好かれる技術―心理学が教える2分の法則(新潮文庫)
植木 理恵(著)/ 新潮社(2010/2/26刊)
さんまのホンマでっかTVに出演されている植木理恵先生の著作本。
心理学の根拠から、わかりやすく実例が書かれていて、非常に参考になります。
人に好かれる技術として、第一印象が大事、第一印象は最初の2分で決まるとのことで、詳しい事例を交えてどうすべきかが書かれていて興味深く、納得できます。
ちょっと駆け引きぽいところもありますが、これも人間の心理を考えれば妥当なテクニックになるのでしょう。
第一印象だけでなく、自分の心理、相手の心理をつかむ術について書かれていて、人づきあい全般に有益な内容になっています。
第一印象はその後修正されにくく、増幅されていく。(初頭効果)
人間は自分の正しさを確かめる情報ばかり集める間違いを起こす。(確証バイアス)
だから、第一印象を良くすることは大変重要と説く。
3つの心の体操は参考になります。
この体操は人から好かれる魅力的な人間になるためと共にメンタルヘルスにも効果があるのです。
●「頭がよくなる体操」 論理的・客観的に物事をとらえられるようになる。
①ポジティブ・シンキングをやめる。
②非合理的な考え方の癖をやめる。
●「性格がよくなる体操」 外向的で情緒が安定している性格になる。
外向的とは、外交ではなく、物事を決める判断基準を自分の外側に持っていること。
つまり相手の立場で物事を考えること。
①他人の価値観で考える。
②優柔不断になる。
●「心をきれいにする体操」 自己愛が十分に満たされる状態にする。
①自己愛を満たす相手を探す。
すぐに読み切れる文庫本ですが、内容は奥深く、一読をお勧めします。
(内容)Amazonより
「初対面はどうも苦手」というあなた、「私は徐々に打ち解けるタイプだから…」なんて言い訳してませんか?
残念ながら人は、初めの2分間の印象をなかなか覆せない。
本書では気鋭の心理学者が、最新理論に基づいた、好かれるテクニックを伝授。
合コン、お見合い、就活、営業…。第一印象に支配される現代を生き抜くための必読書。
著者略歴
植木 理恵
1975年生れ。心理学者、臨床心理士。
東京大学大学院教育心理学科修了後、文部科学省特別研究員として心理学の実証的研究を行う。
日本教育心理学会において最難関の「城戸奨励賞」「優秀論文賞」を史上最年少で連続受賞し、現在、都内総合病院心療内科でカウンセリング、慶應義塾大学理工学部教職課程で講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

