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ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

またまたご無沙汰しています!

南イタリア旅行記があと1記事で終了と言うところで

お待たせをしてしまい申し訳ありません・・・w


最終日の夜は、アマルフィからバスで戻った後、ホテルのプールで

ひと泳ぎしたあと、街へ食事&買い物に出ました。

初日の夜に行った、ホテルから一番近いLA FENICEというレストランへ

再訪しました。雰囲気もなかなか良くて、店員さんも洗練されていて

お値段は手ごろ。(パスタで10~13ユーロくらい)

LA FENICE
Via degli Aranci, 11
80067 SORRENTO
www.ristorante-la-fenice.com

 
カプリ島に行ったとき食べそびれた本場のカプレーゼ(カプリ風の意)。

バジル・塩・オリーブオイルと、コショウではなくオレガノがかかっていました。

オレガノの香りもさわやかでおいしい。

(さっそく家でもマネしてます!)

 
そして、魚介たっぷりのリゾット!手長エビも乗ってます♪

これも13ユーロくらいだったかな。なかなかリーズナブル。

よく、イタリアのガイドブックを見ると、イタリア式にアンティパスト(前菜)~

プリモ(第1皿パスタなど)~セコンド(第2皿肉料理など)~ドルチェと言う順に

オーダーしましょう、と書いてありますが、

カジュアルなレストランでは気にしなくて大丈夫。

夏の時期、南イタリアはイギリスやドイツからの観光客が特に多いようですが

ドイツ人は「一つのお皿を他人とシェアせず完食する」スタイルですので、

周りの観光客はパスタ一皿とワインだけ、というような注文を

している人も少なくありませんでした。

別にそれでも嫌な顔はされません。(高級レストランは違うと思いますが・・・)

ご老人のカップルは、ひたすら前菜をつまみにしてワインを飲み、帰って行きました。

みんな、自由なスタイルで食事を楽しんでいましたよ。

私たちもそんなにたくさん食べられないので、前菜にサラダや生ハムを

頼んでシェアしながらワインを飲み、パスタやリゾットを頼んで終わり、

という感じでした。

それでも私たちには充分な量で、帰ってきたら3kgほど増量してました(((( ;°Д°))))

(もう今は戻りましたけど・・・w)

 
ソレントがなにより宿泊地としておすすめなのはコレ、「夜の歩行者天国」!

ローマやナポリなどの南の都市は治安が悪く、

「夜外を出歩くのは注意が必要」と言われますが、ソレントは全然OK!

メイン通りはこうして夜7時ごろから歩行者天国になって

大道芸人なんかもいたり、とても賑わっています。

お店も夜11時ごろまで開いているので、食事をした後、

ぶらぶらお土産を買ったり出来るんです。

 
こんな風に女の子だけで夜の街を歩けるなんて、

ナポリやローマでは考えられない!

もちろん、人気の無い路地などは注意が必要ですが、

警察も巡回していて、奇跡的に治安がいいんです。

 
日本でも流行ったビジュー付きのキラキラのサンダルは

南イタリアではたくさん作られているようで、

専門の靴屋さん・工房があちこちにありました。

(カプリ島やアマルフィにもたくさんありました)

値段はピンキリですが、職人さんの手作りのものは100ユーロ以上で、

ちょっと高級なお土産という感じ。

ドイツでは出番もないし、キラキラ系はあまり趣味ではないので

買いませんでしたが、どれもキレイなデザインでしたよ。



たまたま入ったキオスク兼おみやげ物やさんでは

レジのお兄さんがまた日本好きな人で。

「ウチの兄はポンペイ遺跡で日本人向けにガイドを

していて、日本語しゃべれるんだよ!」と気さくに声をかけてくれました。

サービスでレモンのお菓子を試食させてくれたり。

そして自分の知っている日本語を披露。

コンバンハ~ ドウモアリガト! とかだったかな。

ドイツ人もそうなんですが、みんな自分の知っている日本語を

披露するのが大好き。そのたびすごく嬉しくなります。


ソレントの街は洗練されたリゾート。

交通の便はあまり良くないし、坂道が多くて歩くのは疲れますが、

安心して過ごせるという意味では旅の拠点にピッタリでした。

 
ホテルの部屋からの夜景。ヴェスーヴィオ火山の麓の町が

対岸にキラキラ光って見えて、ものすごくきれいでした。


翌日は朝早くにソレントを経ち、ナポリ~ローマ中央~ローマ空港へ。

 
空港では、スーツケースをラップでぐるぐる巻きにしてくれる

サービスがありました。結構みんな巻いてた。

最近はこういうのあるのね。それともローマだけ?

中身がバラバラになったり、抜き取られるor変なもの入れられる心配が

なくっていいのかも。とくに治安の悪いローマではね。

私たちはイタリアの空港が信用できないので(笑)、

機内持ち込みできるサイズの荷物しか持っていきませんでした。

 
イタリア最後の食事は、空港内の学食みたいなところで

ラザニアとアンチョビ&モッツァレラのサラダ。

サラダはアンチョビの塩気とオリーブオイルだけで食べるスタイルで、

おいしかった。この食べ方おすすめ。

学食にしてはレベル高いな~。イタメシばんざい。


夕方デュッセルドルフ空港に着き、一旦家に荷物を置いて、

シッターさんのおうちにワンコを迎えに行きました。

ジャムちゃん(茶犬)は超元気な様子。きっとシッターさんのおひざの上に

ずっとちゃっかり乗っかってたんだろうな~(そういうところ社交的。)

ビンちゃん(黒犬)はめちゃくちゃナーバス犬のため、

やっぱり下痢をしてしまって、シッターさんにも噛み付いてしまったみたい・・・

申し訳なかったな~。

でもとってもやさしいシッターさんで、またこれからもお願いしようと思います。

(とりあえず、またね!と言ってもらえたので、良かった。

二度とこんな犬連れてくるな!と言われなくて良かったわ。w)

旅行の翌日から3、4日は犬につきっきりで、毎日お風呂で

お尻を洗ってあげて、甘えたいだけ甘えさせてあげました。

おかげで下痢もすぐ良くなり、元気になりましたよ。

今度はどこか一緒に旅行に行こうね!

 
甘えモード~♪


南イタリア旅行記終了~。 お付き合いありがとうございました!
アマルフィ続きです(ノ´▽`)ノ

ランチは、連日レストラン続きだったので、

安めに済ませよう。ということで、テイクアウトのピザ屋さんへ。

 
アランチーニ(ライスコロッケ)やカルツォーネ(包み焼きピザ)など

ショーケースに並んでいます。どれもおいしそう・・・

注文するとここから出して温め直してくれます。

大きいピザは、注文してから店員さんが生地をのばして

焼いてくれます。

港のベンチに座って、アマルフィの町を眺めながら。

 
アランチーニ(1.5ユーロ)を1つずつと、マルゲリータピザ(3.5ユーロ)を

1枚オーダーしました。2人で6.5ユーロのランチ。

ピザは半分でお腹いっぱい。

もちもちの生地と、しっかり酸味のあるトマトソースがおいしかった!

 
またメインストリートを散策。

南イタリア食器というのかな、カプリ島やソレントにも売ってたけど、

アマルフィには専門店がたくさんありました。

お土産に、重たいので少しだけ買いました。

 
手前のワインコルクとコースターのセットは機械でプリントしたもので

安かった。5ユーロ。

奥の小鉢は手描き。1個10ユーロ。周りのお魚がかわいい。

レモンが特産ということで、レモン柄のものが多かったな。

手描きで手のこんだものになると、数100ユーロするものもありました。

持って帰れないから止めたけど、お魚用の大皿もステキだったな・・・

 
その後、こちらのアイスクリームショップで、レモンシャーベットを食べました。

絞りたてレモン!という感じのギュッと酸っぱさが凝縮された目の覚める味!

おそらく取れたてのレモンと少量のお砂糖だけで作ってるんだと思う。

暑さで疲れていたので、最高においしく感じました。

 
帰りのバスを待つ間、バス停の前のお店が気になって気になって。

メインストリートにも何軒か、サマードレスやパレオを売っている

お店があったんだけど、「ドイツに帰っても着る機会ないし・・・」と

素通りしてたんですが、ここのお店の生地はとくに綺麗で・・・

 
しかもセール中だったようで、やたらと安い。

高いものでもサマードレスで30ユーロほど。

迷うほどの値段じゃないし、記念に1着つれて帰ろう、ということで

店内へ。 

そこはやっぱりイタリア。色とりどりのステキなドレスやパレオがいっぱい。

悩みに悩んで決めた1枚をレジに持っていくと、

「これは南イタリアでも最も伝統的な柄なんですよ」と店員さん。

そして値札には30ユーロと書いてあったのに、20ユーロにしてくれた。

 
スカートに生地をたっぷり使っているから、くるっと回ったときの

ドレープがすごくキレイ。お姫様みたいw

ちなみに、後でネットで調べたら、ここのお店は、

グッチやバレンシアガ、バレンチノなどなどの一流ブランドと

パートナー契約しているらしい。

ANTICA SARTORIA
http://www.anticasartoriasrl.it/home.html
(残念ながら通販とかは無いです・・・)


帰りのバスは始発から座れたのでバス酔いにならず、

海岸線の景観を楽しみながら帰ることが出来ました。

 
バスから見えた、入り江の海水浴場。

左側に見える階段を上がった崖のところから、

みんな飛び込みをしていたよ。10mくらいあるんじゃないかな・・・?

なんか、ジブリ映画に出てきそうな入り江でした。

夕方ホテルに着き、疲れたのでまたホテルのプールでぷかぷか。

20年ぶりくらいに飛び込みをしたりして、大人げなくはしゃいでみました。笑



次回は南イタリア最終回、ソレントの夜~帰宅まで。

つづく
よーし、勢いでもう1つ更新しちゃいます!(笑)

南イタリア旅行、もう少しお付き合いください。


4日目に訪れたのは、世界遺産のアマルフィ海岸。

ソレントからはプルマン(中距離バス。作りは観光バスのようになっている)に乗り、

1時間40分。(結構遠い!)

船で行くことも出来ますが、私たちは先日買った3日パスでこのプルマンにも

乗れるので、バス酔いも覚悟して乗車。(きつかったら最悪、途中のポジターノで

下車するつもりで・・・)

駅から始発バスを待って座っていけばよかったのですが、ホテル前の停留所から

乗ったためすでにバスは満席。立って行く事になりました・・・

アマルフィまでは、海岸の山道をぐるぐる登ったり降りたりするので、

座れないとキツイ。見事にバス酔いです・・・

1時間後、途中の「エメラルドの洞窟」近くの停留所でたくさんのひとが降り、

ようやく座れました。

座ってからは酔いから復活。でもけっこうしんどかった・・・

というか、あとちょっとで・・・というギリギリのところで堪えました(笑)。

カプリ島同様、道はすごく狭く、すれ違うのは至難の業。

よほどヨーロッパでの運転に慣れた人でなければ、

レンタカーで南イタリアを周るというのはオススメしません。

イタリア人同士でも苦労するんですから・・・


日光のいろは坂以来のハードなバス酔いでしたが、なんとかお昼に

アマルフィに無事到着。

 

 

 
斜面にはレモン畑が広がっています。

アマルフィの町はとても静かでこじんまりとしています。

高級リゾートでホテルもたくさんありますが、カプリ島のように

ブランドブティックや高級レストランが立ち並んでいるような

ところではありません。

地元の人たちが静かにゆっくり暮らしているところに、

ちょっとお邪魔します、という雰囲気があります。


ちなみに、私は映画アマルフィを観たことがないので、

どんな風にアマルフィの町が日本人にイメージされているのか

わからないのですが、とにかく静かで美しい港町でした。

こんな何にも無い港町のリゾートホテルに2週間くらい滞在して、

海を眺めながらテラスで読書をする、そんな過ごし方が

いちばん贅沢なヨーロッパのお金持ちのバカンスではないかと

感じました。

カプリ島の何と言うか・・・言葉は悪いですが「成金」な感じのするリゾートとは

真逆の静けさ。

アマルフィは海岸自体が世界遺産に登録され、守られています。

電車は通っていませんし、船かバスでしか

たどりつけない交通の不便さゆえ、開発が進むことも無く、

人がどっと押し寄せることも無く、昔からの街並み・景観がずっと

保たれ続けていると言われています。

見所と言えばドゥオーモ(大聖堂)くらいでしょうか。
 
これはこれで見事です。18世紀にバロック様式に改築されたそうです。

でも、見所なんてなくてもいいくらい、町自体が美しく、かわいらしい。

 
おみやげ物やさんが立ち並ぶメイン通りもこんな狭さ。

 
 
ちらっとわき道を覗くと、白い階段と白い建物が上へ上へと

続いています。

アマルフィは、町自体がどんどん上へ上へ継ぎ足して増築していって

家々が重なり合って迷路のようになっているんです。

町自体がひとつの塊のようになっています。

上のほうに住んでいる人の家にいくには延々5分以上

この白い階段を右へ左へ上っていかなければいけません。

地元の人の暮らしを邪魔してはいけないので、

ずけずけと路地をあがっていくことは出来なかったけれど、

そのひとつひとつがとても綺麗で、物語の中にいるみたい。

 
NHKの「世界ふれあい街歩き」のアマルフィ編観た人

いらっしゃいますか? あのとき出てきた路地の上のオジサンのお家です。

路地の上に家が乗っていたり、その上にまたお部屋を増築してたり

どんどんくっつけていっちゃう感覚がおもしろい。

山の間に切り開かれたわずかな土地にギュっとかたまって

暮らしているんです。 なんかその、仲良くくっついて暮らしている雰囲気とかも

すごくかわいらしい。

 
 

ソレントからは往復約4時間、バスの待ち時間も行き帰り1時間ずつくらい

あって、移動だけでかなり時間を要したので、アマルフィにいた時間は

わずか2時間ほど。

でも、私、この町がとってもとっても気に入ってしまって、

写真もこの旅で一番撮ったし、みなさんにも見せたいので、

もう少し、たくさん紹介します。

1コの記事に10枚までしか写真を載せられないので、

アマルフィ後編に続けますね。

 
レモンと並んで特産のとうがらしもこんな風に売られていました。

つづく