二極化している子ども達 | パワフルキッズ ひで先生ブログ 『Sports Make Smile』

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株式会社パワフルキッズ代表取締役の、ひで先生です。幼稚園や公共施設、小学校や個人指導、体育教室やスイミング。接した子どもは、かれこれ10万人以上・・・。
指導者研修や保育連盟での講演、岩手県でのスポーツ支援活動なども行っています!

子どもの 『基礎体力・基礎運動能力の低下』

近年、よく耳にしますよね?



これに関連した、新聞や雑誌の取材の時・・・

「指導現場では、どんな変化がおこっていますか?」


Sports Make Smile


こんな質問をよくされます。


全体的に見ると、幼児期には 【運動が苦手】 【運動が得意】 の差はあれど、小さな差。

学童期の子ども達を見れば、よくわかる。

幼児体育やスポーツ関係の仕事の人は、よく知っている。


【運動能力の二極化】


この差が、想像以上に大きい。


・ 運動が苦手 → 運動(スポーツ)を避ける → 運動能力は伸びない

・ 運動が得意 → 運動(スポーツ)に取り組む → 運動能力が伸びる



運動が苦手な子 (他の子が出来るようになったことが出来ない) は、

苦手な運動 (遊び) の輪を避けがちです。


縄跳びやろう!→避ける

サッカーやろう!→避ける


その運動(遊び)が好きな子、得意な子が、反復して練習(運動)している。

その運動(遊び)が嫌いな子、苦手な子は、まったく変われない。

これが【運動能力の二極化】の大きな原因。


運動が苦手・・・。

それで済ませていれば、なにも変化は起こりません。

他の子の前でやるのが恥ずかしい、どうせ出来ないと消極的。

そんな心を変えたい時におすすめ↓




【逆上がり】


子供の体育で、初めて個々が挑戦する課題。

別にできなくても、人生に問題はありません。


しかし、たかが逆上がりかもしれないけれど、出来るようになった時の心の変化。

何人もの子ども達の、達成の現場に立ち会いましたが・・・

その後の変化(とくに挑戦心や積極性)は、想像以上です。


運動が苦手。運動の輪に入らない。

そんな時は、なにか1つでも達成する。自信を持つ。

おすすめは、逆上がりです^^

挑戦し、練習すれば、誰もが出来る課題です。





【運動ができなくても、人生やっていける】


この考え方は、間違いです。


・ 転んだ時に大きな怪我をする。

・ 疲れやすい。etc・・・


これらは、体力&運動能力が関係します。


子ども達が、60歳、70歳、80歳・・・。そんな歳になった時。

そんな先まで考えれば、絶対に体を動かせていて欲しいですよね。

大きな怪我なく、無事に大きく育って欲しいですよね。


脳を育てるのは、卓上の勉強だけではありません。

指先の細かい動き、体全体を使った大きな動き、障害物を避ける遊び・・・

体の「動」が、大きな刺激になります。


「別に運動ができなくても、人生やっていける。」


これは、怪我防止や、数十年先の人生まで見越せていない考えです。

この考えがある時点で、変化はおこりません。

子どもが考えるならまだしも、周りの大人が絶対に考えてはいけないこと。


幸せな人生にしてあげたいから、必要な運動能力+体力は育ててあげたいですよね^^


今でも、誰にでも、いつでも出来ること ・・・ とにかく体を使って遊ぶ!!

その為には、まずは体を動かすこと&運動の大切さを、大人が知る!!






ゆとり教育の際に減った、体育の授業数を増やす動きになっています。

体力&運動能力が低下し、肥満児童が増える、子どもの生活習慣病が増える・・・

様々な数値が出て、やっと体育(体を育てる)の重要性に気づいた大人達。


「知識」の前に「健康」。生きていくうえで、最も大切な事だと思います。

運動や遊び。小さな子ども達でも実践できる、最高の教育だと思います。


今日の記述は、現場指導の経験から生まれた、私の見解・考えです。

すべてが100%の人にあてはまる、100%の正当とは思っていません。

こんな考え方もあるんだ・・・参考程度にしてください(^_^;)




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