100円のコーラを1000円で売る方法 [単行本(ソフトカバー)]
永井 孝尚 (著) 、中経出版 (2011/11/29)
この本は物語としても面白く、引き込まれて読んでいくうちにマーケティングの知識と営業戦略についての知識が得られます。
高飛車な女性社員が、常識・良かれと思って行っていたことが、ことごとく否定され、マーケティングの理論の説明を受け成長していく、痛快ビジネス小説?!
他社の実例も交えて解説されていて、巻末にマーケティングの学術書の紹介もされているので、参考になります。
誰もが陥りがちな過ちをただし、理論を教えてくれ参考になるマーケティング初心者には最適のおすすめビジネス書です。
内容(Amazonより)
新人商品プランナー・宮前久美が挑んだのは、「Appleにできて日本企業にできない壁」だった。彼女は日本が抱える課題―「高品質・多機能。でも低収益」から脱却できるのか?コトラーからブルーオーシャン、キャズム理論まで1冊でつかめる。
出版社からのコメント
新人商品プランナー・宮前久美が挑んだのは、「Appleにできて日本企業にできない壁」だった。彼女は日本が抱える課題----「高品質・多機能。でも低収益」から脱却できるのか?
コトラーからブルーオーシャン、キャズム理論まで、マーケティングがわかる10の物語
「顧客が言うことは何でも引き受ける」という日本人の勤勉さは、高度成長期を通じて無類の強さを発揮しました。しかし、それは同時に過当競争を生み出し、差別化ポイントを失わせ、「高品質なのに低収益」というアイロニカルな矛盾を生み出しています。
本書のテーマ----顧客中心主義とは、「顧客に振り回される」ということではなく、「顧客の課題に対して、自社ならではの価値を徹底的に考え、提供する」ということなのです。
(著者あとがきより)
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