銀座 やまの辺 厨房 CHUFANG ~ 銀座 | 下町風来坊の備忘録

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東東京下町在住のオッサン。食べ歩きや旅、ワンコの話題など、たわいもない日常やその時々に思うことを、童心で馬鹿正直に、また今の社会や風潮に対する心情を、ぼんやり本音でつぶやいてます。

先日のディナーは、銀座7丁目にオープンした、比較的新しい中華レストランに初訪問。

 

この火鍋が目的

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銀座 やまの辺 厨房 CHUFANG

 

同じく銀座にある、予約取り辛い人気店の仲間入りをした、ミシュラン一つ星店、銀座やまの辺江戸中華の2号店としてオープン、ちなみにこちらは火鍋と腸詰がウリのお店。

 

厨房を眺める、ボックスタイプのテーブル席

 

1号店と同様、コンパクトな店内・・・隣席と仕切りのあるボックスタイプのテーブル席が3つ、個室が1つ、そして3~4名ほど?のカウンターがありますが、たぶんコロナ対策で、今は利用していないようですね。

 

生ビール&ハイボール、ピーカンナッツの甘煮

 

料理は火鍋コースと腸詰コースの2種類ですが、火鍋コースにて、まずは前菜が到着

 

車海老と春雨のXO醤和え

 

やまの辺オリジナルの前菜・・・アルデンテに茹でた春雨の食感が絶妙、ちなみに1号店はカラスミ和えでした。

 

グラスで白ワイン・・・フランス・アルザスのスッキリドライ系

 

そして腸詰の盛り合わせが登場

 

盛り付けが秋らしいですね

 

角度を変えて・・・(^_^;)

 

腸詰(豚トロ・五香粉)、もち米入り手羽、焼豚の4種類、どれも美味でしたが、特に腸詰がおいしかったです。

個人的に腸詰って、普段はあまり食べる機会がありませんが、スパイスが効いて、結構おいしいものなんですね。

 

赤ワインは久しぶりにボトルで・・・フランス・ボルドーのクロ・デュ・ジョゲイロン・ヌ・マルゴー 2014

 

ここで火鍋の準備・・・定番の赤と白、2種類のスープ

 

白スープのベースは鶏白湯・・・夏目、枸杞、万能ネギ、松の実などが入った、まろやかな薬膳スープ

 

赤スープは麻辣ベース・・・ハバネロなど数種の唐辛子入りですが、辛さも塩分も控えめ

 

そして鍋に入れる食材も

 

車海老・カンパチ・牡蠣・白子・蛤・あさり、そして豚肉と牛タン

 

数種類のキノコ、カラフルで珍しいものも

 

車海老は白スープにドボン

 

キノコや野菜を全部投入

 

辛さ控えめなので、辛いのが好きな人は、この辛味噌を追加できます

 

魚介類は火を通しすぎないように、後からしゃぶしゃぶ風にサッと火を通して

 

白子は赤スープ

 

牡蠣には辛味噌を乗せて

 

〆は残った白スープを厨房でアレンジ・・・渡り蟹入り雑炊で登場

 

 ちなみに、この白スープの雑炊の後、更に赤スープで、担々麺か酸辣湯を選べるはずと記憶、この担々麺を楽しみにしていたのですが、これでコースの食事は終了・・・う~ん、仮に追加料金があっても構わないので、担々麺で〆たかったですね。(^_^;)

 

デザートは黒糖杏仁豆腐とコナッツ団子

 

ビジュアルも味わいも上品、そして塩分控えめでアッサリヘルシーな薬膳火鍋、これはこれでおいしかったですし、薬膳効果もあって体もポカポカ、基本とても満足。

ただその一方で、ガツンとインパクトの強い火鍋が恋しくなったのも事実・・・翌朝、お尻から辣油が出てくるほど、スパイシーな赤の麻辣スープや、コラーゲンタップリの濃厚な白の鶏白湯スープに、好きな具材を好きなだけ、豪快にぶち込んで、暑さや辛さで顔を真っ赤に、汗をふきふきしながら頬張るのが、やはり火鍋の醍醐味かな?と。

たぶん私には、カジュアルでリーズナブルな火鍋の方が合っているのかも。(^_^;)

でもここは、上品な火鍋はもちろん、腸詰などの前菜も美味でしたし、シェフを初めスタッフさんの接客も好感、居心地のいい雰囲気で、とてもいいお店だと思いました。