救世主は奇人、変人・・・に見えるはず | Violet monkey 紫門のブログ

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十字架の国  1998 不思議の国、ZIPANG

ふと思う

現代にイエスが現れたら

SNS で袋叩きに合うのではないかと・・・

 

 

渋谷のハチ公前で

「愛し合いなさい」と叫んでも

皆に無視されてホームレスになって・・・

 

 

 

 

 

誰も追放せず、

誰も処刑せず、

誰からも奪うことのなかった

歴史上で唯一の皇帝

 

 

 

 

とーちゃん(さん付け不要)

@knightma310

19世紀のサンフランシスコには

 

「アメリカ合衆国皇帝」を名乗ったジョシュア・ノートンという名物男がいた。

 

毎日「勅令」を地元新聞社にせっせと書き送り、「本日の勅令」は同紙の名物コーナーである。

 

どんだけぶっ飛んだ内容かと思うと

 

南北戦争を憂いて宥和を説いたり、国際連盟のような組織を提唱したり、のちのゴールデンゲートブリッジに相当する橋を建設せよ、と中々マトモ。

 

いつも食事に立ち寄るレストランには「ノートン一世皇帝陛下御用達」とうやうやしくプレートを掲げ、結構繁盛していた。

 

愛すべき国民たちが幸せに暮らしているかと

 

愛犬と共に、市中を視察する事も欠かさず、行きつけの花屋から売れ残りを「献上」されて上機嫌で服に差した。

 

ある日、彼を狂人扱いして逮捕した警官には「皇帝陛下を捕まえるな」と抗議の声?が殺到し、お構いなしで釈放されるなんて事もあった。

 

1880年に「崩御」の際には3万人もの人々が棺が墓地に運ばれた時に垣をなし、

 

棺に続く葬列は2マイルに及んだと記録されている。

 

没後100年の1980年にも記念式典が行われ、未だに当地で愛される

 

嘘のようなホントの話。

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5:43 PM · Mar 21, 2024

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ノートン1世の話は面白くて好き。 いつも連れてた愛犬の葬儀に5000人も集まったとか、かと思えば実は愛犬と思ってたのは周りだけで、本当はおこぼれ目当てについてくるただの野良犬(?)だったとか。

 

 

「国債」を発行(ホンの小遣い銭レベル)したら 「ちゃんと返せるかな」とみんな興味津々で買ったら 償還期限の前に亡くなった、とか。

 

 

へえ~、よっぽど地元民から愛されていたんですねぇ…。この話も初めて知りました。

 

 

そんな彼の墓には「アメリカ合衆国皇帝」とうやうやしく記されています。

 

 

ただ、この人のコンセプトで出来たのが かの、ゴールデンゲートブリッジなんですよ。

 

 

たまたまなのか、先見の明があったのか。

昔、テレビで知りました 皇帝名乗る前は かなり、波乱万丈だったと

 

 

まともな紳士じゃないかw

 

 

愛すべき変人だし、

変人を愛するサンフランシスコの人々の気持ちがいいですよね。

 

 

一番気になったのが 当時 「狂人」 だと警官に思われたら逮捕されたの???

 

 

若い警官が「無礼な」物言いをしたから抗議したら 公務執行妨害で引っ張られたと記憶してます。

 

 

勅令で 「サンフランシスコにつり橋をかけよ」 「地下にトンネルを掘って交通を容易とせよ」 後年実現するんですよね。 確かお金足りなくなると国債作って銀行に売りにいっていたなんて話ありますね。奇しくも償還年が没年だったなんて話だったような。

 

 

彼が発行した5ドル紙幣は 現在1000ドルのプレミアが付いてるとか。

 

 

今でいうインフルエンサーの才能があったのかもしれないですね。 ぶっちゃけて行っちゃえば彼の身分は乞食なんですけど、イスラム圏では物乞いを喜捨と捉えてなんの引け目も感じずに暮らす人たちもいるようで、認識一つで乞食も皇帝になるんですなw

 

 

クリスマスに街路樹を電飾で飾れという勅令を出したり、黒人奴隷を解放する勅令を出したり。 日本では、芦原将軍という有名人がいます。

 

 

民主国家でありながら皇帝を自称した者を暴君でない限り敬愛し受容れる。これこそ自由の国アメリカという印象を強くした人、ノートン一世。

 

 

しかも とある 歴史ゲームでは 彼を本当に皇帝にすることができるという イベントも有るくらい。

 

 

周りの人達が暖かくて洒落を分かってますね。 アメリカ最初で最後の皇帝陛下(今のところ) ( ̄∇ ̄)カワイーネー

 

 

橋を架けろ、の勅命から何十年かして実際にゴールデン・ゲート・ブリッジが架けられたという

 

 

米国民でこの時代まで遡る事が出来る御先祖がいたら身内の誰かに戦没者がいたと言われる位の惨禍だった南北戦争当時でしたから、更に西部開拓も先が見え始め国内も相当荒んでいた中こうした私心なく振る舞う皇帝という存在に憧憬を抱いたのでしょうかね。

 

 

ロイヤルファミリーを必要と考える人は、アメリカにも一定数いるそうですね。 統治とは関係なく、敬愛すべき一国の象徴、伝統を受け継ぐ御柱の存在することのありがたさは、分断や大災害の悲劇からも国民を救うと信じます。

 

 

 

建国してから、まだ歴史の浅かった当時のアメリカは、 自分達の国のアイデンティティを必死に欲しがってたって話が色々あるぐらいですからね。 大統領令を出す時のボールペンも、 記念品として方々で飾る為だったかで、 何十本も替えながら署名するらしいですし^^;

 

 

『サンフランシスコ・クロニクル』は「Le Roi Est Mort(王崩御ス)」と一面に追悼文を載せた。『ニューヨーク・タイムス』は「彼は誰も殺さず、誰からも奪わず、誰も追放しなかった。彼と同じ称号を持つ人物で、この点で彼に立ち勝る者は1人もいない」と評する追悼記事を掲載した。

 

 

善良さのみにより帝位を得た唯一の皇帝とも言われてますね。

 

 

狂人でもあり類稀な徳を持つ偉人でもあった 暴動に対し涙を以て収めた逸話は人間まだまだ捨てたもんじゃないと思える人類史の宝じゃないかな

 

 

アメリカの皇帝、メキシコの擁護者と自ら名乗っていたようですね。 私は黒沼健さんの本でこの話を知りました。

 

 

確かノートン一世陛下はインタビューが何かで、愛犬と言う認識は無くて、いつも自分の周囲をうろついている野良犬だというふうに仰ったと以前ネットの記事か何かで読んだなぁ。 ノートン一世陛下は楽しいエピソードが多いですよね。

 

 

確か、「クリスマスにはこの通りの家はイルミネーションをしなさい」と、言ったのが、クリスマスイルミネーションの始まりとか……

 

 

なぜこの人はジョシュア一世ではなくてノートン一世なんでしょうね?

 

 

狂人かも知れないけど、素行そのものはすごく良い人だったんだろうな…

 

 

クリスマスを着飾ってお祝いすることを勅令で決めた合衆国唯一の皇帝

 

 

お世継ぎが居なかったのが悔やまれますな。 日本国にもこういう人がいれば少しは楽しくなるのに。

 

 

愛すべき市民だったのですね

 みんなから好かれ、地元の名物になっていたのでしょう。

 

 

とにかく何故か“愛される人”だったんだね。

 

 

自称は無敵。ただし周囲がそれを尊重するに足る人となりが前提ですね。

 

 

サンフランシスコの都市計画には何故か結構な先見性があった。当時の技術では無理であったが 後世実現する

 

 

賢き狂人皇帝ですね ボロの衣を纏いて心は清廉

 

 

2世を名乗った者は袋叩きにされた模様…でしたっけ。

 

 

今は万引き天国になった サンフランシスコ

 

 

後継ぎを作らなかったのは偉いよね。 東洋じゃ、あっちの国もこっちの国も 世襲世襲で無茶苦茶になってる。

 

 

議会にかけられ満場一致即決されたクリスマスに関する勅令のエピソードは何故か覚えてます

 

 

全てを知って受け入れる懐の深い素晴らしい話しですね。

 

 

 

ゴールデンゲートブリッジ架橋の勅令を出したのでも有名ですよね。 だからと言って別に皇帝陛下が何かしたわけでは全くないのですが、今ではSFでゴールデンゲートブリッジの発案者みたいに扱われていてちょっと笑えます。 誰もが冗談とわかっていても、皆に愛された人だったのでしょうね

 

 

 

ノートン1世陛下、南北戦争調停に尽力されて、実際に両陣営からきちんとした書簡を送られてるんですよね。 民衆の人気を背景に、無視できない程の発言力があったという証拠かと

 

 

 

wikiでたまたま見かけて知ってた 

深掘りはしていない 

あやかりたい

 

 

外から失礼

 こういった狂人のほうが国を良くしそうな気がしてきました( ̄▽ ̄;)