前回のブログにも書いていましたが、昨日は犬たちの検査の日でした。
1ヶ月前に受けた狂犬病注射の抗体が出来たかどうかを調べるための
血清検査です。
病院で採血をしてもらってそれを専門機関に郵送して調べてもらいます。
病院までは電車で10分。
いつもはガラガラの昼間の電車もカーニバルで大騒ぎです。
紙ふぶきが鼻の頭についてしまいました。笑

臆病なビンチャン(黒犬)は、ずっと私に抱っこされたままです。
採血だけだったので、おとなしく、すんなり終了。

採血が済んで、止血しているところ。
臆病でついクチが出てしまうビンチャンは、口輪をはめられてしまいましたが、
暴れることもなく、上手に採血できました。
人間と同じようにゴムで腕を縛って、浮いた血管から採血します。
チワワの腕は、人の手の親指くらいの太さしかないので、ちょっと気の毒になっちゃいます。
1週間ほどで検査結果が届き、それをドッグパスポートに記載してもらって
ハンコを押してもらえば、帰国の準備はOK。
半年後には日本に連れて帰ることが出来ます。
日本への犬の帰国準備は長い準備期間が必要でしかもとても複雑なので
わからないことは逐一、日本人通訳さんに質問しながら、準備しています。
本当に助かります。
たまに、ドイツへの犬の渡航や帰国について、ブログのメッセージからご質問をいただくことが
あります。おそらく、検索しているうちに私のブログにたどり着くのだと思いますが・・・
正直私もまだ理解していないのです。
なので、安易に自分の経験だけでお答えしないようにしています。
渡航準備は成田の動物検疫と直接やり取りするのが一番ですし、
こちらでも、専門家(獣医さんと通訳さん)に直接相談しながら
帰国準備を進めていくのが一番だと思います。

ドッグパスポート。(ペットパスポートと書いてあるので、猫などにもあるのでしょうね)
日本に帰る時にも大切なものですが、
普段ヨーロッパを犬連れで旅行するときにも、検疫証明書または
ドッグパスポートが必要です。
日本では1回ごとに狂犬病注射済みの犬鑑札やワクチンの証明書が出ますが、
こうやって何年分もまとめて冊子に記載していくほうが便利な気がします。
病気やアレルギー、かかりつけの獣医さんなども記載できますし。
管理しやすいですよね。
日本のように狂犬病のない島国は入国が難しいところもいくつかあって、
イギリスもそうだと思っていたのですが、通訳さんのお話では、
イギリスは1年前くらいに審査が廃止になって、今はカンタンに連れて行けるそうです。
よし、次は犬を連れてロンドンまで電車旅行ってみようかな。