タテマエの仮面 -23ページ目

決まりました

内定決まりました。
思いっきり尻を叩かれながらやっと重い腰を上げて受けてみた会社で決まりました。
就職活動も終わりです。
またしても親の反対を押し切る形になってしまった。


よく人生を竹に例える話があります。
節目節目で気持ちにケジメを付けなさいよ~と。
今回で5回目の節目になる。
思えば小学校の頃から節目ごとに周りから旅立っていた俺。
当たり前といえば当たり前だが、新しい環境に臨むときはいつも独りだった。


そして今回は、親から離れる。
正直心配だ。
母は俺の存在が拠り所になっている節がある。
俺がいなくなると潰れるのではないだろうか、という懸念を持ちたくなる。
また今まで迷惑をかけまくってきたこともあり、また裏切ることに気が引ける思いがある。


仁・義・礼・智・信・孝。
今さらになって孝行の念がこみあがる。
おそらく東京に行けば、もう親孝行はできないだろうなぁ。


しかし
東京に行けば無限の可能性がある。
自分がどこまで通用するのかが試せる。
自分の能力を引き上げるのに最適な会社だ。
路は世界に通ずる。
自分の理想像を達成するには一番の近道だろう。



この重い2つを天秤で量ると、俺は東京に行くことを決めた。
親不孝者の俺を許してください。
今回の決断は、俺の歴史に残る。

ポスター

駅のどでかいポスターなどを見て思う。
いま自分の目の前に一枚の真っ白なキャンパスを出されて
「この商品のポスターを描け」と言われて、はたして自分はこのポスターを描けるだろうか。


人それぞれと言われてはおしまいだが、批判するのは簡単なこと。
だが何も無いところから作り出すのは難しい。



何かしら描かれたキャンパスから伝わるものがある。
コンセプトがあり、与えるイメージがあり、構図があり、なぜそれを選んだのか云々。
このポスターを描いた人の思考を少しでも自分のものにできないものかと努力する。
いつか別の形で役に立つだろうから。


そんな目でいつもの町を歩くと、また別の世界がそこにある。

親父

先月の日曜に親父の忘れ物を届けに行った。


その日は親父が事務局長を務める同郷集会で毎年恒例の年1回役員と会員が集まる総会だ。
そこで参加者全員の配布物を忘れて行き、俺が大急ぎで届けることに。
スーツ着て難波まで届けに行った。


よほど助かったのか、

「ありがとうな。助かったわ。」

と言われた。



親父の口から俺に向けて感謝の言葉が出るのはいい気分だ。
ガキの頃は何があろうと俺を誉めなかったあの親父が。
親父が俺を男として認めるようになったのは、つい最近のことだ。


生粋の鹿児島男児でひたすら真っ直ぐ。
不器用のかたまり。
背も低いし太っている。頭も薄い。
しかし雄大な山脈のように大きい男。
深い海のような目をした男。
昔の俺の永遠の敵。
今の俺の永遠の目標。



父の日に親父への言葉は要らない。
俺を貫き通すことが親父へのあてつけであり、俺なりの孝行。

新しい世界

こんど友人と歌舞伎を見に行きます。

本当は歌舞伎にはあまり興味ないんですが、

見たら歌舞伎について話すことができる。もしかしたらハマるかもしれない。

見なかったら今までどおり何も変わらない。



人は自分の知識の中にいろんな世界を持っている。
ゲームの世界、サッカーの世界、エンターテイナーの世界、音楽の世界、株式の世界、いじめの世界、お水の世界、堅気の世界、死に近い世界・・・
いろんな世界がある。
普通じゃ絶対に体験できない世界を知っている人は尊敬に値する。
そんな世界を知っているからこそ、人に言える言葉がある。


人生は一度きり。
いろんな世界を知っているほうが人生に深みも出ておもしろいだろう。
自分の知っている世界はこんなにもおもしろいぞ!」と人に自慢できる世界を持っている人は素晴らしいと思う。
そしてその世界を知らない自分は人生を損していると感じる。
だから一つにとどまることに安心せず、常に新しい世界を求め続ける。


海の水を吸い取るティッシュのように、おもしろい世界は無限にある。
吸い取れる時間は決まっている。
人生暇なし。


そう考えると、いてもたってもいられなくない?

愛に飢えている人達

世界の主な宗教は全て「愛」をテーマにしている。
特にキリスト教は、万人に対する愛を、仏教は万物に対する愛を説いている。



いい人付き合いをしたいのであれば、相手を愛することは切っても切り離すことができないと思う。


大好きな人だから、ちゃんと目をそらさず話を聞いてあげられる。
大切な人だから、望むことをしてあげたくなる。
愛してるから、少しイタズラをしたくなる。



最近は愛に飢えている人達が多いと思う。

犯罪を起こす若者。

自分に絶望する人達。


決して自分も例外じゃない。



だから



足りないものをただ欲しがるだけじゃなく、
少しでもいいから相手に与えたい。
こんな寂しさをこれ以上広げさせないために。


こちらから心を開くと、相手も心を開いてくれる。
かたくなな心も、少しずつ歩み寄ることが出来る。



今まで言う覚悟が無かったけど、今なら言える。
愛されるより愛したい