22歳で起業、まもなく10年。【起業動機〜起業】 | パワフルキッズ ひで先生ブログ 『Sports Make Smile』

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株式会社パワフルキッズ代表取締役の、ひで先生です。幼稚園や公共施設、小学校や個人指導、体育教室やスイミング。接した子どもは、かれこれ10万人以上・・・。
指導者研修や保育連盟での講演、岩手県でのスポーツ支援活動なども行っています!

あと約3ヶ月、来年2月11日‼️

パワフルキッズは、おかげさまで創業10周年を迎えます^ ^

それまで、起業するに至った心境や起業について、ちょびちょび書いていきます^ ^

『ひで先生』のイメージが強いですが、実は経営者もおまけでやっているんです(笑)

スポーツ指導に携わりたいと考えている人、起業したいと考えている人達の参考にもなれば。

小文字は補足なので、スルーしても大丈夫ですよ👌






【起業動機】

運動を教える仕事をしたいと思ったのは、学生時代にインストラクターのアルバイトをしていたから。

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☝︎高校を中退、広島に1人で越してきた17歳の頃。

若い(笑)

船やマリンスポーツ系の専門学校を卒業し、いざ社会人になった20歳。

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楽しさを見出せず、会社の為にとか、生活の為に働くという感覚が苦手でした。

教えて、子ども達ができるようになって喜んで、たくさん話して楽しんで、お金はおまけみたいなものだったインストラクター時代を懐かしむ日々。

船で働いている間は、自分にとってやりがいがあることを仕事にしたいと毎日感じていました。

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その道への転職に向け、選択肢は3つ。

①雇われてインストラクター

②フリーのインストラクター

③自分で経営

手っ取り早い①は、収入面や体力面が原因で、30〜40代にまた転職する可能性が高いから断念。

会社の為や、生活の為の労働に戻るのはもう嫌。

②は、ツテやネームバリューがないと仕事が無い、自分が倒れたら収入0という面から断念。

どうせ転職するなら、生涯の仕事にしたい!!

消去法で、③の経営という答えに至りました

結果的に②のフリーインストラクターのような仕事もできているので、良い選択だったと思います。

②フリーインストラクターになるには、①の雇われて人気インストラクターになるか人脈作るか、③で自分や会社をブランド化するかです。






【起業】

閃くと行動が早く、社会人生活2年で退職、自己資金のみ200万円、22歳の誕生日に1人で起業。

個人事業で始め、当時は6畳1間のアパートが自宅兼事務所。

固定電話を通したり、文具を揃えたり、ホームページを作ったり、ワクワクした毎日。

思いとは裏腹に、1ヶ月経っても2ヶ月経っても、仕事はほぼ無し。

あるのは、知人からの御祝儀依頼のみ。

今思えば、それがあったから教える楽しさを忘れずに目標に向け動けた。

朝は酒屋でバイトして、昼はパソコンで作った手作り感満載のチラシを持って公園にいる親子に配り、午後は保育園や幼稚園に飛び込み、夜はホームページの制作。

当時は団体指導をやる考えが無く、『チラシを置かせてください』という飛び込みです。

土日は結婚式場でのバイト、夜はホームページ制作やチラシ作り。

貯金やバイト代は、チラシ作りやガソリン代、ネットで見つけた運動道具に注ぎ込み、食事はもやしと米だけの生活^_^;

電気が止まる事もしばしば。

ちなみに、国保年金税金も数年は払えなかった。
数年で200万円以上、今は分割払いで年金税金完済、国保は未だに月3万円引き落とされてます。社保+3万円^_^;
本年度で分割払い終了です。

ろくに食べれなくても、お金が無くても、やりたい事をやってる時間が好きでした

そう考えると22歳での起業というのは、独身で家族に迷惑をかけない、自己犠牲のみでできるチャンスかもしれないです。

人生あちこち脱線した息子が、やっと就職。
そやつが2年で起業すると言いだす。
親には心的迷惑をかけてしまいましたが^_^;

家族がいたら、よっぽどの貯蓄があるか、即収入の可能性が無いと迷惑かける。

振り返ると自己資金のみが、大正解だったと思います。

その後もお金を借りることはせずにきました。
(軌道にのるまではこれがおススメ。自己資金0スタートは、そもそも経営能力が無いです。起業を夢見て起業するまで、少なからず貯めれたはず。ずさんな性格は資金ショートする可能性だけでなく、他人に迷惑かけます。)
ちなみに今は、銀行から『お付き合い借り』をしています。
↑これできっちり返済をしていると、万が一の緊急時、資金が早急に必要な場合、借りるまでの手続き審査が早いです。
預金だけで銀行を使うのとは違い、銀行と顔見知りになれるメリットはあると思う。
かと言って、自転車操業しているような企業はアリ地獄に落ちるから、やるべきでは無いです。
あくまでも、運転資金に余力のある会社の話し。
他人から借りた金を、他人の物と認識できる会社の話し。

20代前半というのは、万が一こけても身体張れば仕事がある、そんな歳。







そうそう、若いからこそ怖いもの知らずでもありました。

商工会議所の無料相談で会った中小企業診断士には計画をボロクソに言われましたが、その計画が正しいと思ったから無視して始めた。

内心、この人何言ってんの?くらいに思っていました(笑)





10年を迎えられる企業(会社生存率)は、僅か6.3%らしい。

今思えば、他人の考えに流されず、自分の意思があったから今がある。

(他人の意見で大切なこともたくさんありますよ!)

ただ、他人の考えより自分の考えが正しいと思ったら行動すべき。

答えを出すのは世の中。

行動するからには、甘ったれず、少しの壁くらいで諦めずにやる。

遊ぶ金が無くなり、飯がもやしだけになろうが、深夜早朝バイトして睡眠時間が無くなってでもやる。

その覚悟がないなら、やるべきでは無いです。

時間を売って、給料をもらうべき。

よほど高い知識技術を持っている場合は、経営までいかなくても、フリーランスが良いと思います。
こけた時に背負い続けないといけない物が、ほぼありません。
ただフリーランスは人気実力商売ですから、本業+フリーランスの仕事の方が安心です。
自分が倒れても続く職種なら良いですが、フリーランスはそこが1番のリスクです。

ちなみに私ひで先生は、その中小企業診断士を見返したいという思いも多少ありました(笑)

22歳だから、そう思えたのかな?

やりたい事があり、やりたい事をやる為に頑張れた22歳。

懐かしい!!

続きはまたいつか...




p.s.
会社経営者は3パターンだと思います。

①お金を増やす事に特化した人(the社長)
②好きな事を仕事とする人(個人事業色が強い)
③①も②も合わせている高い能力がある人

ヒルズ族社長は①でしょうし、私は典型的な②、③は②からスタートして経営能力を併せ持つ人。
①はギャンブルで大金、②はブランド力でコツコツ、③は大成功企業。
③が理想でしょうが、経営とは違う能力に特化した人が経営力も併せ持っているのは至極稀。
①でやるには②の力を持った人に商品価値をつけてもらい、②でやるためには税理士や社労士、行政書士や弁護士、士業の人から経営力をサポートをしてもらい、出来るだけ③に近づく。
私の場合は、6年間士業を付けずに自力でやって、経営とはなんぞやを勉強しました。(その時間も必要でした。)
①が投資などを主として成功している場合は、③に近い存在かもしれません。

10年でそう感じます。
私の場合、①よりも②の人と話しが合う、③の人はリスペクト。
①は金金、②は夢夢、士業は現実現実、③は金と夢と現実を語る(笑)
ビジネスとしてスタートする場合、経営から見たら実は②が1番のギャンブルかもしれませんね^_^;
やっている事の価値があるか無いか、スタートしてから世間に評価されるのですから、価値が無ければ行き詰まりです。