Natsume Life Log

Natsume Life Log

私の目に映る世界のおすそわけ。日記のような備忘録のような。自分の中の喜怒哀楽を共有したい。

最近、散歩しながら感じたことなのだけれど、


写実的な絵が上手な人ってどんな世界が目に映っているのかな


という話。


自分は学生の頃から良くも悪くも普通の美術センスだと自分では思っているんだけど、高校3年生の頃「学校の一部分を水彩画で描きましょう」っていう課題があったのね。


そこで、画角を決めて写真を撮って、絵を書き始めたらなんだか想像と違う絵が出来上がって。陰影?なにかが足りないっていう感じの絵だったんだよなあ、っていうのを散歩してたらふと思い出したの。


そこで、そういえば自分の推しって写実的な絵が上手な人が多いんだけど、自分が見ている世界と推しが見ている世界では何か違いがあるのかな?と思ったという経緯。


作者によって写実的に創造されて、観覧者によって叙情的に受け取られる


芸術っていいね、自由だ。



私は大学で国語学を専攻しているのだけれど、日本語について研究している中で、ふと感じることがあったから書き残しておく。

 

文学部に所属しているから、小説も論文も音声も、様々な「ことば」に関する本を読む機会がある。必然的に「本」に触れる機会が多いから、それに伴って日本語の知識が増えていく。それまで普遍的で一般的なことばで自身が表現していた物事を、より的確で自分の想像との距離が近いことばで表現することが可能になる。それだけ勤勉に取り組んできた自分は素直に褒めたい。

 

ただそこで、そのことばを知識として得たとしても、実際に自分が使用するかどうか。

自分の想像にどれだけ近しい言葉でも、相手に伝わらなければ意味がない。対象が人である発信なら尚更。

 

日本語を学ぶ理由ってなんだろう?知識とことばの選択権を得ること?

突然ふと、ブログを書こうと思い立ったので、PCを開いてみた。私の目に映っている世界、受けた感情、私の価値観を徒然なるままに書き残していきたい。

上手な文章が書けるわけでもない。なにか対象があるわけでもない。ただ私の人生のある一瞬にフォーカスを当てて、これを見てくれている誰かに喜怒哀楽を共有できたら。そんな気持ちで。

 

なぜ急に「ブログを書こう!」となったか、理由は大切な人達の影響を受けたから。

 

これまで21年間の人生で、一番自分の身近にあったもの、それは音楽だ。中高生の部活動は吹奏楽、趣味は俗にいう「オタ活」。

 

オタクの中身は、歌い手、バンド、アイドルなど、人生は幅広い音楽と共に歩み続けている。

 

そのオタ活の一環で、好きなアイドルのブログを読む機会があっ

た。弾丸一人旅が好きな彼のブログの中に

 

「旅をしても正直自分の中に何も残らない。でも旅先で過ごした時間は、短くても自分にとってリセットするきっかけになる。」

 

という言葉があった。

そこで私ははっとした。

 

なにか物事に取り組むなら意味を見出さなければならない。

 

やるならちゃんと。

 

決められたことは必ず。

 

自他ともに認める馬鹿真面目だから、上手く手を抜くことが苦手だし、自分の調子が悪くても無理をしてしまう。「結果」が人に認められる一番の要素だと思い込みすぎている節があるのかもしれない。だから無理をしすぎてしまうし、自分が想像している以上に人は優しいのだと思えるようになりたい。そんな気持ちで生きていたから、彼のブログを読んで、必ず物事に意味を見出さなくてよいのだと、原点に改めて気づかされたような気がしている。

 

やっぱり人生、やりたいと思ったこと、興味を持ったことはやってみるに限るな~~~!意味なんてなくていい、何なら後付けすればいい!と彼が思わせてくれたから、今私はブログを書いているのかも。

 

ここで私のアイドルオタク観を簡単に。

アイドルを応援していく以上、ファンひとりひとりに様々な価値観があると思う。

私がこれまで応援してきたアイドルの中には、夢を見させてくれるアイドルもいれば、グループとして非常に仲がいいアイドルもいたし、メンバーが脱退したり、入れ替わったり、、など様々な出来事があった。アイドルを応援してきた中での様々な出来事を経験していく中で、自分が一番アイドルに求めているものは

 

「人生の一部分であってくれる、アイドルという立場を大切にしながら等身大な『自分』を生きてくれている」

 

ことだと気づいた。

 

もちろん、アイドルには夢を見させてほしいと思うアイドルファンもいるだろう。ただ、自分は「自分の存在があなたの人生の豊かさに繋がったらいいな」と思ってくれているアイドルが好きなんだなと。

 

これだけではもちろん述べきれないけれど、私のアイドルオタク観はこんな感じ。

そんなこんなで私はこれからも、JO1とINIを大切に生きていきたい。

 

 

冒頭で「このブログに対象はない」なんて書いたけれど、書くからには誰かに届いたらいいなと心の隅で思っているし、同じような感情にぶつかっている誰かに読んでもらえたら、、なんて思っている。矛盾した承認欲求を持ち合わせているのも一種の私らしさなのかもしれない。

 

「自分から人に伝えないけれど、頭の中にあるもの」を気分に合わせて残していこう。

 

これから、自分にとってとても緊張する重たい実習があるけれど、好きな音楽と好きなアイドルをモチベーションに頑張ろう。

 

もしここまで読んでくれている人がいたら本当にありがとう。

元気がなくなる日が来たら、花が咲いてる、空がきれい、みたいなほんの小さな幸せを、迷惑にならない程度の声で叫んでみない?( *´艸`)明日も自分を大切に生きようね。