こんにちは。

ピアノ講師maiです口笛

先日、東京都美術館を訪れました。






今回は、音楽的にも重要な時代。

この頃の絵画をモチーフに

音楽作品が多数制作されるなど

芸術面で非常に相互関係の深い…

印象派🌳キラキラ

これは期待大おねがいイエローハーツ

作品に作家独自の

個性を追求するよりか

技巧的で風景を通して
人間の感情が垣間見える
油彩画ぽってりフラワー



観れば観るほど

じわーっと感動の波が

押し寄せてくるよう。

もう、全作品家に飾りたい!!
(お城かw

毎日愛でたいほど
最高の作品でしたオエー

風景画は、鑑賞する距離感によって

違った趣がありますよね。

近距離からだと

画家さんの筆使いだったり

努力が直に感じられます。

例えば、点点々‥と

点のみのタッチをひたすら重ねて

描いていたり

流れるような線のみで描いていたり

画家さんによって手法は

まちまちなんですが

気が遠くなるくらいの

計算をされて描いていることが

伝わってきます。

遠くから眺めると

全体像を見渡せるので

色彩の美しさやバランスだったり

作品が伝えたい言葉や意図を

受け取ることができます。

なので、絵画を鑑賞する際は

あらゆる角度から鑑賞すると

面白さも倍増するんじゃないかと

思いました口笛



この展示は

疲れた心を包みこんでくれるような

明るい雰囲気の風景画ばかり。

まさに‥

美しい自然と
共存する人間を描いた
癒やしの作品キラキラ


毎日眺めていたらストレスも吹っ飛び

御長寿間違いなし!(笑)

心に優しい作品の数々でしたチョコ

ポストカードを購入したので

特にお気に入りのBEST5ひらめき電球

解説したいと思います。

第5位

クロード・モネ 『睡蓮』


モネといったら『睡蓮』ですよね。


淡い色彩と独特の色遣いが特徴的。


花も素晴らしいですが


水面の色彩の描き方が息を飲むほど


美しいです。


光とそれに反射して映し出されるものを


淡いタッチで幻想的に描いています。


色彩の濃淡で日の光だったり


水面に映し出される世界を


見事に表現


一見なんの変哲もない水面だけど


未知な可能性流れ星


が湧き出てきそうだなって。


私達にそう思わせてくれます。


ただの池‥で終わるか


ファンタジックな世界へ


膨らませられるかは


自分次第なんだなーダッシュ


なんて鑑賞しながら考えていました。


馴染みある風景から


ここまで心に届く言葉を伝えてくれる


才能に脱帽です。




モネは日本好き桜


としても知られていて


日本の橋や


浮世絵を参考にした画風にするなど


日本人の好みに近い画風が特徴です。


モネは1840年、パリに誕生し


幼少期から絵がうまく


サロン・ド・パリに入選したが


落選することも多く


不安定な日々だったそうです。


画家仲間と展覧会を開くなど


活動の幅を広げていき


1890年代に自宅の池の睡蓮を


描くようになり


個展活動に繋げていきました。


白内障などにも苦しみましたが


生涯睡蓮を

描き続けました花束




第4位

メアリー・カサット

『裸の赤ん坊を抱く

レーヌ・ルフェーブル』



数少ない人物画でしたが

とても和む絵でした。

なんといってもBabyの顔が

可愛すぎる照れ飛び出すハート

表情なんかもすごくリアルで

こんな親子いるなーって

身近に感じられてほっこりしますね。

気になるのが、まだ1〜2歳であろう

Babyの…

ビーグル犬しっぽ胴体が長ビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだ
ないかビーグル犬あたま

ダックスフンドなみ…

母も腕長…

でも可愛らしいからオッケーOK

血色の良さから

健全な親子だという様が

伝わってきますよね。

なにはともあれ

作品から愛が溢れている飛び出すハート

ので好感度抜群でした


メアリーカサットは1844年生まれの

アメリカの版画家・画家です。


第3位

クロード・モネ

『税関氏の小屋・荒れた海』



モネは水面の描き方が

天才的ですよね。

現物を間近で観ないと伝わりにくい

部分が多いのですが

この小さな

波立ちの色合いが

ひとつひとつバラエティー

に富んでいる波虹


絶妙な陰影により

実際の海の波立ちを

リアリティーたっぷりに表しています。

同じ水面ですが

睡蓮とは大きく違う

ことも面白いなって。

海は気候の変化を激しく受けますし

地球の自転の遠心力がかかる分

池とは全く異なり

パワフルに
満ちたり引いたり波


するわけです。

私は海が好きなんで

観に行く機会も多いのですが

まさにその時に感じる迫力が

この絵にも詰まってるんですよね。

このパワー全開の

水面の荒れた表現を

色彩によって描ききってくれています。

水面と会話しているのか

ってくらい

描き方が卓越しているなぁっ

て思いました。


第2位

チャイルドハッサム

『コロンバス大通り、雨の日』



この作品も現物を観ないと

価値が伝わりにくいですが

驚くほどの傑作。

自分がタイムトラベラーになって

タイムスリップしたかのごとく

まさにこの1枚で‥

この時代のこの空気を

直に体感できる作品馬

車輪の音や雨の匂いまで

絵から伝わってくるような

感覚がしたんです。

雨で道がぬかるんでいる様子だったり

人や車の影が今にも動き出しそうで

まるで映画のワンシーン。

あまりのリアルさに

これ、写真なの!?カメラ

って一瞬目をゴシゴシ

こすってしまうくらい精巧かつ

絵に血が通っているようでした。

それでいてどこか

懐かしい気持ちに電球


不思議な魅力を

放っている絵だと思います。

パッと見は地味に見えますが

とんでもない!!

すごすぎる衝撃作でした。



チャイルド・ハッサムは1859年

ボストン生まれの画家です。

ヨーロッパ旅行を通して水彩画を

多数作成したそうです。


第1位

チャイルド・ハッサム

花摘み、フランス式庭園にて




これは圧倒的1位でした。

出来栄えがというより

欲しい!!チュー

が鑑賞一番に出て来た作品です。



綺麗・可愛い・美しい

三拍子揃っているじゃないですか。

描かれている女性もまるでシンデレラ‥

幸せが溢れ出しています。

これってまさに‥

女子が欲しい絵ふんわりリボン



先程のコロンバス大通りは

どちらかというと

男性好みの絵だと思うんですよね。

このとおり全く違うテイストを

描き分けできる技量が

素晴らしい拍手


この絵も現物は何倍も色鮮やかで

綺麗で、特にピンクと

白のお花の部分なんか

キラキラ宝石みたいガーベラ乙女のトキメキ

に輝いていたので

お花を詰んでるんじゃなくて

夢を詰んでいるんじゃないかと

乙女心くすぐられました。



誰もが憧れるような

素敵な世界観を作るのが

上手なんですね、ハッサムさんは。

今回初めて知りましたが

第1位2位と連続で選んでいました。

ちょっとファンになりそうです。

他の作品ももっと

鑑賞したいと思いました。


もう一度行こうかな〜


と思えるほど


綺麗な風景画ばかりでした。


綺麗なだけでなく


感銘を受ける人間の


心の機微も風景の中から感じられて


素晴らしかったです照れ




印象派は、4月7日まで展示されています。


興味のある方は是非東京都美術館へ。


最後まで読んでいただき


ありがとうございました口笛