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ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

2日目は午前中プラハ城へ向かいました。

プラハ城は山の上にあってたくさん歩かなければいけないので、

体力のあるうちに行ってしまおうということで。 笑


ホテルはカレル橋やプラハ城などの観光名所からは少し離れていましたが、

トラムの駅や地下鉄の駅が目の前にあって、10分ほどで所要な名所に

アクセスしやすく、とても便利でした。


プラハの駅の券売機は小銭しか使えないところが多いようで、

ちょっと不便。

私たちはチェコの通貨コルナに両替したばかりで小銭の持ち合わせが

なかったので、駅のキオスクにてお札で切符購入。

(ヨーロッパはキオスクやインフォメーションで切符が買えるところも

多いです)


途中、トラムの駅をひとつ乗り過ごしてしまい、カレル橋のひとつ向こうの


橋近くまで行ってしまいました。


せっかくなので、そこからカレル橋を見ることに。


(こういう思いがけない寄り道が旅の醍醐味!)



ブルタバ川(モルダウ)は濁っておりましたが・・・


14世紀に造られたというカレル橋はやはり趣があり美しいです。







信号機や標識もいつも見てるものと違うと新鮮です。


(それにしてもチェコ語、全く読めなくて困る・・・!)




坂をのんびり登りきって、プラハ城に到着。



午前中早い時間でしたが、すでに観光客でいっぱい。



チェコの衛兵さんは、カチっとした感じ。


私は熊の毛のフワフワ帽の衛兵さんのほうが好きかな。 笑


門をくぐってしばらく進むと、中庭の先に突如大きな教会が。



ゴシック建築の聖ヴィート大聖堂。


この教会の中に、有名なムハ(ミュシャ)のステンドグラスがあります。


(見るためには入場チケットが必要)



パリで成功し、フランス語読みの「ミュシャ」の名前で知られているムハは


フランス人かと思われがちですが、チェコ出身の愛国心の強い画家で


パリから戻った後は、独立したチェコスロバキアのため、


建築装飾や切手・紙幣のデザインをほぼ無償で請け負うなど、


祖国のため尽力したそうで、チェコで最も愛されている


偉人の一人です。


大聖堂を出た後は、建物の裏手を歩いて「黄金小路」と呼ばれる


ショッピングストリートへ。


お城の敷地内にショッピングストリート?


不思議な感じもします。



この小道はもともと、お城に使える召使などが暮らしていたところで、


そのうち、この一角に錬金術師たちが住みはじめたことから、


黄金小路の名前がついたそうです。


いまはその小さな建物ひとつひとつがお土産物屋さんになっていて


手作りのガラス細工や陶器、アクセサリー、マリオネット(操り人形)など、


かわいいものがたくさん売られています。


(※この黄金小路を通るにも入場券が必要。お城のインフォで


共通券を買いましょう)




こちらは、皮ひもとオリジナルのチャームで作ったブックマーク(しおり)や


ペーパーウェイトなどを扱うお店。


種類もたくさんあってお土産用に人気です。


ほかにもプラハ城内には展示や美術館などもあり、ゆっくり見て回ったら


1日かかりそうです。


城内にある聖イジー教会にて、今夜教会コンサートが開かれるようだったので、


プラハの教会コンサートに行ってみたかった私たちは入り口でチケットを購入。


また後程ここに戻ってくることにして、一旦お城から街へ降ります。



お城から見えるプラハの街並み。 


オレンジ色の屋根で統一されたとても美しい景色です。


この一帯はプラハ歴史地区として世界遺産登録されています。


尖塔が多く「百塔の街」とも呼ばれるプラハの街は


第1次・第二次世界大戦の戦火を免れ、中世の街並みを


今も残しています。


歴史的な建造物もたくさん残されていて、


建物の博物館のようです。



遠足に来ていた子供たち。


こんなところで遠足なんてうらやましい。(でも子供には退屈なのかな?)




お城を下山したところで軽めのランチをして、


2日目後半へ続きます。

8月2日から12日までの10日間、

私の母が2度目の来独をしてくれました。

(一度目は去年のクリスマスマーケットの時期)


今回は母のリクエストもあって、メインは母と二人での

チェコ・プラハへの3泊4日の旅。


デュッセル近郊で数日過ごした後、

Kさんにデュッセルドルフ空港まで送ってもらって

いざプラハへ。


そもそも、母と二人だけで海外旅行なんて初めての経験。

いつもKさんに頼りっぱなしの私に、うまくアテンドできるのか?

しかもドイツ語圏外だし、私のつたない英語で乗り切れるのか?

さらには、観光地ということで、スリやボッタクリタクシーなど

いい人ばかりじゃないと聞いているプラハ。

ずっと行きたかったところではあるけど、楽しみ以上に

いろいろ心配・・・



そんな不安を抱えながらもあっという間、2時間ほどでプラハ空港に到着。


女2人旅だし、荷物も多いので、空港からはタクシーで

ホテルに向かうことに。

(プラハ空港から市外へ向かうバスや鉄道もスリ多発地帯らしい)

さらにガイドブックによると、客待ちしているタクシーは

ボッタクリされる可能性が高いとのことで、空港と提携している、

「ちゃんとした」タクシー会社AAAのタクシーがいいとのこと。


空港内のAAAのカウンターに行き、行先を告げて車を回してもらう。

さらに帰る日にまたホテルから空港までAAAのタクシーを呼べば

ディスカウントになるチケットも貰って。

(結局帰りもタクシーを呼び、行き約2000円、帰り約1500円くらいでした)

運転手の人も親切で、お手頃価格でよかったです。


無事ホテルについたよー。


この日は夕方のフライトだったので、ホテルについたのはもう夜。


ホテルの1階部分はビアホールになってる。

おなかも減ったし、出歩くのも面倒だし、これはもう行くしかない!



チェコビールで乾杯。

チェコはドイツ以上に物価が安く、なんと500mlのジョッキビールが

200円以下! 安い!



グループで談笑している人や、ひとりでサッカー中継を見に来ている

おじさんなど、地元の人ばかりで楽しい。

ドイツ人もわりとそうなんだけど、ビールを飲むときツマミは要らないようで、

たたひたすらビールだけ頼んでる人も少なくない。


私たちはもちろん食事も。



初日だしチェコらしいものをということで、

煮込んだお肉にサワークリームを乗せた郷土料理。

付け合せはクネドリーキというチェコ風の蒸しパンで、

もちもちした感じ。


お肉のソースをたっぷりクネドリーキにつけて頂く。 


初めてだけど、なかなか。

味付けはドイツ料理にも近いけど、ドイツ料理ほど塩辛くなくおいしかった。


(やっぱりドイツ人だけが味覚おかしいの?? 笑)


これと、大皿のサラダをふたりでシェアして、ビール2杯ずつ飲んで

2000円いかなかった。 安い!


明日からの街歩きに備えて早めに就寝。


母と同じベッドで寝るなんて、何十年ぶり?!  笑



2日目からプラハ市内観光をして回ります!



Wie geht's euch? (ヴィーゲーツ オイヒ?みんな元気?)

またまたブログほったらかしてしまい、申し訳ございません!


今週の前半まで、1週間ほど学生時代の友人Mチンが日本から

遊びに来てくれて、その前には母が10日ほど

来独してくれていていました。

さらにハンブルクまで日帰り弾丸でメタルフェスに行ったりと、

バタバタと過ぎた8月でした。


そんな楽しい8月の記録を書き留める前にひとつ、

デュッセル近郊のおすすめ情報~。


先週末、Mチンが来ている間に、キルメスと同じ場所、

オーバーカッセルのライン川沿いに来ているサーカスに

行ってきました。

街角の看板を見たときからずっと行こうと思っていたのですが、

Mチンも行きたいというので、短い滞在期間の合間を縫って

日曜の夜に行くことにしました。


前売りチケットを買っていなかったのですが、

当日の開演2時間前の17時ごろ、テントの前のKasseに行って

無事3人分チケット買えました。


黄色と黒の配色が印象的なテント。


このサーカス、Flic Flac Extrem(フリックフラックエクストレーム)は、


その名の通り、独特のコンセプトのサーカスで、


普通にゾウさんや、ピエロの出てくるサーカスとは違います。


モトクロスバイクやインラインスケート・BMXなどのエクストリーム系の


パフォーマンスがメインとなっていて、かなりダイナミックなショウです。


そのほか、ジャグリングや空中ブランコなどのオーソドックスな


演目もあるのですが、きれいなお姉さんがセクシーな衣装で


たくさん登場しますし、BGMも、ラムシュタイン(ドイツのメタルバンド)を


中心としたハードなもので、演出もとっても大人向け。



めちゃくちゃかっこよくて、圧巻のパフォーマンスでした。


さらに、サーカスに欠かせないピエロも、普通のピエロの姿ではなく、


太ったドイツ人のおばさんの恰好をしていて、それもまた


皮肉っぽくて面白かったです。かなり笑えました。


普通のサーカスとは一味違ったサーカスに興味のある方は


ぜひ行ってみてください。


バイクやショベルカー・フォークリフトなどのお仕事車なんかも


たくさん出てきますので、乗り物好きのお子さんも楽しいかも。



デュッセルドルフでは2013年9月15日まで。


そのあともビーレフェルトとベルリンをまわるようです。


詳しい情報はこちら
http://www.flicflac.de





夜のテントもきれいです。(あいにくの雨でしたが・・・)