中国飯店 富麗華 ~ 麻布十番 | 下町風来坊の備忘録

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東東京下町在住のオッサン。食べ歩きや旅、ワンコの話題など、たわいもない日常やその時々に思うことを、童心で馬鹿正直に、また今の社会や風潮に対する心情を、ぼんやり本音でつぶやいてます。

先日、ディナーが麻布十番エリアのお店でしたので、ちょっと早めに事務所を出発し、永田町駅で下車、そしてのんびり歩いて六本木へ。

 

待ち合わせ場所の六本木ヒルズでは、こんな巨大な黄金のオブジェ、村上隆さんによる、お花の親子という作品のようです

 

ヒルズ内はすっかりクリスマスモード

 

ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション前の広場では、恒例のクリスマスマーケット、ケーテ・ウォルファルト

 

予約の時間が近づいてきたのでディナーのお店へ・・・ライティングされたけやき坂を通り

 

ルイ・ヴィトンショップのカラフルなウインドウとライティングのコラボ・・・ここから麻布十番商店街を抜け

 

麻布十番交差点近くにある中国飯店 富麗華・・・約2年ぶりの訪問、そういえば前回も、こんなクリスマスの時期でした

 

オープン直後・・・ちょっと高級感漂う店内は、時間と共に満席に

 

グラスシャンパーニュから

 

料理は、この季節ならではの上海蟹がメインのコースで・・・まずは前菜の盛り合わせから

 

皮付の豚や鴨の叉焼、フォアグラとアボカドなどなど

 

次はグラスで白ワイン

 

平貝の富麗華酒炒め

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一緒に中国茶も

 

名物 壺煮込み・・・フカヒレの醤油煮込みスープ

 

姿煮とほぼ同じくらいの量のフカヒレがタップリ

 

名物 北京ダック

 

こんがり焼かれた皮だけ、薄餅に包まれて登場

 

甘い味噌ダレやきゅうりと共に

 

北京ダックに合わせて赤ワイン・・・ヴォーヌ・ロマネ

 

ここでメインの上海蟹が登場・・・上の大きい方が雄で、下の小さい方が雌だそう

 

本来、コースでは雌が出てくるそうですが、この時期は特に雄がおいしいそうで・・・今回は雄と雌を半分づつにシェアしていただきました。

 

上海蟹に合わせて、スタッフさんによるワインペアリング

 

雄蟹には右の貴腐ワインっぽいピノグリージョ、雌蟹には左のロゼ

 

赤のグラスもあるので、テーブルがワイングラスだらけ (^-^;

 

こんなスタイルで上海蟹の蒸し物が登場

 

左が雄で、右が雌

 

まずは雌から・・・ほぼ外子と内子の食べ比べ

 

こちらの雄はタップリの白子入り・・・濃厚な白子が甘めのピノグリージョに良く合います

 

更に脚や身の部分も

 

雄と雌の食べ比べにして正解でした

 

次は海老の料理

 

大海老と揚げ茄子 上海蟹みその炒め クミンの香り

 

そして前回同様・・・コース外ですが黒酢酢豚を2つずつ

 

酢豚に合わせて紹興酒

 

〆はトリュフと上海蟹肉の炒飯

 

トリュフが香る蟹肉入りのパラパラ炒飯

 

デザートはマンゴーのパンナコッタ

 

ごちそうさまでした

 

約2年ぶりの富麗華で、今回も上海蟹がメインのおいしいコース料理を十分堪能できて、何気に至福のひとときでした。

料理はもちろん、店内の落ち着いた雰囲気や、スタッフさんの接客サービスもさすがなミシュラン一つ星店、変な言い方かもしれませんが、チャイニーズのグランメゾン的なレストランですね。

また1年に一度くらい、上海蟹の季節もいいですが、違う季節に訪問してみたいですし、逆に上海蟹のシーズンは、六本木の本家・中国飯店の方にもお邪魔してみたいですね。

 

帰りもけやき坂を上り・・・ライティングされた東京タワー

 

まだ時間も早いので、本来なら六本木の夜はこれから。

本当はこの後、ワインバーかライブハウスでもハシゴしたいところですが、やはりこの時節柄、そのまま真っすぐ帰路となりました。