紫門はイエスはフリーメーソンだと書きました
イエスの師匠はモーセであり
モーセは古代エジプトで一神教を立ち上げたファラオ、イクナートンだと書きました
イクナートンの教えこそがフリーメーソンなのですが
イクナートンは石碑からその名を削り取られ
歴史から抹殺されてしまいました
イクナートンが信仰した一神教の神の名は・・・
アトン
at one
一つに
〝贖罪(atonement)〟
〝一体化(atonement)〟
ロスト・シンボル
キャサリンが言いました
「そして断言するわ……わたしたち人間が
この単純な真実を心から理解するだけで……
世界は一夜にして変わる」
単純な真実・・・とは?
キャサリンは純粋知性科学者という設定です
純粋知性科学研究所は実在します
純粋知性科学は最先端のテクノロジーを利用しているにもかかわらず、発見するものは、結果をはじき出す冷たいハイテク機械よりもはるかに神秘的だ。
衝撃的な新しいデータがつぎつぎ見いだされるとともに、魔法や神話がすみやかに現実となり、そのどれもが純粋知性科学の基本原理──人間の精神の知られざる力──に裏づけを与えていく。
全体のテーマは単純だ──人間はまだ、みずからの精神的、霊的能力の表層しか解明していない。
カリフォルニアの純粋知性科学研究所や、プリンストン大学工学部特異現象研究所などの施設でおこなわれた実験では、人間の思考をしかるべく集中させると、実在の物質に影響を与えうることが立証された。
それらの実験は〝スプーン曲げ〟の座興のたぐいではなく、厳正な管理のもとで施行された調査であり、そのどれもが同じ驚くべき結果を示した。
われわれの思考は物質世界と影響し合っており、自覚の有無にかかわらず、原子未満の領域にまで変化を及ぼしている。
精神は物質を支配している。
2001年9月11日の恐ろしい事件の直後の数時間で、純粋知性科学の分野は大きな発展をとげた。
恐怖に包まれた世界が結びつき、この惨劇への強い悲しみを共有したとき、世界各地にある三十七のランダム事象発生装置が、突如として明らかに規則性のある──ランダムではない──出力をはじめたことを、四人の科学者が発見した。
同じ経験を通じて一体となった何千万、何億もの精神が融合したことがなんらかの形で装置のランダム事象発生機能に影響を及ぼし、出力内容に規則性を与えて、混沌に秩序をもたらしたらしかった。
その衝撃的な発見は、〝宇宙の意識〟の存在を認める古代の霊的信仰──人間の意識は巨大な融合体を作っていて、物質と影響し合う力を持つという考え方──と通じる印象を与えた。
最近の研究では、集団での瞑想や祈りもランダム事象発生装置に同様の結果をもたらすことが判明しており、それが純粋知性科学のジャーナリストであるリン・マクタガートの言う〝人間の意識は肉体という軛の外にある〟という説を裏づけている。高度に組織されたエネルギー体であり、物質世界を変容しうるということだ。
キャサリンはマクタガートの著書『意思のサイエンス』と、人間の意思が世界に及ぼす力を解明すべく著者がインターネットのサイト(theintentionexperiment.com)を通じておこなっている世界規模の研究に感銘を受けた。
ほかにも、興味を搔き立てられた進歩的な論考がいくつかある。
それらを土台にしてキャサリン・ソロモンの研究は一気に進み、〝集中した思考〟が文字どおりあらゆるものに──植物の生長率、水槽のなかで魚が泳ぐ向き、ペトリ皿で細胞が分裂していく動き、隔離された自動システムの同調、そして自身の体内の化学反応にまで──影響を与えうることを証明した。
結晶構造が新しく形成されるときでさえ、人間の精神が変化を及ぼすことがある。
グラスの水を凍らせるとき、キャサリンが愛情のこもった思いを送ると、美しい対称図形の氷ができた。
信じられないことに、その逆もまた成り立ち、敵対的な悪感情を水へ送ると、氷の結晶は無秩序でまとまりのないものになった。
人間の思考は物質世界を変容できる。
実験が大胆になるにつれ、結果にはますます驚嘆させられた。
研究所での成果は、〝精神は物質を支配している〟という説がニューエイジの自己満足の繰り言でないことを、一点の疑いもなく立証した。
精神には物質の状態そのものを変える力があり、さらに重要なのは、物質世界を特定の方向へ動かす力も持っていることだった。
人間はこの世界の支配者だ。
原子未満の領域でも、自分の意思のみによって粒子が現れたり消えたりすることをキャサリンは示した。
粒子を見たいという望みがそれを出現させたと言ってもよい。
数十年前にハイゼンベルクもその正しさを示唆しているが、いまやそれは純粋知性科学の基本原理となっている。
リン・マクタガートはこう言っている。「活動している意識は、存在の可能性があるものを実際に存在するものへと変えるなんらかの力を持っている。
世界の創造に欠かせないのは、それを観察する意識である」
しかし、キャサリンの研究の最も目覚ましい成果は、物質世界に影響を与えうる精神の力を訓練によって強化できるのを発見したことだった。意思の力は学習しうる。
瞑想と同じく、〝思考〟の真の力を操るには練習が欠かせない。
だがもっと重要なのは……生まれつきそれに秀でた人間もいることだ。
そして歴史を通じ、ごくわずかな者だけが自由に駆使できた。
これは近代科学と古代の神秘主義とを結びつける失われた環だ。
ダン・ブラウン,越前 敏弥. ロスト・シンボル(上中下合本版) (Japanese Edition) (p.90). Kindle 版.
傷んだ革表紙の古い本が並ぶ長い棚に、兄が指を這わせた。
「古代の人々の科学的知識には驚かされるばかりだよ……現代物理学はようやくその全体を理解しはじめたにすぎない」
ダン・ブラウン,越前 敏弥. ロスト・シンボル(上中下合本版) (Japanese Edition) (p.92). Kindle 版.
「ピーター」
キャサリンは言った。
「エジプト人がニュートンよりもずっと前に梃子と滑車の仕組みを理解していたとか、昔の錬金術師が現代の化学と同水準の研究をしていたとかいう話ならもう聞いたけど、だからどうだというの? いまの物理学は、古代の人には想像もつかないような概念を扱ってるのよ」
「たとえば?」
「そうね……たとえば、エンタングルメント理論よ!」
すべての物質が密接に結びついていること、ひとつの網のなかでからみ合いの状態にあること、一種の宇宙的統一体をなしていることを、原子未満の世界の研究はすでに明らかにしている。
「まさか古代の人々がエンタングルメント理論の談義に花を咲かせていたなんて言うつもり?」
「そのとおりだ!」
ピーターは黒く長い前髪を目から払いのけた。
「エンタングルメントの考え方は古代の信仰の中核にあった。名称は歴史そのものと同じぐらい古い……法身(ほっしん)、道(タオ)、梵(ブラフマン)などだ。実のところ、人類の最も古い霊的探求は、みずからがエンタングルメントのなかにあることを知り、万物との結びつきを感じることにあった。人間は宇宙とひとつになること、一体化することをつねに求めてきたのだよ」
眉を吊りあげる。
「今日でも、ユダヤ教徒やキリスト教徒は〝贖罪(atonement)〟を懸命に求める……大半の者は、求めているのが実は〝一体化(atonement)〟であることを忘れてしまっているがね」
ダン・ブラウン,越前 敏弥. ロスト・シンボル(上中下合本版) (Japanese Edition) (p.93). Kindle 版.
wikipedia
贖罪
AtonementFrom Wikipedia, the free encyclopedia
それは償還への道の必要なステップと見なすことができます。[3]
ツタンク・アトン
イクン・アトン(イクナートン)の息子・・・
名前を書き替えられてツタンク・アメンと呼ばれています😆