スビャトスラフ・リヒテルさん | ビンセントの音楽部屋!

スビャトスラフ・リヒテル
 
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1915年~1997
旧ソヴィエトを代表するピアノ奏者
ドイツ人を父にウクライナで生まれ

主にロシアで活躍
その卓越した演奏技術から
20世紀最大のピアニストと呼ばれました

ピアニストの両親のもとに 独学でピアノをマスター
オデッサ歌劇場で働き始める

22歳になってからモスクワ音楽院に進み
本格的にピアノを勉強し始めた

彼の教師 ゲンリヒ・ネイガウスは
「何も教えることがなかった。」 
という言葉を残しています

 

1940年(25歳) モスクワ音楽院小ホールで
プロコフィエフのピアノソナタ第6番を初演
リヒテル伝説が生まれる

1942年(27歳) リヒテルのデビュー演奏会が開かれる
 
1945年(30歳) 全ソビエト音楽コンクールピアノ部門で第1位受賞
1950年(35歳) 初の国外演奏旅行へ出かける
1953年(38歳) スターリンの葬式で演奏
 
 
♪etude_op10_no4_richter
 
 
 
 
 
♪Etude Op.10-12

 
 
 
 
 
 
NocturneOp15-1 (1981 Japan)

 

 

 
 
ロシア三大ピアニストは
リヒテル、ギレリス、ペトロフ
という評価は未だに揺るいでいない
この三人以上の技術を持つ
ロシアのピアニストは増えたにもかかわらず
真の後継者は未だに現れてはおりません・・・


 
 
1997年(82歳) モスクワで死去

 

★ロシア三大ピアニスト…エミーレ・ギレリス