前回の『フルメタ』は持てる限りの力を込めた感じです。
足したり削ったり、あれだけ推敲して書き上げたのは結構久しぶり。
今のところ、自分が提供出来るレベルはこれぐらいじゃないかなーと。
後々振り返って読んで恥ずかしい思いをするんだと思います。
そして、『昔を振り返れば』といえば、『中二病でも恋がしたい!』です。
これまた京アニ製作。いえ、別に意図的に『フルメタ』から繋げたわけではありませんが。
(・_・;
ちょっとロボット関係が続いてたので今回は学園モノで。
原作の小説は読んでないのですが、アニメとはキャラや設定が色々と違うようなので、世界観を分けた上でそれぞれ楽しめば良いとのことです。
ではいきましょう。
タイトルの通り、中二病全開の高校生主人公が恋愛をしていくストーリー。
男の子なら俗に言う中二病患者だったという人もいるはず。大体8割ぐらい?
傘が勇者の剣になったり
カバンが盾になったり
無駄に横文字使ってみたり
いやぁ、懐かしいですね。会長にも無かったとはいえない黒歴史です。
少年マンガや戦隊ヒーロー,ロボットアニメを見て育ったワンパク少年なら誰しもが通る道…
主人公は『小鳥遊 六花』、女の子です
おっふ…
タイトルも印象的でしたが、主人公で『中二病全開女子』というのはかなりインパクトがありますね。
そしてもう一人の主人公、ルルーシュ富樫勇太。
彼も中学時代に中二病だったが、高校生からは『普通』に学校生活を過ごす事を目指していました。
しかし六花に、昔の設定の『ダークフレイムマスター』がばれてしまい…
住んでるマンションも同じということもあって、なりゆきで色々と面倒を見ることに。
クラス内のランキングでも上位に入る、見た目は可愛く小さな女の子。しかし中身は中二病…
昔の自分と重なる部分もあり、なんだかほっとけなくてしぶしぶ付き合っていくうちに芽生えていく気持ち。
そして繰り広げられる別次元での凄まじいバトルシーン!!
※このアニメはラブコメディです。
現実に行われているのはチャンバラ(死語かなぁ…)レベルでの攻防なので、特に周りに影響は無し、という描写もきちんとメリハリつけて表現されています。
傘で攻撃したり、ツインテールを振り回したり。
子供だけでなく、大人が真似すると大火傷してしまうのは言うまでもありません。
『○○ごっこ遊び』を京アニが本気出すとこうなるという、『アニメ』という表現の自由さを有効に活用した映像に仕上がっています。
そして『中二病』患者の頭の中では色んな設定がどんどん出てきます。
包帯によって封印されし強大な力
全ての攻撃を遮断するバリア
決して表に出てこない謎の組織
眼帯に隠された恐ろしい眼力
神話の力を持つ巨大な武器
これに関しては、言い出したらキリがありません。
設定は常に更新され、大体は回収されないまま新たな敵と果てしなき闘いを続けていく…
という具合に、脳内ではとてもファンタジーな事が常に起きているのですが、当然現実では何事もなく過ぎていきます。
それが中二病で生きる事の難しさというべきでしょうか。
六花は校内で同志を集める為に部活を作ったりと、割と積極的に動きます。
しかしその飛び抜けたキャラクターはやはり異端。
家族からも理解は得られません。しかし、何故彼女はそこまでこだわるのか?
勇太は少しずつ彼女の想いを汲み取り、一緒に答えを探していく。
という、なかなか説明が難しい設定。ですが、基本は学生生活の範囲内で展開されるので、サクサク進んでいけると思います。
最初の方は楽しんで、後半にかけては色々考えながら物語を追いかけていく感じ。
どこにでもいるような学生達の極めて特異なドタバタコメディ。
絵のクオリティは流石の京アニ。グラデーションも綺麗で、ここ一番での作画は感動の一言です。
ロケハンも反映された上で丁寧に作られていますが、難しく考えずに『アニメーション』として純粋に楽しめる作品ではないでしょうか。
ライトノベルでは多い傾向とは思いますが、この作品内でもキャラの名字は珍しいものばかり。
アニメのクラスメイトも同じように難しい名字がほとんどです。
メインキャラでいけば、
小鳥遊 六花
富樫 勇太
丹生谷 森夏
凸守 早苗
五月七日 くみん
一色 誠
確かに普段聞かないものばかり。平仮名に直すと、
たかなし りっか
とがし ゆうた
にぶたに しんか
でこもり さなえ
つゆり くみん
いっしき まこと
くみん先輩、初見では読めない!!
作品内ではあまりあだ名で呼ばない為、見ていく内にすんなり覚えられるのでそこまで苦にはならないとは思います。
あくまで個人的な意見ですが、会長は
『小鳥遊=福山 潤』
という方程式が頭をよぎってしまいます。
先に『WORKING!』を二期まで見ていた影響がどうしても先行します。
あ、今度三期あるんですね。勿論見ますよ。
OPは一期,二期共にバッチリの出来です。
特に一期のOPは凄まじく素晴らしい出来だと思っています。ドンドン切り替わっていく画面と情報量の多さ。
曲に合わせた動きもあったり、1分30秒があっという間に感じられます。
絵のクオリティの高さを維持しながら、毎回新しい表現やテンポで楽しませてくれるのは京アニの凄いところだと思います。
キャラの可愛さ,恋あり笑いあり,(中二病的)バトル要素も満載,特典映像のCGロボットが無駄に凄すぎる,新しい声優さんの発掘など、魅力は沢山あります。
学生時代の勢いや無茶,大人になりきれてない思春期の心情なんかも、今だからこそ楽しんで見れるんじゃないかなーと。
是非全話しっかり見て欲しい作品です。
二期については改めて語りたいなと思いますのでまたその機会に。
会長は断然、丹生谷推しです。