先日はディナーで、東京スカイツリーの麓、京成線・押上駅から徒歩約10分の静かな住宅街にあるお店に初訪問。
異彩を放つ独特な外観、築50年の古民家レストラン
スパイスカフェ・・・この奥に玄関があります
玄関前・・・敷地には様々な植物が
店内・・・キッチン前のテーブル席もありますが
こんな眺めの窓に面した横並び2人掛けテーブルにて
世界を旅しながらスパイス料理を学んだという、スパイス業界では著名な、ここのオーナーシェフの伊藤氏が手掛ける、日本人シェフならではのスパイス料理を楽しめるお店。
旬の食材を使い、できるだけシンプルに、新しいスパイスの楽しさを表現しているそうです。
料理はスパイスを楽しむ7つの皿というコース、ドリンクは5種類のワインペアリングでお願いしました
さっそくペアリング1杯目・・・イタリア・ヴェネトのグレラ ヴェネティーゾ ボスケーラ
コル タマリエ ヴィーノ フリッツァンテ 2017
自家製パンはホカホカ
最初の料理が到着
季節の野菜盛合せ・・・どれもスパイスやハーブをふんだんに使用
実はこの後も、それぞれの料理やワインについて、スタッフさんが細かく説明して下さいましたが、結局覚えきれず・・・。(^-^;
ペアリング2杯目はフランス・ローヌ・アルプのピノノワール
ドメーヌ ル ピカティエ オーヴェルナット ノワール 2016
コース2皿目は魚料理
初ガツオのタタキ風・・・こちらも同様に、様々なスパイスやハーブが使われています
揚げパン・・・よもぎ風味
ペアリング3杯目はフランス・ジュラのシャルドネ
ステファン ティソ シャルドネ マイオッシュ 2015
薄焼きパン
コース3皿目は肉料理
ポークロースト
日が暮れると、また違った風情に・・・
ペアリング4杯目・・・フランス・ジュド・ウエストのユニ ブラン プティ マンサン
シャトー レスティニャック ブリュム 2017
4皿目は筍と浅利のビリヤニ・・・インド風炊き込みご飯
最初はビリヤニだけで・・・一見あっさりな日本の炊き込みご飯のようですが、スパイスが利いて全く別物
5品目は煮込み料理、まずは野菜・・・全く辛さのない、マイルドな野菜の煮込みスープ風、カレーというイメージとはかけ離れています
こちらの煮込みはラムコフタ(仔羊のミートボール)・・・スパイシーながら、ココナッツミルクの風味でまろやかで奥深いカレー
どちらもビリヤニに掛けて・・・
こちらも窓に面した2名テーブル・・・カップル客には最適、この席からはお隣の庭の満開な夜桜を楽しめます
6皿目からはデザート
パンナコッタ グリーンピースのソース
ペアリング5杯目は選択制・・・銘柄は忘れましたが、左は貴腐ワイン、右はコーヒーリキュール
7皿目もデザート
シフォンケーキ・・・ここにもふんだんにスパイスが
ごちそうさまでした・・・ちょっと珍しいスパイス料理を十分味わわせていただきました
スパイスという考え方=異なるものをミックスして、新しい何かを生み出していくこと、そこから生まれるスパイス料理の数々。
実は個人的に、お店の予備知識も得ず、勝手にインドカレーのお店と思って伺いまして・・・。(^-^;
なかなか奥深いスパイス料理・・・スパイスというと、辛いとか刺激的というイメージでしたが、こちらで使うスパイスはそんなイメージを覆すもの、個人的にはスパイス料理というよりハーブ料理に近いイメージでしょうか?
ちょっと珍しいスパイス料理・・・味もビジュアルも楽しめましたし、この品数の割にコース料金はリーズナブル、雰囲気のある店内、スタッフさんのホスピタリティも十分、押上にこんな魅力的なお店があったんですね、とても満足なディナータイムでした。
近くの横十間川の橋から眺める、この日はカラフルなスカイツリー
そのまま錦糸町北口までのんびり歩いて、以前ランチタイムにお邪魔したカフェバー・BORABORAでハシゴ。
グラスワインを数杯ずつ
牛肉のビステッカ
タコのペペロンチーノ
デザートとコーヒーで〆
スパイスカフェでそれなりにお腹が満たされてましたが・・・ここの料理は、スパイス料理とは別腹のようです。(^-^;