熱田神宮の書き初め大会に、みやぴんが頑張った話はこちら↓
例年、熱田神宮の書き初め大会については、特賞・入賞・入選の人に、1月30日前後に学校を通じて通知があります。
みやぴんが「あぁ、そうだ、話があるの。悪い話」と話し出します。
「悪い話?何が起きたんだい?」
「あのね…熱田神宮、特賞、取れませんでした!!」
「おお、通知が来たんだね。そうかー。お疲れさまだったね。特賞が取れなかったからといって別に悪い話ではないよ。頑張ったの知ってるもん。で、結果は何だったの?」
「入賞」
「じゃあ、掲示はしてもらえるのね(入賞、特賞は熱田神宮の宝物殿に一定期間掲示されます)。楽しみだね。見に行こうね」
「うん…でも、でもなー。特賞しか見てなかったから、やっぱり残念。がんばったんだけどなー!!悔しいなー!!!」
「そうだね。がんばったと言えること、だからこそ悔しいと思えること、大事だと思うよ。お母さんは、みやぴんが自分で目標を決めて、そこに向かってどうするかを考えて、練習量を増やして当日までやってきたことがとっても素敵だと思った。そこに『入賞』という結果をいただいて、熱田神宮に掲示してもらえることは、熱田さんにもみやぴんのがんばりを認めてもらえたことだと思う。狙った『特賞』ではなかったのは残念だったなと思う。でも、どう?やりきった?」
「うん、やりきったと思う」
「そこに後悔がないのが一番じゃないかな」
「そうだね」
「でも、1年生から考えると、入選、入賞、特賞、入選、入賞か〜。やっぱり今年特賞行きたかったな〜!!!」
向上心と負けず嫌い笑
キライじゃないよ、そういうとこ。
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年長の頃から書道を習い、ちょうど6年になります。
多くの書道展や競書に参加してきましたが、一発勝負の席上揮毫は熱田神宮の書き初め大会だけなので、本人なりにとても強い思い入れがあるようです。
親の考えで習い始めた書道。体を動かすことが大好きで、じっとしていられないみやぴんには、ある意味苦行のようなところもあり、「辞めたい」という気持ちが見えることもありました。(言い出さなかったので私から言うこともありませんでした)
でも、「親に行かされている」ところから、本人なりの「思い」を持って向き合うことができるようになったのは大きな成長です。自分自身が主体性を持ってそこに関わることができるようになれば、おのずと向き合い方も結果も変わってきます。
思いのないところには、作業しかない。
思いがあってはじめて、血の通った、あたたかいものになる。
みやぴんは、自分自身で、ひとつのヤマを超えたのだと思います。
みやぴんは今年、年女です。
子育てのフェーズは次の段階にどんどん移っていきます。
どんな変化や成長があるのか、これからもますますみやぴんから目が離せません。笑