昨夜は東文で、グリゴリアンのBプロを聴きました。
2部構成で、第1部は5/15に聴いたAプロと同プロ。
第2部は、グリゴリアンのルーツであるアルメニア繋がりでハチャ、そしてRS。
ハチャ《スパルタクス》より アダージョ(オケのみ)
RS《エレクトラ》より
クリソテミスのモノローグ「私は座っていることもできないし、闇を見つめることもできない」
RS《サロメ》より
「七つのヴェールの踊り」 (オケのみ)
サロメのモノローグ 「ああ! ヨカナーン、お前の唇に口づけをしたわ」
楽しかった!
客席もAプロよりも沸いた印象。
第1部の感想は前回と変わらない。
チャイコの《オネーギン》と《スペードの女王》のアリアが素晴らしい。
第2部のRSの《エレクトラ》と《サロメ》では、グリゴリアンの魅力全開。
チャイコや(Aプロの)プッチーニも良かったですが、RSでは唯一無二という感じ。
ゾクゾクするような圧倒的な歌唱で、こういうのを当たり役というのでしょうね。
特にサロメのモノローグでは、ノット 東響で聴いたときの感激が甦りました。
長大なモノローグだからか、譜面台を置いて歌ったのが意外でした。
ドゥルガリャン 東フィルはイマイチ。
普段聴く東フィルとは別物で、このオケに東フィルを冠するのはイメージを損なうのでは。
それでも、グリゴリアンは歌い終わるとオケに盛んに拍手を送ってました。
良い人だ。
RSを歌い終えたのが21時頃でしたので、アンコールは無し。