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ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

さて。

ザルツブルクから戻った夜は、ミュンヘンの中心部で夕食をとって

ホテルに戻りました。

そして、最終日です。

朝イチでまた、オクトーバーフェスト会場に犬の散歩に行き、

ホテルで朝食をとってチェックアウト。

帰りの電車は15時過ぎなので、それまで少しミュンヘンで買い物をすることに。

中央駅のロッカーに荷物を預け、犬たちを連れて中心部マリエンプラッツに

向かいました。


まずは、いつもどおりワンパターンな、”SATURN チェック”。

たびたびこのブログに登場するドイツの家電量販店SATURNですが、

タワレコのような大型CD店のないドイツでは、SATURNのCD売り場は

かなり大規模なほうなのです。でも店舗によって品揃えが異なるので

どこの街に行ってもとりあえずSATURNがあったら、CD売り場へ

行きます。(もちろん犬連れOK)

ひととおりCHECKしましたが、お目当てのCDはとくになく、なにも買わず。

ブラブラしているうちに11時が近づいてきたので、新市庁舎に向かいました。

仕掛け時計グロッケンシュピールが動くところを見るためです。

毎日11時と12時(3~10月の間は17時も)に約10分間、仕掛けが動きます。


 
1568年のバイエルン大公の結婚式を祝う内容となっていて、

ふたりの騎士が槍試合をして、バイエルンの騎士が勝つストーリー。

時計が動く時間になると広場にたくさんの観光客が集まり、

写真を撮ったり動画を撮ったり、歓声や拍手が起きたり。

ドイツの風景にだいぶ慣れてしまってもやっぱりこういうドイツらしい

ロマンチックなものをみるとワクワクしますね。


グロッケンシュピールのあとは、周りのお店を少し見たり。

Ludwig BeckというデパートのなかのCDショップにも行きました。

 
ここはかなり大人な雰囲気のCDショップで、ROCKやPOPSもありますが、

メインはJAZZとCLASSIC。

高級オーディオの試聴機もあったりして、日本だと”団塊の世代をターゲットにしてる”

ような感じ。ドイツのJAZZやCLASSICの珍しいものが見つかるかもしれません。


お昼はViktualienmarkt(ヴィクトアーリエンマークト)という青空市場のある

ところへ。

疲れていたからか、ぼーっとしてたからか、市場の写真を全く撮っていませんでした。

すいません。笑

でもとっても雰囲気のいい市場で、お肉や野菜、チーズや、お土産物など

たくさんのテントがありました。

中心部にはテーブルがたくさん並んでいて、周りのお店で買ってきたものを

飲んだり食べたりできます。ちょっとしたフェス会場のよう。

 
私たちは1リットルのマスビール(6.8ユーロ)を買い込み、

近くでつまみを買って、ランチにしました。

(なぜかいつもビールの写真だけは撮ってるのよね・・・笑)

ここはグラスのデポジットのお金は不要で、空いたグラスは

テーブルまでお兄さんが回収しに来てくれます。

暖かい季節にまたここでビール飲みたいな~。。。


帰りの電車のなかで食べるものを買い込み、中央駅に戻り

15時過ぎ、ミュンヘンを出発。

車内にはけっこうおしゃべりのうるさいドイツ人もいて、

ゆっくり休めませんでしたが(これもまた電車の旅の醍醐味?)

無事予定通り到着し、21時過ぎに帰宅。

ミュンヘンを拠点に周辺の都市に日帰りするプランもなかなか

楽しかったので、また機会があれば行ってみたいと思います。

おわり!

レジデンツのあとはランチへ。

オーストリアのビールとグーラッシュスープ、デザートを注文しました。

グーラッシュスープはもともとハンガリーが発祥のちょっとスパイシーなビーフシチュー

のようなスープで、ドイツでもよく食べられます。

こちらのレストランでスープを注文するとたいていパンがついてくるので

女性だったらこれだけでもお腹がいっぱいになります。

そして、デザートにはザルツブルガーノッケールというザルツブルクで一番有名な

スイーツ。アルプスの山々に見立てた大きなスフレです。

通常はこんな風に2~3人前をまとめて焼いたおおきなものが出てきます。
 
※ホテルアマデウスのHPから画像お借りしました。

でもこんな大きいの、2人で食べられる気がしない。

たまたま、ガイドにも載っていたお店に「唯一1人前サイズで食べられる」と

書いてあったのでそこに行ったんです。

それでも、数口ずつ分けっこすればいいや、と2人で1人前のみ

頼んだのですが、店員さんの勘違いか、一人に一つずつ運ばれてきてしまいました。

 
まんまる。おそらくハンドボールくらいの大きさがある・・・・

時間をかけて焼いてもらって、店員さんもとても親切だったので

1こしか頼んでいないことをクレームする気にもなれず、

ひとり1こずつ食べることに。

甘酸っぱい木いちごのソースもついていて、ふわふわで軽いので

最初のうちはおいしかった。

でも、甘い。かなり甘い。途中からどんどんヘビーになってくる。

 
半分経過・・・ もう 無理・・・   です・・・・

結局、時間をかけて何とか完食しましたが、きつかった。

スープのような軽食じゃなくメインを食べていたら絶対に入らなかったな。

超甘党のかたはチャレンジしてみてください。 

とってもふわふわでクリーミーであったかくて、おいしいんだけど・・・

なんでこんなにあまくしちゃうのか、こんなに大きいサイズにしちゃうのか。

なんか、実に惜しいスイーツでしたね。笑

お砂糖の量半分で、プリンくらいのサイズだったらいいのにな。


午後は橋を渡り新市街へ戻り、モーツァルトの住居へ。 
日本語オーディオガイドを聞きながら見学できます。

オーディオガイドはかなり盛りだくさんな内容で、

曲を聴きながら当時のエピソードなども聞けるし、

展示されているオルガン等の楽器の実際の音色を聞くことも出来ます。

ゆっくり聞きながら見学すると1時間以上かかると思います。


それからミラベル宮殿のお庭を通って駅のほうへ。

ミラベル宮殿の噴水やペガサスの泉は映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも

登場しています。
 
「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台でもあるザルツブルク。

モーツァルトと並んで、この街の観光の目玉にもなっていて、

ロケ地をめぐるバスツアーがあったり、お土産としてグッズが売られていたり。

 
  
観光バス。

 
サウンド・オブ・ミュージック柄の牛のオブジェ。

私も、この映画は10回以上見るほど大好きなのですが、

今回は日帰り旅だったので、あまりロケ地を意識することはありませんでした。

次回また来る機会があったら、ロケ地となった近郊の山に登ったり、

時間をかけて回ってみたいと思っています。


 
現在改修工事中のザルツブルク中央駅。

近代的な大きな駅。白いアーチの明るい雰囲気がすてきです。

夕方17時過ぎの電車でミュンヘンへ。

帰りはなんとブタペスト(ハンガリー)始発の列車で、ほぼ満席でした。

ハンガリー~オーストリア~ドイツを走る列車。

いろんな国の人たちがいて、いろんな言語のおしゃべりが聞こえる。

こういう列車に乗るのが、私たちの旅の一番の楽しみでもあります。
ザルツブルク日帰り旅の続きです。

ケーブルカーに乗って、ザルツブルクの街を見下ろす、

ホーエンザルツブルク城塞に到着したところから。


山頂からは、こんな景色が広がっていました。
 
ザルツァッハ川の流れ。

アルプスの山々。
 
 
 
紅葉。
 
青空。

なかでも、雪化粧をしたアルプスの山々と木々の紅葉が美しく、

11月というオフシーズンの今もまた、春夏とは違った絶景があると思いました。


ホーエンザルツブルク城塞は、ザルツブルクの大司教ゲープハルトによって

1077年に築かれました。神聖ローマ帝国皇帝とローマ教皇の間の叙任権闘争の

最中、ドイツ勢力を恐れて建てられたものだそうです。

城塞のなかは、町のようになっていて、中世にタイムスリップした感覚になります。

 
お城の内部へはガイドツアーで回ることができますが、
 
ツアー待ちの観光客の数が多すぎて何時間待ちになるのかわからなかったので

断念しました。時間があれば中までゆっくり見学してもいいかもしれません。

 
城塞の帰りはケーブルカーではなく、徒歩のコースを下山。

すごい斜度です。歩いて登ってくるツワモノもいますが、かなりキツそうです。

山からの景色を眺めながら、ゆっくり下まで降りました。

少し冷えた体を温めるため、麓の売店でグリューワインを飲みました。

グリューワインはスパイスをたっぷり入れた甘いホットワインで

ヨーロッパの冬に欠かせない飲み物。日本の甘酒みたいなものかな。

とってもあったまります。


 それから街の中心にある大聖堂へ。
 
この大聖堂はモーツァルトが洗礼をうけたところ。

モーツァルトはここでパイプオルガン奏者も務めました。

また、ザルツブルク生まれの世界的指揮者カラヤンの葬儀もここで行われました。
 
オレンジを基調とした温かい色合いの丸天井。光がやさしく差し込みます。

モーツァルトもカラヤンも同じ景色を見ていたと思うと不思議です。

そのあと、大聖堂のとなりにあるレジデンツも少し見学しました。

前日にミュンヘンの立派なレジデンツを見てしまったため、こちらはそれほど

豪華絢爛というわけではありませんでしたが、モーツァルトが演奏した部屋などもあり、

時間があれば日本語ガイドを聞きながらじっくり見て回るといいと思います。


レジデンツのあと、ようやくランチへ。

(5)に続きます・・・