穏やかな気分に浸れる映画DVD 『しあわせのパン』 | 映画・本の紹介、感想、レビュー

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しあわせのパン

出演: 原田知世、大泉洋、森カンナ、平岡祐太、光石研、余貴美子

監督: 三島有紀子

DVD発売日: 2012/07/06

原田知世、大泉洋主演のハートウォーミングドラマ。

映画『しあわせのパン』は、宿泊設備を備えたオーベルジュ式のパンカフェ[マーニ]を営む夫婦と、その店を訪れるお客さまたちの人生を描く、春夏秋冬の物語です。

水縞くんがパンを焼き、りえさんがそれに合うコーヒーを淹れ、料理をつくる。





北海道の美しい自然とのどかな風景の下で描かれるほのぼのとした人間模様。

物静かな若い夫婦が営むパンカフェ。

そこには憩いを求めてくる近所の人々との穏やかな時が流れている。

夫がパンを焼き、妻がコーヒーを入れる。

そんなさりげない日常に、幸福感を感じ、癒されるのです。

偶然訪れた訳ありの人達の心を解きほぐしてしまう夫婦の人間性と不思議な空間。

ただ、時折妻は夜中に何か悲しそうに物思いにふけっている。

それをただ何も言わずにじっと見守る夫。

夫が焼きたてのパンをちぎって妻に渡し、妻がありがとうと言って食べる。

パンを分け合う=人生を分かち合う 幸せと結びつく。

この映画を観た後の感覚は何と表現したらいいのでしょう。

慌ただしい日常に疲れた人の心をそっと癒してくれる感じ。

そんな穏やかな気分に浸れるいい映画です。


ストーリー(Amazonより)

東京から北海道の月浦に移り住み、湖が見渡せる丘の上でパンカフェ「マーニ」を始めた夫婦、りえさんと水縞くん。

水縞くんがパンを焼き、りえさんがそれに合うコーヒーを淹れ、料理をつくる。そこには、日々いろんなお客さまがやってくる。

北海道から出られない青年トキオ、なんでも聞こえてしまう地獄耳の硝子作家ヨーコ、口をきかない少女未久とパパ、革の大きなトランクを抱えた山高帽の阿部さん、沖縄旅行をすっぽかされた傷心のカオリ、観察好きの羊のゾーヴァ
そして、想い出の地に再びやってきた老人とその妻。

それぞれの季節にさまざまな想いを抱いて店を訪れた彼らが見つけた、心の中の“しあわせ"とは?

そして彼らを見守るりえさんと水縞くんに訪れることとは?


しあわせのパン [DVD]/原田知世,大泉洋,森カンナ

¥5,040
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映画「しあわせのパン」公式サイト