指示に徹する指導が大嫌いな、ひで先生です

最近ある事に気付き、パワフルキッズの先生達にも落とした話。
パワフルキッズ体育教室は、幼児でも「仰向け」や「うつ伏せ」を理解している事は有名(⁉︎)です。
そしてなぜか、ひで先生が最初に言葉を教えた子ほど、すぐに覚えるという不思議。
分析してみました。
キャンプや合宿もそうですが、子ども達が自ら考え行動する事を好む、私ひで先生。
先に言ってしまいますが、指示を待つ受動ではなく、自ら動く能動が大切です。
それが出来ている子は、尊敬しています。
子どもに考えさせているつもりでも、実は大人がほとんどアドバイスを出している光景をよく見かけます。
幼少期に自ら考える事を習慣にしなければ、社会人になっても出世なんてありえないでしょう。
現に社会人でも、受動人間が多いですよね。
どどど人間です。
「なくなったんですけど」
「行きたいんですけど」
だから何?
そんなタイプには、仕事を任せたくない(^^;;
幼少期が大切です。
さてさて、そんな経験の積み重ねで、子ども達が能動的に動く指導を無意識にしているのでしょう。
今回は、そんな無意識の行動を、意識的に見つけました(笑)
初めて教室の体験にきた幼児。
パワフルキッズの生徒は当たり前に知っている、
「仰向けー!!」
の指示に、体験のほとんどの子が反応できません。
ここで大抵の先生は、
「お腹を上にして寝てー!」
「お空を見て寝てー!」
答えを教えます。
では、ひで先生バージョンはどんな言い方でしょう。
「周りの友達見てごらーん!」
子どもが気づいて、アクションを起こす。
「正解ー!」
ただそれだけの違いです。
ではこの一連の流れを、子ども側に立って考えてみましょう。
答えを教える言い方は、その場限りのただの指示を受けたことになります。
上を向いて寝るという指示を受けただけで、仰向けなんて言葉はすでに記憶にないでしょう。
ひで先生バージョンは、子ども自身が考えることになります。
『正解を自ら導き出した喜び』というオマケ付きで、仰向けを記憶に留めやすくなります

この言い回し、子育てや大人社会でも応用できます。
例えば、カレーを親子仲良く作るとしましょう。
「じゃあ、人参の皮をむいて!」
ではなく、
「どれからやろうか」
「人参!」
「人参はどうすれば良い?」
「皮をむく!」
「正解ー!」
です(*^^*)
指示を出した時点で、子どもは受動です。
ちなみに、パワフルキッズの合宿だと、作り方や切り方なんて教えません。
(シャケのちゃんちゃん焼き等、知らなさそうな料理の手順は教えます。)
作り方は知っている子が教えれば良いし、切り方は家庭毎に違うので、1つのやり方を教える必要がない。
ちなみのちなみに、ここでよくひで先生の逆鱗に触れる子がいます(^^;;
「何その切り方~変なの~」
ゴロゴロ野菜カレーもあるし、ピューレ状にするカレーだってある。
自分の家のカレーを思い出しながら頑張ってる子を、自分の家と違うからと馬鹿にする。
ありえん。
井の中の蛙大海を知らず
とまあ、最後は多少怖い文章になりましたが(笑)
子ども達は、自ら考えさえすれば、経験や知識を自分のものにしていきます。
親子のカレー作りの例で言えば、ただの思い出ではなく糧になります。
分からないことを教えるのではなく、考えさせる、または一緒に考えるようにしてみましょう(^ ^)
子ども達が大人になった時、必ず役に立ちます。
それでは、深夜に長々と申し訳ございませんでした

明日も1日、楽しみましょー!!
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