先日もブログに登場した、旬ものの若いニシンの塩漬けMatjes
鮮魚コーナーにて買ってきてみました。
1枚1.4ユーロくらい。
で、大きさはアジくらいあって、結構大きい。ひとり1枚で充分な大きさ。
ドイツでは、刻んだたまねぎをのせて食べるのがポピュラーなので、
お魚屋さんによっては「タマネギつける?」と聞かれるそうです。
(私の行ったスーパーでは特に聞かれなかった)
表面の塩とぬめりを取るため一度水洗いして、キッチンペーパーでふき取り、
一口大に削ぎ切りにして、ショウガ、ミリン、酒、醤油にしばらく漬けました。
最後に上からアサツキを散らして、漬けMatjesに。
お酒のつまみにぴったり~。ごはんの上に乗せてもおいしそう。
ただ、一度塩漬けされているので、お刺身のプリっとした食感は
ありません。ひたすら柔らかい。でも脂のってておいしかったです。
次回は漬け丼だな
それと一緒に買ってきた、見慣れぬキノコPfifferling。
スーパーで最近大々的に売っている旬もので、気になっていたのです。
調べたところ、日本名アンズタケといって、ポルチーニ、モリーユ(アミガサタケ)と
並ぶヨーロッパ3大食用キノコだそうです。
フランス語ではジロール。お肉に添えたり、シチューやピザのトッピングなど
幅広く使われます。
今日はマッシュルーム、ひらたけと一緒にオーブンで酒蒸しに。
(耐熱容器にいれて塩コショウ・バターをのせ、パセリをちらし、白ワインか
料理酒を少しふって、上からアルミホイルをかぶせて200度のオーブンで10分くらい)
なかなかおいしかったけど、泥んこ汚れが結構あるので、
汚れをふき取る下準備がちょっと面倒でした。
丁寧にふき取ったつもりが、少しジャリジャリ感が残ってしまったし。
キノコは洗っちゃいけないというけれど、これは洗いたくなるレベル。
しめじや舞茸のほうが旨みが濃くておいしいと思います・・・(ドイツにはない)
料理法にもよるのかな?こってりしたクリームソースとかには合うのかも。
それとこの日食べたのは、ドイツ語学校の先生も大好物だというSprotten。
(特に旬ものではなく、年中あります)
これも辞書によるとニシンの一種らしいのですが、
大きさはシシャモ。
お魚売り場の燻製コーナーに、まるごと燻製されて売っています。
グラム売りだけど、10尾で2ユーロ前後だったかな。安い。
アルミホイルに包んで、オーブンかトースターで温めなおし、
上からレモンを絞っていただきます。
これが、かなりおいしい!完全にシシャモ
燻製のスモーキーな香りのついたシシャモです。
これはビールが進みます。日本人好みのお味!
頭からまるごといけて、カルシウムもたっぷり。
食傷気味のドイツ料理(じゃがいも、ソーセージ、肉のかたまり)から
離れて、おいしいものを探してみると、日本人の口にあうものもいろいろあるものです。
そして、ここデュッセルドルフの地ビール、アルトビアは和食にも合いますよ