朝食を食べ終わる頃、哺乳瓶の消毒薬のCMが流れていた。
自分が食べた食器を下げながら、みやぴんがニコニコしながら私に言う。
「かあちゃん、子育ては大変だった?」
「いや、今もまだ子育て中ですけど???」
自分のことを何だと思っているのか笑
「ぶーぶー。そういうことじゃなーいー。もっとちっちゃかった頃のことー」
「そうねー。赤ちゃんの頃は、寝ない子だったから、そういう意味では大変なこともあったかな。あとは、保育園に入ったばっかりの頃とかはね」
「そっかー、みやぴんは寝ない子だったのかー」
ニコニコ言うわねぇ笑
***
でも、ここまでみやぴんが大きくなるのに「大変だった?」と聞かれるとそんなに「大変」なことはなかったなぁ。
いや、もちろん、生後1ヶ月から2ヶ月くらいの「寝ない子みやぴん」(毎日23時から明け方までギャン泣きパーティータイムだった)とか、保育所・保育園入園当初の風邪病気連発問題とか、1歳半までに歩かないんじゃないか問題とか、そういうことはあったけれど、みやぴん自身のことで何か「大変!」と思ったのは本当にそのくらいのもので、どちらかといえば大変だったのはいつも私自身の問題だった。待機児童とか、保育所探しとか、私の体調不良とか、仕事爆裂とか、ワンオペ状態とか。そういう中で「みやぴんは大丈夫」と思えたのは、どれほど幸せなことだっただろう。
なんて言ってて、これからどんなどんでん返しがやって来るかも分からないけどね!笑
でも、もしそうだとしても「みやぴんは大丈夫」って思ってやっていくんだろうな。
そんな気がする。