ドバイでヴィラを買う(借りる)なら… | ほこりまみれの駐在生活

ほこりまみれの駐在生活

異国の地ドバイでの記録

という題名をつけましたが、

私は駐在でホテルレジデンス住まいですし、

これからの人生どうひっくりかえっても

 

ドバイで何千万、何億というヴィラを買って住む、

 

ということはないので

 

こんなこと考えるだけ無駄

 

なのですが、

最近のドバイでの大雨を経て

 

ドバイで家を買うなら、

 

雨についての情報をもっと知っておく必要がある

 

と思いました。

 

今までのドバイの不動産って、

 

・シービューか否か

・家の外観、内装の美しさ

・プールが付いているか

・利便性

 

といったことを基準に選ばれていたと思うのですが

(選んだことないですけど…想像で。)

 

これからは

 

排水がいいか

 

ということを絶対にみておいたほうがいい。

 

最近のドバイは、異常気象のせいか、

クラウドシーディング(人口雨)のせいか

誰も何も言わない、言えませんが、

 

とにかく雨が降るようになりました。

しかも降るときは、スコールのように降ることが多いです。

もともと雨に慣れていない砂漠の国ドバイは、

 

排水施設が乏しく、

建物の気密性も大変低いです。

 

雨が降ると、素敵なホテルだってモールだって、

天井から盛大に雨漏りしますガーン

 

そして流れた雨は、排水されぬまま道にたまって

水たまりとなり、池となります。

 

4月16日に大雨が降った際は、

日本で報道された通り、それはそれは甚大な被害が出ました。

 

我が家でも、ホテルレジデンス住まいですが、

窓の隙間から、天井から

水が小川のように流れて大騒ぎしました。

が、雨漏りごときで騒いではいけなかった(雨漏りはもはやデフォルト)

ということを、

次の日のニュースで知りました。

 

あれから1か月。

もうドバイは「雨なんて降ったっけ?」というくらい

暑い日差しがふりそそぎ、

いつも通りの姿にもどったように見えますが…

 

まだ、あるところにはまだ残っているんですよね。

水が。1か月も前の雨水が。。。

 

どうも土地の低いところに

地下を通って雨水が流れ込むらしく、

あるところに行くと、まだ広大な雨水の湖があったり、

日によって水が湧き上がってくるエリアがある

(パイプで吸う、次の日また水が湧き出る、の繰り返し)

んです。

 

そういったエリアは蚊も大量発生して本当に大変。

その近くに住んでいる方々はさぞ大変だろうと思います。

 

最近新聞で、政府が日本でいうハザードマップのようなものを開発し始めたとでていました。

UAE: New AI system shows what streets, communities likely to fare worst in rains | Science – Gulf News

 

これはまだ開発中のものらしいですが、

これからは、土地を選ぶ際に

排水のいい土地はどこか、を考えていく必要があるな~と思いました。

 

ちなみに、観光地として必須の幹線道路や有名観光地エリア、

ローカルの人が多く住むエリアは、

ポンプ車の出動がかなり速かった印象があるので、

そういったあたりの近くに住むというのも手かもしれませんね。

 

いずれにせよ、この天候をみて

政府もだいぶ動き出しているようなので

豊富な財力で

排水設備を瞬く間に作ってくれるんじゃないかと、

ドバイに期待もしています。

 

日本、ドバイに排水技術を売り込めないかしら。

いいお仕事になると思うのですがてへぺろ