田老学童の家で、子ども達とスポーツレクをやりました。
おじいちゃんおばあちゃんを、津波で亡くしたRちゃん。
たくさんの笑顔を見せてくれました。
きっと心は、俺たちが想像できないくらい傷ついている。
でも、Rちゃんが見せてくれた『笑顔』は、大人たちを笑顔にする力を持っている。
Rちゃんの満面の笑顔の写真がありますが、承諾が取れたら載せますね!!
ほんと、『笑顔』の力を感じる写真です。
こんなみんなが通っている、田老学童の家(学童保育)。
上の室内の写真を見ると、『日常』ですよね。
でも外を見たら、決して日常ではありません。
校庭は自走不可能になった車の、一時保管所。
隣の体育館は、遺体安置所です。
写真の一番右の建物が、学童の家がある建物です。
この子達は、いつもここを通ります。この光景を見ます。
入口には、自衛隊や消防が町で見つけた、アルバムやランドセル。
津波を見ていない大人の俺たちが見ても、かなり辛くなる光景です。
今日のレッスンに行くとき、何の変哲もない用水路(広島です)を見ました。
それを見たら、田老の用水路の光景を思い出しました。
平常でいるはずの俺も、ふとしたきっかけで景色を思い出します。
子ども達なら、なおそれが大きいはず。
大切な家族を亡くし、津波を目の当たりにした子ども達が、まだこの町の光景を見ている。
子ども達が心の傷を拭う、時間や場所が必要です。
この現実を知ってあげてください。
何気ない1日1日を、大切にしてください。
町は動いています。
たくさんの場所で復旧工事がされていて、仮設住宅の建設が雪の中も行われていました。
早く子ども達が遊びまわれる場所ができますように・・・
早く日常が戻りますように・・・