ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ -34ページ目

ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

 2日目のザルツブルク日帰り旅です。

この日はワンたちはホテルでお留守番です。

一日お留守番はかわいそう、と思われるかもしれませんが、

体力があまり無く、神経質で臆病なチワワにとっては、一日連れ回されるほうが

ずっとストレス。連れ歩いても結局大半は抱っこをしていなければならないし、

ホテルに置いていっても、ずっと猫のように寝ていてくれるのであまり心配は

要りません。ホテルの備品を壊すなどのイタズラも全くしないし、

無駄吠えをし続けるというようなこともなく大人しいし、助かります。

じゃあ、いってくるねぇ。お留守番よろしく。。。



ミュンヘンからザルツブルクまでは特急で1時間半という近さ。

ミュンヘンからの日帰り旅にぴったりです。

市街地を抜けると徐々に景色が変わってきます。

アルプスの山並みや湖、どこまでも広がる田園風景。
 
あいにくの空模様だったけど、ずっと窓の外の景色に釘付けでした。


あっという間にザルツブルクに到着し、まずは駅の旅行窓口で

「ザルツブルクカード」を購入。市内のバスやケーブルカーなども

乗れて、ほとんどの観光スポットにも入れるカードで、

シーズンオフの今は24時間用が一人22ユーロ。(5~10月は25ユーロ)

博物館などは1箇所で10ユーロ前後するので、かなりお得です。


それから歩いてザルツァッハ川の対岸の旧市街へと向かいます。
 
新市街側から見た旧市街。

山の上のホーエンザルツブルク城塞を中心に美しい街並みが広がっています。


 
 
おみやげ物やさんやブティックが立ち並ぶゲトライデガッセ。
 
  
  
かわいらしいクリスマスのオーナメントやモーツァルトのチョコレート。

ショウウィンドウを眺めて歩くだけでもわくわくします。

 
 モーツァルトの生家も一応見学。

1F部分はSPAR(スーパー)なのね。笑

街をぶらぶら散策しながら、大学や祝祭劇場(ザルツブルク音楽祭の会場)の

わきを抜けて、大聖堂のほうへ。

大聖堂とレジデンツはあとで見学することにしてまずは山の上の

ホーエンザルツブルク城塞へ向かいます。

大聖堂の前には観光用の馬車が。

おうまさん、かわいいいいい・・・
 

・・・・・ん?


 
ゴアテックス着てる~~~~~!!

(※GORE-TEXとは、アメリカで開発された防水透湿性素材で、

水を通さずでも、蒸れない、スノーウェア、レインウェアなどで

幅広く利用されている、アウトドア派にはなくてはならない存在ですね。

ただ、ちょっと普通の素材のものよりはお高めですけどね。)

ヨーロッパでは、お馬さん用のゴアテックスがあるのね。

ちょっと笑っちゃったよ。w

 
山に登るケーブルカー。

乗り場はチケットを買う列でかなりの混雑でしたが、ザルツブルクカードを

持っていると、専用の入り口があって並ばずに通れるんですよ。

(途中までそれに気づかず並んじゃってましたが・・・)

ということでスマートにゲートをパスしてケーブルカーに乗り、山頂へ。


朝からの雨交じりの空も山頂につくころには晴れ、アルプスの山々もきれいに見えました。

次の記事で、山の上からの絶景写真をお届けいたします。

お楽しみに・・・!
 初日の後半です。

このブログを書いているいま、家の中はとても静かです。

2匹のワンコは長旅疲れで、爆睡中。ほとんど動きません。笑

よっぽど疲れたんでしょう。いつも旅行後3日くらいはずーーーっと寝続けます。

おつかれさまでした。


さて。

伊達巻教会にいったあとは、

時計台と並んでミュンヘンのシンボルであるフラウエン教会へ。

 
ネギ坊主のような双子の塔が目印のフラウエン教会ですが

こちらも残念ながら外壁工事中。片方の塔が隠れてます。残念。


天井が高くて、なんだか清々しい。

伊達巻同様、わりとシンプルな装飾です。

日が暮れる前に行きたい場所があったので、早めに見学終了。

向かったのはペーター教会。

 
高さ92m、294段の階段を上った先に展望スペースがある。

 
ここ。金網のみ、野ざらし・・・

極度の高所恐怖症の私は、ケルン大聖堂の展望もいままで拒み続け、

このペーター教会も下から見て「絶対無理!!」と思っていたんだけど、

ミュンヘンの街が一望できる、天気がよければアルプスの山並みも見える、

しかも夕方のぼれば夕焼けも見れるかも・・・などなどの甘い文句に

乗せられ、「まあ、これもいい経験か・・・」と承諾。

ひとり1.5ユーロを払って、建物わきの塔の入り口へ。

屋根裏部屋のような狭い狭い木の階段を登っていく。

 
(おおきいお尻でごめんなさい)

階段の途中ですれ違うことは出来ないので、上から降りてくる人と

順番に譲り合いながら、ところどころにある小さな踊り場で

待っては登り、登ってはまた道を譲り・・・ 息を切らしながら

294段を昇りきり、展望塔へ。


 
展望塔はまんなかに部屋があって両側に外に出られる扉がある。

外は360°金網で覆われたバルコニーになっている。

一瞬、外のスペースに出てみる。下見る。無理・・・

また部屋に戻って窓越しに外を眺める。

やっぱりもっと近くで見たい。外のスペースに出てみる。

下見る。無理・・・(以下無限ループ)

という不審な動きを繰り返す間、高いところの大好きなKさんは

ひとりバルコニーでの写真撮影を満喫中。

(バカと煙は・・・     いや、なんでもないです・・・)

KさんがPENのミニチュア撮影モードで撮ったミュンヘンの街。
 
   
 
おとぎ話かーーー かわいすぎるだろーーーー 

そしてちょうど、上にいる間に日が傾き、最高のロケーションに。

Kさんの撮った渾身の1枚。
 
 
 
ちょっとちょっとKさん、なんですか、この絶景は! 絵葉書か! きれいすぎるだろーーー!

もちろんこれは、金網の間からカメラを出して、手を伸ばして撮影したもの。

私にはこんなことする勇気ありません。

時を同じくして、私が命がけで撮った1枚がこちら。

 

はい、チキン。 (笑)

これが精一杯だったんですよ、すいませんねぇ・・・ 泣


でもはるか遠くにアルプスの山も見れたし、美しい夕焼けも見れたし、

昇ってよかった!


夜はフラウエン教会近くでドイツ料理を食べ(まあ、どこで食べても変わらないけど)

早めにホテルに戻り、明日に備えて就寝。

次の日はザルツブルクに日帰り旅に行っちゃいます。
 
 
 おはようございまーす

ご無沙汰しておりました。

先週の木曜日11/1は祝日だったため、木・金・土の2泊3日で

ミュンヘンに行ってきました。

当初、ミュンヘンを拠点に2日目のみ日帰りでフュッセンに行き、

ノイシュバンシュタイン城を見てこようと思っていたのですが、

今年いっぱいお城の外壁を修復中で、あの美しい外観を拝めないということを

聞きまして、フュッセン行きは断念。

それで急遽、ミュンヘンから日帰りできるほかの場所、ということで

オーストリアのザルツブルクまで行ってきました。


初日、今回は犬連れの電車旅ということで朝6時過ぎの電車に乗って

デュッセルドルフの中央駅へ。

そこからICE(新幹線)に乗ってミュンヘンまで5時間弱。

電車の旅は慣れっこなので、5時間くらいならけっこう平気です。

車窓からの眺めを楽しんだり、コーヒーを買って、持参したおやつを食べたり。

読書したりおしゃべりしたり。居眠りしたり。

車の旅よりゆっくりできるので楽しいです。


お昼にミュンヘンの中央駅について、数駅離れたホテルまで移動。

チェックインまで1時間以上あったので、とりあえず荷物をホテルの

フロントに預けて市内観光、と思っていたら、

ルームメイクが済んでいるので、もうチェックインしちゃっていいとのこと。

ラッキー

荷物を部屋に置き、長旅で退屈だった犬たちのお散歩へ。

地図を見ると近くに大きな公園があるようなので行ってみました。

するとなにやら解体工事の真っ最中。

この日は工事自体はお休みで、解体途中の骨組みがあちらこちらに。

なんだろう? 近づいてみると・・・

 
  
ビールだーーー。

たまたま散歩に訪れたこの広場、テレージエンヴィーゼという

あの、オクトーバーフェストの会場の広場だったんです。

毎年9月中旬から10月上旬まで開かれる世界最大のビール祭、

オクトーバーフェスト。この会場に毎年600万人以上の人が訪れます。

そのテントの取り壊し作業の途中が見られるなんて、逆にラッキー。

 
解体した扉。

でも、オクトーバーフェストが終わったのは10月の初め。

今日は11月1日。 ほぼ1ヶ月経つのにこの進み具合・・・笑


広場の裏手のほうに回ると、一面落ち葉のじゅうたんが広がっていました。

 
日本のモミジのような真っ赤な紅葉はあまり見られませんが、

ドイツの紅葉もなかなかきれいです。

犬たちは枯葉の上をガッサガッサ歩くのが好きなので、ご機嫌でした。


疲れた犬たちをホテルの部屋において、人間様は市内見学へ。

仕事の出張で何度もミュンヘンに来ているKさんですが、ちゃんとした観光ははじめて。

 
こちらはマリエン広場の新市庁舎。塔の真ん中部分にあるのが、

ドイツ最大の仕掛け時計グロッケンシュピールです。

この日は動くところを見られませんでしたが、3日目に見ることが出来ました。

やさしい鐘の音と、人形たちのかわいらしい動きにうっとり。


お次はレジデンツ。
 
あいにく外壁工事中。

どうしても宮殿や教会の外壁は古くて傷んでいるので、旅行に行って

外壁工事に出くわさないことのほうが珍しいです。

いつもどこかしらで修復作業に遭遇します。

でも、なるべく外観を壊さないよう、こうして元の姿をプリントしたカバーで

外壁を覆って、演出しているところがほとんど。なので違和感はあまりない。

ヨーロッパ人の美観を損ねないための配慮はステキだなと思います。



レジデンツはバイエルン王家のヴィッテルスバッハ家の本宮殿。

14世紀後半に建てられ、それから拡張をどんどん繰り返すうち、

とても複雑になってしまったそう。

中はとっても広くて、Kさんと、「夜中におしっこ行ったら自分の部屋に絶対帰って来れない」

と話していました。まあ、当時は自分の部屋でしてたんでしょうけど。。。笑

 
美しい曲線の丸天井に描かれたフレスコ画。

ゴージャスすぎてポカーンとしちゃいます・・・ すてき・・・

宝物館(別料金)のほうは入りませんでしたが、博物館だけでも

充分おなかいっぱいな美しさでした。


レジデンツの裏手を歩いていったところにあったテアティーナー教会。

 
こちらはガイドブックに載っているような有名な教会というわけでは

なかったのですが、外観がまず目を引きます。

黄色くて、かわいらしい。

そして塔の上に
 
伊達巻~~~。どうみても伊達巻。 かわいい・・・

 
教会の中は白を基調としたとてもシンプルだけど美しい装飾。

焼肉のあとの、お茶漬けって感じでホッとする・・・笑

やっぱり白って心が落ち着きますね。


写真が貼りきれないので初日の後半は次の記事、

ミュンヘン~ザルツブルク旅行(2)に続きます!