塩漬けニシン Matjes | ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

ドイツのレストランに行くと、季節ごとの旬ものメニューがあって




たとえば、先月まではシュパーゲル(白アスパラ)とか、




新じゃが、イチゴを使ったデザートなどがオススメだった。




この時期はMatjes(マティエス)! 6月から解禁になる新物の若いニシンの塩漬け。




以前、おそらく長期保存用の旬ものではない塩漬けニシンを食べたとき、




結構生臭くてニガテかも・・・と思っていたんだけど、




学校の先生も「この時期の鮮魚コーナーにあるMatjesは超おいしい!」と




大絶賛だったので、レストランで頼んでみた。





photo:01


Matjesに、刻んだリンゴとタマネギの入ったヨーグルトソースがかかったもの。




Bratkartoffel(いわゆるジャーマンポテト)添え。






旬ものは、強い塩漬けにはなっていなくて、ほとんど塩気は感じない。




やわらかくて、油が乗っていて、ニシンの厄介な小骨もまったく気にならない。




(若いので、骨もまだ柔らかいみたい)






ネットで調べたところ、日本風にアレンジすると、これまた美味しいらしい。




軽くお酢でしめて、お寿司にしたり、タタキ風にしてしょうが醤油で頂くなど




光り物のように使えるとのこと。 これも試してみたいな。






ベルギーのガイド本にも、「6月はマーチェス(ベルギーではMaatjes)が




解禁になり、広場でお祭りが開かれるなど盛り上がる」と書いてあったし




そもそもニシンがとれるオランダでももちろん、みんなが大好きな料理だと




いうことなので、ドイツでも南より、北のほうで食べられているものなのかなぁ。。。?




北欧の人もニシン大好きだし、北海・バルト海周辺はあまりお魚の種類が




捕れないのかも・・・ うん、実際北欧ではサーモンとニシンくらいしか食べた記憶がない。笑










ネットを調べていたらこんなおもしろい記事があった。↓




旬ものの初競りにご祝儀がつくのは万国共通なんだね。




オランダで「ニシンの酢漬け」初競り、45匹に史上最高値940万円





水産局のウェブサイトによれば、北海で5月末~7月頭のわずか1か月ほどの期間に水揚げされ、酢漬けに加工されるニシンの量は2万5000トン、約1億8000万匹に上る。そのうち9000万匹はドイツに、1400万匹がベルギーに輸出される。 


(記事より)




なるほど、オランダで水揚げされ、ドイツとベルギーに分けっこするんだね。




しかも半分はドイツ人が食べちゃうのか(笑)






お魚自体、高くて種類の少ないドイツ。




Matjesはお手ごろ価格なので、お魚摂取したい日本人にも嬉しい音譜




いろいろアレンジして、いっぱい食べなきゃ!!