母とプラハ(4)3日目前半 | ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

3日目です。

4日目は帰るだけなので、観光はこの日がラスト。


午前中は旧市街方面へ向かいます。


この日はトラムではなく地下鉄に初挑戦したのですが、

プラハの地下鉄はドイツとちょっと違いました。


駅に改札がないところはドイツと一緒。

ですが、プラハの場合、地上にある券売機でキップを買って

エスカレーターで地下に降りる前に、打刻機にキップを通して

日時を打刻。

地下ホームに降りた時点で有効期限内のキップを持っていなかったら

アウトです。

ホームにて、抜き打ちのキップチェックが行われている場面を

何度か見ました。

(ドイツの場合、打刻機は券売機付近や地上にもありますが、

電車の中にもあり、乗車後に打刻してもOK。

抜き打ちチェックは電車内で行われます)


これは、プラハの交通システムがドイツと異なるせいで、

ドイツでは日本のように目的地によってキップの値段が違うのに対し、

プラハでは30分券、90分券といったように、時間制なのです。

つまり、90分以内ならどこまで乗ってもOK。

そのため、駅のホームにて、時間を過ぎたキップでうろうろしてたら

不正乗車扱いとなってしまうようなのです。


そして、プラハの地下鉄、すべての駅ではないと思いますが、

ときどきエスカレーターがめちゃくちゃ速い!


距離も長いのですが、スピードがとても速く、乗るのが怖かった。


そして生まれて初めてエスカレーター酔いしました・・・・


速いのと、揺れるのと、斜度があるせいか平衡感覚がなくなり、


気持ち悪くなりました・・・


(最寄りのアンデル駅が一番こわかった)




地下鉄に乗ってまずはヴァーツラフ広場に向かいました。



旧チェコスロバキアで1960年代に起こった民主化運動”プラハの春”を


弾圧するため、ワルシャワ条約機構軍が軍事介入。


旧ソ連軍の戦車によってこの広場は占拠されました。


奥に見える国立博物館の壁にはその時の弾痕が今も残っています。


美しい街並みだけではなく、チェコが自由を手にするまでの歴史を


見ることができるのもプラハの魅力のひとつです。


ヴァーツラフ広場の後は、歩いてすぐそばの、ムハ美術館へ。


アパートの1階部分という感じの、こじんまりした美術館で、


面積はそれほど広くないですが、ムハの家族が保管してきた


コレクションの数々、下絵やスケッチなども展示されています。


また、有名なパリ時代の作品だけではなく、チェコに戻ってから


描かれた地元のイベントのポスターや、奥さんをモデルにした油絵、


フリーメイソンに関する資料(ムハはフリーメイソンのメンバーだったそうです)


など、興味深いものがたくさんありました。


ムハ美術館の後はまた歩いて旧市街広場の方へ。


向かう途中の火薬塔(手前)と、市民会館(奥)。


市民会館はプラハを代表するアールヌーヴォー建築で、内部は


ムハなどのチェコ芸術家によって装飾が施されていて、


ガイドツアーで見学することもできます。


また、有名なコンサートホール「スメタナ・ホール」もこの中にあります。


火薬塔をくぐってしばらく進むと旧市街広場につきあたります。


2本の塔が美しいティーン教会。


ヤン・フス像と、観光用の馬車。


聖ミクラーシュ教会。


旧市庁舎。向かって左側に天文時計があります。


市庁舎の天文時計。15世紀ごろに造られたもの。


仕掛けが動くところはタイミングが合わず見られず。


広場では、シャボン玉のパフォーマンスをしているお兄さんがいて、


ちょうど、結婚式を挙げたカップルが記念に一緒にシャボン玉を


作らせてもらっていました。


花嫁さんきれいだった~!


そして、旧市街広場、本当に美しい広場です。


写真を撮る手が止まりませんでした。



3日目午後&最終日につづきます。