双子のイエス、高野山の奥の院 | Violet monkey 紫門のブログ

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十字架の国  1998 不思議の国、ZIPANG

高野山と言えば

 

皆さんご存知の空海

 

真言密教の開祖、空海が開いたお寺、金剛峯寺ですね。

 

先月の旅で一番最初に行ったのが高野山の奥の院・・・

 

 

古来より大師入定の地である奥之院として有名ですが

 

いわゆる墓地となっています。

 

とにかく歴史上の有名人のお墓が沢山あります。

 

曽我兄弟

平敦盛

大岡越前

紀州徳川家

薩摩島津家

石田三成

明智光秀

伊達政宗

初代市川團十郎

豊臣家

浅野内匠頭

加賀前田家

織田信長

 

他にも現代の大企業の創業者のお墓も沢山あって

感慨深いものがあります。

 

結局のところ死して後、名を残し、墓石を残し・・・

祀る子孫も絶え、風化して崩れた墓もあるわけで

諸行無常の展覧会場の感があります。

 

ひと区画いくらかかるのだろうと想像するのは

紫門が俗物で在る証拠ですが、

空海とて、835年に奥の院にて入定後、

よもやこれほど有名人の墓に囲まれるとは思わなかったでしょう。

 

その奥の院の入り口から脇道へ逸れた一角に、

紫門の目指す石碑があります。

 

 

奥の院の入り口に「十七町石」と言う

町名と言うか番地と言うか

石碑があります。

「17」と聞けば「Q」

多分・・・偶然でしょう😀

 

脇道を進みますと・・・ありました!

 

「大秦景教流行中國碑」です。

 

 

 

 

景教と言えばアジアを伝播したキリスト教の呼称です。

 

その景教(キリスト教)が中国で流行したよという記念碑のレプリカが

 

どうして高野山にあるのでしょう?