1、女性性の復活 | Violet monkey 紫門のブログ

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十字架の国  1998 不思議の国、ZIPANG

40年前に当時の彼女と飛騨高山に旅行へ行った時

洒落たアンティークショップがあったので入った

どうやら素封家のオーナーの肥えたマダムが経営していたらしく

しばらくすると声をかけてきた

 

「仏像に興味があるの?」

「ええ、まあ歴史が好きなんで・・・」

「これなんかどう?」

 

マダムが手に取ったのは小さな仏像

なんかちょっとおかしい・・・

ブッダが直立して

女性がブッダに抱きついてる

ブッダの顔は若くて痩せていてほりが深くて相当なイケメン

あまりに意外で目をまんまるにして見てると

 

「下からのぞいてご覧なさいな」と言う

 

小さな仏像を持ち上げて下から覗き込んだ

抱きついていた女性はブッダの腰に足を絡め

ブッダの逸物がボッキしたまま女陰を貫いていた

あまりに精巧でリアルな再現に目がまんまるになる🤣

 

 

(これで立ち上がった姿勢です)

 

(木彫りだったからこんな感じのブッダ)

 

 

 

 

マダムは満足げに唇を舐めてメガネに手を当てた

「彼女さんも見てご覧なさいな」

 

覗き込んだ彼女も目がまんまる

カアッと真っ赤になった

 

どうやらマダムは若いアベックが来るとこのイタズラを楽しんでいるらしい

値段を聞くと10万を超えていたので購入は諦めた

今思えば買っておけばよかった・・・

 

 

 

後々にこの仏像が「歓喜仏」だと知った

 

11世紀に編纂された「時輪タントラ」と呼ばれる仏典での

ご本尊様なのであった

 

「時輪タントラ」では末法時代の予言が書かれていて

秘密の仏教国土・理想郷シャンバラが語られている

 

シャンバラの第32代の王となる転輪聖王が

最終戦争で悪の王とその支持者を破壊する予言、

そして未来におけるインド仏教の復興、

地上における秩序の回復、

世界の調和と平和の到来、等が説かれた。

 

 

 

そしてもし、マユラとトキが合体したとすれば、完全な人間、ユング心理学でいうシュズュギュイ、つまり《男女両性》を具有する完全なる自己そのものとなったわけで、インドでいうアートマンそのものの化身になったかもしれません。

 

『ワン·ゼロ』の最後は、彼が将来、世界震駭者になるかもしれないという言葉で終わっています。

 

世界震駭者というのは、つまり、「良きにつけ、悪しきにつけ、世界中を巻き込むような、とんでもない力を持つ人間のことさ。仏教でいう『転輪聖王』だね。アレキサンダー大王とか、ジンギス汗、近いところではヒトラーか」

 

 

 

 

 

そもそもタントラとは、

ヒンドゥー教のシヴァ神の妃になぞらえられる

女性的力動の概念シャクティ(性力)の教義を説く

シャークタ派の聖典群らしい

 

 

それが「時輪タントラ」で仏教と結びつくと言うのは不思議ですね

 

そもそもブッダはバラモンが制定したカースト制度を破壊する者でした

ヒンドゥー神話を書いた者が誰だかわかりますね

 

その意味でもレビ族が独占した

ユダヤ祭祀を破壊しようとしたイエスが重なるのですが・・・

 

ヒンドゥー教の祭司族であるバラモンはブッダの死後、

ブッダをヒンドゥー教の神の化身として扱い

カースト制崩壊を食い止めました

 

神話の書き換え、敵を取り込んでしまうのですね

だから宗教は嫌いです

 

それが11世紀に再びカースト制度を破壊する仏典が登場し、

シャンバラなる仏教の理想郷が語られ

歓喜仏が象徴となった

 

Qドロップで

「女性性の復活」とありましたね

 

年明け頃から

女神様が紫門の膝に乗って抱きつかれると言う

不思議な白昼夢を見ていたのですが

 

最近は何度も夢の中にまで女神様がやってきます🤣

 

シヴァ神のお妃様だったのですね

光栄です😙

 

シャンバラのことを書こうとしていきなり

エロエロ路線に脱線してしまいますが

 

今日、お告げがあって

この本をKindleで買って読んでいます

 

内容は全く「歓喜仏」そのもの

「女性性の復活」です

 

・・・旅を続けましょう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性の営みはパートナーを最大限に

 

喜ばせることですね😙