テクノロジー犯罪の日常よく受ける被害の話です。
メーザーの方向を手で確認する例と注意事例2つ(複数方向・通常電波との併用)
先日はこちらで方向確認の例を紹介しました。
今回は先日紹介していない手での確認と、注意事項2つ(複数方向・通常電波との併用)です。
【手での検知】
まず手での確認ですが、基本的に以下のようにメーザーの方向と予想したところに手をかざし、メーザーを遮断して方向を検知するという物です。
これはよく使う手法です。方向検知には便利ですね。
【複数方向からのメーザーも頭に入れておくべき】
次に問題になるのが、複数方向からの照射です。
その場合は1つを遮っても被害は収まりにくくなります。
このような感じになりますが、加害者も2方向だけではなくて9方向から照射する場合もありますし、これは地道に検知してくしかないでしょう。
2方向を抑えたのにまだ被害がある場合、それはもっと違う方向から撃たれているケースと、次に紹介するケースの複合も考えられます。
ただ方向が分かれば、そのメーザーの通り道を確認して草木があったりすると、異様に育つか枯れたりします。これも分かりやすい現象です。
【メーザーと通常の電波の組み合わせ】
メーザーでマーキングして、通常の電波と反応させる場合
以下のようにメーザーで強く撃ち、その後範囲の広い通常の電波を照射する事でメーザーでの被害部位と反応させる方法です。
これは非常によく使われる方法で、外出先でもしょっちゅうやられます。この場合は撃たれたところをなるべく記憶しておくと、外出先などで仕組みが容易に理解できるでしょう。
このように加害者は色々な照射の組み合わせをしてきます。
平面だけであれば分かりやすいのですが、角度もつけてきたりするのでなおさら検知は大変です。
ただ手を使う検知などは、被害部位が人間の身体で手も同じ組織成分という事で遮断効果や同じように違和感を感じる事が出来るので便利といえば便利です。
今まで照射と被害がどのようになっているかあまり興味の無かった人もメーザーが来たと思ったらやってみてください。
ちなみにメーザーは口径があるので、1mmだったり5~10cmだったり、それよりも大きな範囲もあります。
色々ね照射パターンを知ることで理解も深まるので、頭に入れておいていただければと思います。
こういう指向性のある照射はレーザーの方が一般的かもしれませんが、一度計測器が照射の被害と同時に反応したのでメーザーと記載しています。メーザーの方が歴史は古いので、技術としては不思議でもなんでもありません。
もう一つ注意事項があるので、それは次に紹介したいと思います。