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ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

大掃除同様、年内にやらなければいけないことがある。

それは大量にたまってしまったブログの更新だ!!

母の後に、友人との1週間のエピソードもあるし、

合間合間にたくさんのことがありまくった怒涛の日々だった。

んー、でも全部は無理かも・・・と少し心折れかかっています。

でも記録しておきたいし。記録より記憶と言うけど、記録も大切。


なんてことを言い聞かせている間に、母ダイジェストのラストです。

羊さんたちに別れを告げて、電車で近郊のデュイスブルクの街へ。

以前のクリスマスマーケットの写真をネットで見たところ、

なかなか大きそうだったので行ってみました。

 
大きなクリスマスピラミッド。(下にろうそくを立てて、

その熱で上の羽が動いて飾りがくるくる回るやつね)

 
デュイスブルクはアートの街らしいです。

広場に立つとても大きなオブジェ。このほかにも銅像など色々ありました。

 
 ランチにはバックフィッシュ(白身魚のフリットをパンにはさんだもの)を

食べました。ものすごい大きい!

ここのバックフィッシュ、お魚がすごく肉厚でプリプリでおいしかった。

ドイツ人もたくさん並んでいたもの。金曜日だったからかな。

(キリスト教では、金曜日は4つ足のものを食べないという習慣があり、

ドイツ人も金曜日によくお魚を食べます)
 
 
BONSAIのお店もありました。ヨーロッパでブームらしいですね。

 
マーケットの一番奥のほうには観覧車があったのですが、

良く見ると・・・

 
生身で乗ってる!ティーカップみたいな乗り物に、

オープンエアーで乗ってる!! 笑

高所恐怖症の私にはぜったい無理な乗り物でした。

しかもこの時期、寒くないのかしら・・・??


デュイスブルクのあとは、ドルトムントまで電車で移動し、

ドイツ最大級といわれる45mのツリーを見てきました。

 
駅前では巨大サンタがお出迎え。

クリスマスマーケットに向かう人手で駅周辺はけっこう混んでいました。

 
どーん。 有名なドルトムントのツリー。

大きい。ライトアップが見れなかったのが残念。

でも、日本にもこれくらい大きいツリーあるような・・・(とか言わない)


 
デパートKARSTADTの上のほうの渡り廊下から撮ってみました。

こうしてクリスマスマーケット全体と一緒に見ると、

やっぱりツリーすごく大きいかも。


寒くなってきたので日が暮れる前に戻ってきました。

夜はKさんと3人で近所のスペイン料理やさんにてラストディナー。

タパスをいくつか頼んで、スペイン産のワインで乾杯。

2人だとボリュームが多すぎていつも頼めないパエリアも頼みました。

 
最後の夜を楽しみました。


翌日は午前中近所を歩いたり、スーパーに行ったりして過ごし、

15時にニッコーホテルまで母を送りに行きました。

ニッコーホテル前からフランクフルト空港へのシャトルバスにのって

日本へ。

約2週間、終わってみればあっという間でしたが、楽しい毎日でした。

母、おつかれさまでした。

またいつでも何度でも来てください。

きっと次回はもう少し街にも詳しくなりドイツ語もマシになっているでしょう。



なか2日で友人が来るというハードスケジュールたったので、

母の余韻に浸る暇もなく、この日もすぐさま買出しへ。

ゴロゴロしてるヒマなんてありません!

でも、友達の訪問はめちゃくちゃ楽しみなイベントなので、

疲れも全く感じず、わくわくしかありませんでした。

人間、楽しむことに関してはパワーが出るものです。

次回からは友人ダイジェストです。 

ヤドリギの翌日はまたまた学校があって、

クリスマス特別授業でドイツ式のクリスマスリース、

アドヴェント・クランツを作りました。

 
これは卓上において飾るもので、クリスマス4週前の日曜日

第1アドヴェントから毎週1本ずつロウソクに火を入れていきます。

生のモミで作られた丸いリースに、各家庭で好きなように

ロウソクやデコレーションをしていきます。

針金で刺したり、ホットボンド(グルーガン)でペタペタつけたり。

お花屋さんや雑貨屋さんで完成したものも売られていますが

とても楽しい作業だったので、来年以降も自分で作りたいです。

クリスマスが近くなると、近所の森でこのリースに飾るための

木の実を拾い集めたりするようで、そんなイベントもまた楽しいですね。


さて。

土曜日の午後には帰国してしまう母とは、翌30日(金)が

最後のお出かけ。

実家を離れてから10年以上経つ私にとっては、ここまで毎日母と

過ごすのは、いつぶりだろうか、という感じでした。

そのため、最初のうちはお互いの距離感がつかめず、

変に気を使いあってしまったり、自分の親だからこそどうしても感じてしまう、

些細なめんどくささや、うっとおしさ、イライラもポロポロ出てしまって、

毎日が100点というわけではありませんでした。

それが1週間を過ぎたあたりから、ようやく馴染んで、

100%楽しいと思えるようになったところでの帰国だったので

少し心残りもありました。

きっと次回はもっと楽しくリラックスして過ごせるのではないかと思います。


そんなわけでラストデーは、近郊のクリスマスマーケット巡りへ。

その前に母に見せたいものがあったので、U-Bahn(地下鉄)の

ライン川沿いで下車。

 

じゃーーーん。 羊。 もふもふもふもふ・・・

今の時期、ライン川沿いでは「自然の芝刈り作業」のため、

たくさんの羊さんが放牧されています。

100㎡くらいですかね、柵に囲われて、毎日ちょっとずつ場所をずらして

羊に草を食べさせているんです。

羊飼いやシープドッグは居ません。放置です。

おそらく、朝いちばんに放牧しに来て、夜また回収しに来るのでしょう。

(それとも野宿???)

 
こんな簡易的な柵で囲われています。

網には微電流が流れているようです。(母が触って確認)

 
 

ものすごい立派なのもいるよー。

そして驚いたことがありました。

羊のしっぽ、絵にかけますか? 短くてプリっとしたしっぽの

イメージがありませんか?

ここの羊たち・・・

 
猫みたいにふわふわの長いしっぽ!!

え~、ひつじのしっぽってそうだったの??

みじかくてプリっとしてるのは「人工的にカット」してたの???!

知らなかった。

※ネットで調べたところ、一般的に日本では、糞尿などの汚れを防ぎ

衛生的に保つために、生後まもなく尻尾を切り落とすそうです。

そうだったのか・・・

そんな羊トリビアをひとつ覚えて動物博士になったところで、

電車に乗って、デュイスブルクとドルトムントのクリスマスを

見学しに行きます。

母ダイジェスト(5)最終話へ続きます。。。
 
母ダイジェスト続き。

12月27日(火)は語学学校のため、お出かけは無しで、

デュッセルドルフで街歩き。買い物をしたりして帰宅。

翌28日はふたたびケルン方面へ。

ケルンから電車で15分ほど行った、世界遺産のアウグストゥスブルク城を

訪れました。

以前も来ていますので詳しいことはそちらの記事をどうぞ。
http://ameblo.jp/vimbi/entry-11374931701.html

駅を降りた瞬間、私のテンションを最高潮にしてしまったのが、

駅から続く並木に寄生したヤドリギ!

 
  
   
冬になって、木の葉がすっかり落ちた頃からずっと気になっていて、

写真におさめたいなと思っていたものです。

ヤドリギとは・・・?

ヨーロッパおよび西部・南部アジア原産。半寄生灌木で、他の樹木の枝の上に生育する。30-100cmほどの長さの叉状に分枝したを持つ。黄色みを帯びた緑色の葉は1組ずつ対をなし、革のような質感で、長さ2–8センチメートル、幅0.8–2.5cmほどの大きさのものが全体にわたってついている。花はあまり目立たない黄緑色で、直径2–3cm程度である。果実は白または黄色の液果であり、数個の種子が非常に粘着質なにかわ状の繊維に包まれている。

全体としては、半ば宿主の枝から垂れ下がって、団塊状の株を形成する。宿主が落葉すると、この形が遠くからでも見て取れるようになる。
(Wikipediaより)

木々の葉が落ちる季節に青々と茂る姿から、神秘的なもの・不思議な植物として

古くからヨーロッパの神話などにも登場し、クリスマスの飾りとしても使われるなど

ヨーロッパの人にとっては特別な植物でもあるようです。


ヤドリギの存在は知っていたものの、実際見たのはドイツに来てから。

はじめてみたときから、その不思議なモコモコした形と、

木に寄生して大きくなるというちょっと不気味な生態が、

私にはものすごくツボだったのです。

電車の車窓などからいつも眺めては、「写真に撮りたいな~」と

思っていたところ、今回の偶然の出会い。

お城の外観を撮るのも忘れてヤドリギに夢中でした。笑

 
  
  
 
 

かわいいよー。ヤドリギ。 もふもふ。

  
 
お城をおさめた写真はわずかこの1枚だけ。笑

  
 
まだ毛のグレーな若い白鳥もいました。 もふもふ。 かわいい・・・


肝心のお城の見学ですが、12月1月と休館になるギリギリの

11月末でしたので、閑散としていて、

ドイツ人ご夫婦1組、一人旅の日本人男性1人、

そして私と母、の計5人でのガイドツアーでした。

今回も日本語ガイドのイヤホンを借りて、楽しみました。

日本人男性もイヤホンをしていたので、

ドイツ人ガイドさんは、その一組のご夫婦だけに向かって

案内をしていました。心なしか寂しそうでしたね。笑

それにしても、何度見てもここの階段装飾は美しい・・・。

母も満足してくれたようです。

お城のあとはケルンに戻って、大聖堂の見学・街歩きをして帰宅。

母ダイジェストもいよいよ終盤です。