ランチでひとり焼肉 | 下町風来坊の日記

下町風来坊の日記

生まれも育ちも東京、今も東東京下町在住のオッサン。食べ歩きや旅行、ワンコの話題など、たわいもない日常を童心で、時に今の社会や風潮に対する心情をぼんやりつぶやいてます。

昨日のランチタイムは錦糸町駅南口へ・・・以前から、ちょっと覗いてみたかったチェーン焼肉店に飛び込み。

 

このビルの4階にあります

 

焼肉の和民・・・ランチタイムは食べ放題メニューがウリのよう

 

1階がカラオケ店のこの雑居ビル、2階と3階にも鳥メロとミライザカという居酒屋、共にワタミグループの店舗が入居してます。

 

思っていたよりもキレイで広い店内は、ゆったりとしたボックス席とカウンター席

 

確か以前、ロボットが接客していると何かで観ましたが、この日のこの時間帯にはロボットは現れず、店長らしきとても感じのいいスタッフさんが親切に案内してくれました。

 

1人なのでカウンター席へ・・・目の前のパネルで注文するシステムのようです

 

平日ですが連日のビアランチ・・・まずはプレモルの中生

 

緊急事態宣言解除後も、なかなか感染者数が減らないどころか、再び増加傾向の東京、いつ緊急事態宣言下に逆戻り、また飲食店での酒類提供禁止になるかわからないので、ランチタイムでも飲めるうちに飲んでおこう!と。(^-^;

 

料理はアラカルトも可能ですが食べ放題メニューを注文、1980円と2480円の2種類、選択できるメニュー数が違うようですが、せっかくなので2480円の方で、まずはタン塩が到着

 

胡麻油風のネギとレモンダレで

 

注文したものが次々と到着・・・回転寿司のようにレーンに流れてくるのがユニーク

 

厚切りカルビ、ロース、ホルモン

 
キムチとにんにくオイル焼き

 

制限時間は60分、一気に焼いていきます

 

やはり焼肉には冷たい生ビールが最高 (^-^;

 

火が強すぎて焦げ焦げ (^-^;・・・何気に60分だと慌ただしく

 
〆の前にカルビ(塩ダレ)
 
残り時間と睨めっこしながら、素早く焼いてパクリ
 
〆はラーメンと迷いましたが冷麺に
 
初訪問でこのシステムに慣れていないので、注文するまでバタバタ、何気に60分という制限時間が気になりましたが、それでもランチとしては結構食べましたね~。(^-^;
ワタミグループの新業態・・・個人的にはどんなお店なのか、一度は覗いてみたかったものの、正直味についてはそれほど期待していなかったせいもあり、予想以上にどのメニューもおいしくてサプライズ、席もゆったり広いので居心地もいいですし、これはなかなか使い勝手ありますね。
ちなみに料金は3267円・・・もちろんランチとしては贅沢ですが、これだけ食べてこのお値段、リーズナブルだと思います。
オープン直後にお邪魔し、たぶん他に誰もいないのかなぁと思いきや、結構お客さんが入っていましたし、カウンター席では何気に女性のひとり焼肉が目立ちました。(^-^;
 
ちょっとほろ酔いで、再び北口の事務所へ

ところでワタミといえば、もう10年近く前になるでしょうか?個人的にその当時、同社の株主として、たぶん3年連続で両国国技館にて行われていたワタミの定時株主総会に出席しました。
何せ当時のワタミは飛ぶ鳥を落とす勢い、渡邊社長は時代の寵児でしたから、株主総会といっても、さまざまな催しが盛り沢山の一大イベント、他の上場企業とは全く違う、ド派手な株主総会でしたが、個人的に特に記憶に残っているのが、ある年の総会での、株主から渡邊社長への質問コーナーでの出来事。
ちょうど私の後ろの席にいた5~6人ほどの若い男性グループ、その中の1人が質問に立ちましたが、どうやら全員が、既にワタミを退社した元店長の従業員らしく、後に株主になって総会に出席、社長にひと事言いたいと意気込んで立ち上がったものの、元従業員と聴いて、それまで満面の笑顔だった渡邊社長が瞬時に凍りつき、そして『何だ!言ってみろ!』と・・・何気に振り返って彼の表情を見ると、涙目で体が膠着、足がブルブル、頭の中が真っ白になって言葉が出ない様子、思わず自分のことのように『頑張れ~!』と心の中で叫びましたが、結局彼は、『いえ、何でもありません』と引き下がってしまい。
 
まぁそれほどワタミグループにおける渡邊社長の力は絶大、もはや神のような存在で、たとえ退社したとても、在職時のしがらみ、恐ろしい記憶はそう簡単に消えないものなんでしょうね。
そんな時代の寵児だった渡邊社長も、今やすっかりブラック企業経営者のレッテルを貼られ、それと歩調を合わせたかのごとく、ワタミグループの業績も急降下、もうすっかり過去の人になってしまった感がありますが。(^-^;
ちなみに個人的に最も起業願望が強かったアラサーの頃、渡邊社長がモデルの経済小説、高杉良さん著作の『青年社長』を繰り返し読んでいたものですが、もともと渡邊社長自身、佐川急便のアルバイトで寝食削って働き、貯めた300万円で起業したという苦労人、部下に対してもつい同レベルのものを求めてしまうのでしょうか?この小説の中でも、部下に対するそんな姿勢が至る場面で垣間見られ、思わずこの会社の社員は大変だろうなぁ~などと・・・。(笑)
 
まぁブラック企業といっても、昔の日本企業はある意味どこもそんなようなもの、バブルの絶頂期には『♪24時間戦えますか、ビジネスマ~ン♪ビジネスマ~ン♪ジャパニーズ ビジネスマ~ン♬』なんて軍歌風CMソングが、まさに時代を象徴してましたね。
ちなみに私の会社員時代に勤務していた会社は、業界では最もおっとりとした社風で知られ、その中で私は本社・支社・法人営業・個人営業など、さまざまな部署を体験させていただきましたが、特に過酷な個人営業の現場など、今思うとまさにブラック企業だったかもしれませんね。(^-^;