基本的にテニスが上手くなりたい、上達したいという気持ちに応えるためにここまでレッスンをしてきました。
やはり各々が考えるテニスの目標は様々だと思います。例えばテニスのプレーのレベルが100段階あるとして、フェデラー選手、ジョコビッチ選手がその90段くらいにいると考えてみて下さい。
そうすると一般のコーチのレベルが60段から70段でしょうか。そしてテニスを始めたばかりの初心者は0段から始めるというふうなイメージになります。
この場合、0段から始めていきなり40段くらいまで駆け上がっていく人もいるだろうし、10段くらいで止まって悩んでしまう人もいるでしょう。
私が注目しているのは、どの段階においても1段1段を登るためには同程度のエネルギーが必要なのではないかということ。
どの段階でもいわゆるプラトーと言われるこう着状態、スランプがありますが、そこを抜け出すためにはそれ相応のストレスがあります。
思うにこのストレスレベルは、10段目にいる人も40段目にいる人もそんなに変わらないのではないか。
そんな気がするのです。恐らく90段辺りにいるフェデラーたちも同じなのでは、、、つまり、悩んでいる技術レベルの段階は違ってもそれを乗り越えるための精神力は同じではないか、そう思うのです。

決して10段辺りで悩んでいるからと言って、悩みの程度が軽い訳ではないと思えるのです。
結局、今自分がいる位置で精一杯やることが、どのレベルでも共通することで、いかにそれを忠実に実行したかがどの段階にいても重要なことで、後々後悔しないためにはとても有効な考え方だと思います。
10段から1段1段上がってやっと20段に上がった人と40段まで一気に駆け上がった人を比べて、例えプレーレベルの到達値は違ったとしても、結局はどの段階でもプラトーを乗り越えた満足感、充実感が幸福度を決めることになるわけで。
ですから、我々コーチが出来ることは、どのレベルでもその人の持っている能力に少しずつでも気づかせ、次の段階に導いてあげることがポイントなのだと考えています。

もともと持っていない能力に気づかせるのは簡単です。でも気づいていない能力や使っていない機能を気づかせること、そこがVfootworkで実感出来る効果です。テニスを続けてプロのレベルになる人はほんの一握りです。
でも今いる位置からステップアップすることは、やる気とやり方次第で可能です。いろいろなことに気づきながら1段1段をステップアップする幸せ感をこれからも共有していきましょう。