【運命や宿命】
『♪Sarnevesht』(サルネヴェシュト)
ペルシャ語で「運命」という意味を持っています。
イランの国民的巨匠
アヌーシルヴァン・ローハニさん
(大画面でご覧ください)
タイトルの「Sarnevesht」(サルネヴェシュト)
は「運命」や「宿命」という意味で、この曲は、
運命は決まっているものではなく、
書き換えられる、悲しみも、別の物語として
語り直すことができる
人生は海の波のように厳しくても、
美しく意味がある
自分たちは「時代という庭」の庭師であり、
花を育てる責任がある
という、
とても前向きで哲学的なメッセージを
持っています。
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【 2020年にリリースされました】
作曲 : アヌーシルヴァン・ロハーニ
歌 : ホマユン・シャジャリアン
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【愛と希望を胸に新たな未来】
ホマユン・シャジャリアン さんと
アヌーシルヴァン・ローハニ さんがコラボした、
『Sarnevesht(運命)』の歌詞は、
苦難のなかでも
愛と希望を胸に新たな未来を切り拓く強い意志を、
詩的でドラマチックに描写しています。
哀愁漂うピアノの旋律と
力強い歌声が一体となった、
ペルシャ音楽の魅力を堪能できる名曲です。
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【花を植える庭師のたとえ】
人間を「庭師」にたとえています。
花を植こう
土の奥底から、美しい花を咲かせよう
冬にも、春にも、雨の下でも
花を植えよう
自分が望もうと望むまいと
私たちは「時代という庭」の庭師なのだから
つらい時期や寒い季節でも、あきらめずに
「花を植える」ことが大事だ
という希望のメッセージとなっています。
【人生は海の波のようだ】
曲の中盤では、
人生を「海」と「波」にたとえます。
もしあなたが
ある一日の意味をこの
「ゲーム」から読み解こうとするなら
その秘密のヒントが見えてくる
人生の一瞬一瞬は、海の波のようなものだ
冷たくて、厳しくて、ときに辛いけれど
それでも、どこか美しい
もし この海の波が、すでにあなたの
背後を通り過ぎているのなら
あなたの「運命」は「過去の物語」
となってしまう
ここでは、
「自分の運命の物語として書き換えよ」
というニュアンスがあります。
【信じる力と自由のイメージ】
後半では、
さらに力強いイメージが出てきます。
信じる心の山頂を目指して旅をしなさい
自分の翼を、もっと大きく広げなさい
詩人ハーフェズのように
足でリズムを取りながら詩を歌い
悲しみの軍勢を燃やし尽くしてしまいなさい
いま、この時代の空には
もう天井なんて残っていない
限りない果てのない空へ向かって
羽ばたいていきなさい
最後は、
「空に天井はない。限界はない。飛んでいけ」
という解放のメッセージで締めくくられます。
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【運命は決まっているものではない】
決めつけられた運命を、
そのまま受け入れるのではなく
何度でも「書き直す」ことができると信じよう。
厳しい現実や冷たい波の中にも、
美しさと意味を見つけよう。
自分たちは世界という庭の庭師であり、
花を育てる責任と力を持っている。
信じる心で翼を広げ、
悲しみを燃やし、限りない空へ飛び出そう。
という、
とても前向きでスピリチュアルな歌です。
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【アヌーシルヴァンさん】
イランの国民的ピアニスト・作曲家
アヌーシルヴァン・ローハニさん (86歳)
テヘランにある
テヘラン・ペルシャ国立音楽院を卒業。
音楽院での最高峰の教育を終えた彼は、
ピアノだけに留まらず、アコーディオンや
電子オルガンといった西洋の新楽器の演奏も
マスターしました。
1963年には、
イランの歴史上初めて「電子オルガン」を
国内に輸入した人物としても知られており、
伝統を学びつつも常に新しい音を追い求める
貪欲な学生・青年時代を過ごしました。
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【伝説の映画音楽】
『Soltan-e Ghalbha』1968年 映画公開
(ソルターネ・ガルブハー / 心の王)
アヌーシルヴァンさんの
映画音楽の最高傑作であり、
イラン映画史における最大のロマンティック
名作の主題歌が『Soltan-e Ghalbha』
(ソルターネ・ガルブハー / 心の王) です。
「どれほど過酷な運命に引き裂かれようとも、
私の心の王 (最愛の人) はあなただけ」
という、一途で永遠の愛を歌った
切なくも美しいラブソングです。
1968年の同名映画の主題歌として大ヒットし、
イラン人なら誰もがサビを口ずさめる
国民的な名曲となっています。
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【映画のストーリーと音楽とのシンクロ】
この曲がこれほど人々の涙を誘うのは、
映画のストーリーが映画音楽の巨匠
アヌーシルヴァン・ローハニさんの
美しい旋律と完璧にシンクロしているからです。
映画は...
貧しいけれど才能ある若い男女が
恋に落ちるものの、残酷な運命の悪戯
(事故や記憶喪失、周囲の反対)
によって引き裂かれ、
お互いが生きていることすら知らぬまま
何年も離れ離れになってしまうという、
王道のメロドラマです.....
お互いを想いながらも
会えない切ないシーンや、
奇跡的な再会の瞬間に、
この
「私の心の王 (最愛の人) はあなただけ」
というメロディが
ピアノの美しい音色と共に流れ、
当時のイラン中の観客を大号泣させました。
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イランの人々に
真の平穏な日々が戻ることを
心から願わずにはいられません。
「苦難を乗り越えて新しい未来を切り拓く」
という強い願いは、まさに今の
イランの人々の心の叫びそのものです。
国際的な制裁や政治的な困難によって、
日々の暮らしに大きな影響を受けながらも、
彼らは豊かな文化と誇り、そして
深い優しさを絶やすことなく持ち続けています。
どんなに厳しい国境や政治の壁も越えて、
人々の孤独に寄り添い、希望の光を灯す力は、
美しい音楽や芸術、文化などの多くが、
苦境にある人々の心をそっと包み込み、
支えとなることを祈るばかりです。
世界中のすべての人々、
そしてイランの地で生きる人々や、
遠く離れた地で故郷を想う人々に、
穏やかで心地よい毎日が一日も早く
訪れますように。
(_ _ )
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本日も
ご来訪いただきまして
ありがとうございます^^
私たちが一緒に分かち合ってきた
すべての物語には、常に優しさと、
他者を思いやる深い愛の根っこがありました。
健やかで幸せに満ちたものであることを、
心からお祈り申し上げます。
ご自愛くださいますよう
お祈り申し上げます。
感謝の毎日です 今日も幸せです
奇跡の連続です 大好きです
(=^_^@=)



