっているのですが、とにかく距離があるので細かいフォローは不可能
こうやって、機会があるごとにお願いするしかありません。
それでなくてもうちは親戚が少ないし、血縁関係のない親戚はさらに少数、ですが、サシで話してみてつくづく思い知りました、彼の存在の大きさを。
あんまり雄弁に語るタイプではないけれど、父が亡くなってから母と妹だけの女所帯でいろいろ心配だったのが、彼が来てくれてからは、本当に心強いです
職場に近いという理由もあったでしょうが、結婚したとき、実家に一緒に住むことを了承してくれて、心から感謝しています。
(この桜並木が満開だったのはつい先日みたいに思うのに、もう落葉も間近な季節です)
義弟は妹と同い年で、次男次女同士の夫婦です。
どちらも動物好きで、知り合ったキッカケも、義弟の会社で飼っている犬の散歩コースが実家の周辺で、散歩させているときに口をきくようになったとか
また、結婚後に義弟が保護した猫は、障害を抱えていましたが、2人で本当に愛情深く世話をしていました
猫が天寿を全うしてしまってからすでに大分年数がたつけれど、未だに次の子を考えられないくらい、思い入れが深いようです。
2人に子どもがいないことはうちと一緒なのだから、そろそろ新しい出会いがあればいいのですけど……
妹とは性格がまったく違うし、いろいろ合わない部分も多いのですが、それでも同じ両親のDNAを持つこの世でただ1人の人間ですから。
できる限り、自分の望むように、楽しく生き生きと過ごして欲しいです。
それには、義弟の力が不可欠。
改めて、2人の健康と幸せを祈らずにはいられない、頼りない姉なのでした