来年から広上さんと日フィルの新たな試みが始動するそう。

 

題して、「オペラの旅」。

 

広上さんは昨年7月の日フィル定期で《道化師》(演奏会形式)を振りましたが、「オペラの旅」は演出付きのセミ・ステージ形式とのこと。

 

「衣裳をつけ、演技を入れ、照明も利用し、小道具も使って、限られた予算のなかでオペラとしての味わいを満喫してもらいたいと思っています。」(広上)

 

 

「オペラの旅」の第一弾は、ヴェルディ《仮面舞踏会》。

 

2025年4月 26日(土)、 27日(日)
サントリーホール
指揮:広上 淳一
演出:高島 勲
アメーリア:中村 恵理
リッカルド:宮里 直樹
レナート:池内 響
ウルリカ:福原 寿美枝
オスカル:盛田 麻央

合唱:TBD

 

《仮面舞踏会》以降の演目について、広上さんは次のように話します。

 

「このシリーズでは、一人に決めないで、いろんな作曲家のオペラを取り上げていきたいと思います。ワーグナー先生のオペラは一度も振ったことがないので、死ぬまでに《ニュルンベルクのマイスタージンガー》はやってみたいと思っています。あと、R.シュトラウスの《ばらの騎士》もやりたいですね。」

 

広上さんは66歳。

 

一度も振ったことがないワーグナーにこれから取り組むというのが、凄い。

 


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