オーストリアのビールとグーラッシュスープ、デザートを注文しました。
グーラッシュスープはもともとハンガリーが発祥のちょっとスパイシーなビーフシチュー
のようなスープで、ドイツでもよく食べられます。
こちらのレストランでスープを注文するとたいていパンがついてくるので
女性だったらこれだけでもお腹がいっぱいになります。
そして、デザートにはザルツブルガーノッケールというザルツブルクで一番有名な
スイーツ。アルプスの山々に見立てた大きなスフレです。
通常はこんな風に2~3人前をまとめて焼いたおおきなものが出てきます。

※ホテルアマデウスのHPから画像お借りしました。
でもこんな大きいの、2人で食べられる気がしない。
たまたま、ガイドにも載っていたお店に「唯一1人前サイズで食べられる」と
書いてあったのでそこに行ったんです。
それでも、数口ずつ分けっこすればいいや、と2人で1人前のみ
頼んだのですが、店員さんの勘違いか、一人に一つずつ運ばれてきてしまいました。

まんまる。おそらくハンドボールくらいの大きさがある・・・・
時間をかけて焼いてもらって、店員さんもとても親切だったので
1こしか頼んでいないことをクレームする気にもなれず、
ひとり1こずつ食べることに。
甘酸っぱい木いちごのソースもついていて、ふわふわで軽いので
最初のうちはおいしかった。
でも、甘い。かなり甘い。途中からどんどんヘビーになってくる。

半分経過・・・ もう 無理・・・ です・・・・
結局、時間をかけて何とか完食しましたが、きつかった。
スープのような軽食じゃなくメインを食べていたら絶対に入らなかったな。
超甘党のかたはチャレンジしてみてください。
とってもふわふわでクリーミーであったかくて、おいしいんだけど・・・
なんでこんなにあまくしちゃうのか、こんなに大きいサイズにしちゃうのか。
なんか、実に惜しいスイーツでしたね。笑
お砂糖の量半分で、プリンくらいのサイズだったらいいのにな。
午後は橋を渡り新市街へ戻り、モーツァルトの住居へ。

日本語オーディオガイドを聞きながら見学できます。
オーディオガイドはかなり盛りだくさんな内容で、
曲を聴きながら当時のエピソードなども聞けるし、
展示されているオルガン等の楽器の実際の音色を聞くことも出来ます。
ゆっくり聞きながら見学すると1時間以上かかると思います。
それからミラベル宮殿のお庭を通って駅のほうへ。
ミラベル宮殿の噴水やペガサスの泉は映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも
登場しています。

「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台でもあるザルツブルク。
モーツァルトと並んで、この街の観光の目玉にもなっていて、
ロケ地をめぐるバスツアーがあったり、お土産としてグッズが売られていたり。

観光バス。

サウンド・オブ・ミュージック柄の牛のオブジェ。
私も、この映画は10回以上見るほど大好きなのですが、
今回は日帰り旅だったので、あまりロケ地を意識することはありませんでした。
次回また来る機会があったら、ロケ地となった近郊の山に登ったり、
時間をかけて回ってみたいと思っています。

現在改修工事中のザルツブルク中央駅。
近代的な大きな駅。白いアーチの明るい雰囲気がすてきです。
夕方17時過ぎの電車でミュンヘンへ。
帰りはなんとブタペスト(ハンガリー)始発の列車で、ほぼ満席でした。
ハンガリー~オーストリア~ドイツを走る列車。
いろんな国の人たちがいて、いろんな言語のおしゃべりが聞こえる。
こういう列車に乗るのが、私たちの旅の一番の楽しみでもあります。