カーニバルのはじまり。 | ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

おはようございます。

デュッセルドルフでは、昨日2月7日の木曜日よりカーニバルが始まっています。

正確には昨年の11月11日からカーニバルシーズンはスタートしているのですが、

本格的にお祭り騒ぎになるのはこの木曜日から。

もともと、カトリックの行事であるカーニバルは、ドイツ全土で盛んなわけではなく、

特にラインラント地方が有名で、ケルン・マインツ・デュッセルドルフがドイツ3大カーニバルと

言われています。

クライマックスは来週の月曜日2月11日ローゼンモンターク(バラの月曜日)と

呼ばれる日で、街では盛大なパレードが行われ、山車からたくさんのお菓子が

撒かれ、仮装した人たちで賑わいます。


昨日の木曜日は「女性のカーニバル」といわれ、女性が主導権を握っていい日。

ラインラント地方ではこの日、男性のネクタイを女性がハサミで切る風習があります。

ネクタイを切ったあとはお詫びに男性にキスをします。

(そのため、この日は切られてもいい安いネクタイをして会社に行くのです)

そして女性たちは市庁舎などになだれ込んで占拠し、女性が主導権を握ることを

宣言するそうです。

という伝統的なイベントなのですが、近年はただの酒飲みイベントと化している面もあり、

昼間から街中に酔っ払いがあふれ、結構大変なことになるようです。

私は今年カーニバル初体験なので、とても楽しみにしているのですが、

周りの人からは酔っ払いやスリに気をつけるよう、言われています。

私もほかのイベントなどで経験していますが、酔っ払ったドイツ人は本当に

手がつけられないんです。(苦笑)


昨日は昼から犬の病院の予定があったので、それを済ませてから

アルトシュタット(旧市街)に出てみました。

カーニバル中の木曜日から翌月曜日まで(月曜は祝日)休みを取っているドイツ人も

多く、昼間なのに電車はコミコミです。
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半分以上の人が仮装をしていました。

車内でお酒を飲んでいる人も多く、紙ふぶきを撒いたり、歌ったり、大騒ぎ。

アルトシュタットに行く前に少し買い物をしようとデパートなどを覗いてみましたが、

この日は14時でクローズだったようです。

クリスマスやカーニバルなど大事なイベントがあるときにはお店は閉まってしまうんですよね。



アルトシュタットは酔っ払った若者であふれていました。

ユーロ(サッカー欧州選手権)のときも、大騒ぎで大変だなーと思ったけど、

カーニバルは全然その比じゃありません。

ほとんどの人が仮装をしています。

グループで同じコスチュームを着ているひとたちもたくさん。

牛グループ。
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有名なアルトビールの店ユーリゲの前は人が通れないほどギュウギュウです。
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市庁舎前はすでに「祭のあと」という感じで、ゴミだらけ・・・
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このあと、ライン川のほうまで出てみましたが、とにかく酔っ払った若者が

大騒ぎをしているので、間を抜けるのも結構ヒヤヒヤで、

写真撮影どころではありませんでした。

この日はちょっと見学のつもりだったので仮装はしませんでしたが、

週末は私もコスチュームで出かける予定です。

(山車のパレードのある月曜日以外にも、女装レースやビールの樽運びレースなど

いろいろ週末は伝統的なイベントがあるのです)


そしてテレビでは連日カーニバルイベントの番組が放送されています。

毎日毎日同じような感じなので、ちょっと飽きてきました。笑

Sitzungと呼ばれるイベントですが、仮装をした観覧客の前で、

歌やダンスや芸人がパフォーマンスをするものです。


子供たちのダンス。
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観覧客はみんなこんな感じ。
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子供の歌。
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昨日は女性のカーニバルの日だったので、女性だけの番組もありました。

会場のお客さんは女性のみ。

ドイツのオカマさんの漫談。
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大爆笑してます。
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ステージの後ろにはこの日の象徴である「ネクタイ」がたくさん。
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漫談で大爆笑できるようになるにはまだまだ相当かかりそうです。

でも、観てるとなんとなくおもしろいのでつい観ちゃいます。



週末&ローゼンモンタークの様子はまたレポートしますので、お楽しみに・・・!