賞味期限と消費期限の違い | 【べつばら.com】 スイーツ豆知識&ニッチ情報

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「賞味期限が切れた」という理由で、多くの食べ物が処分されてしまっている悲しい現実があります。

食品の販売側からすれば、さまざまな理由から「期限」の切れた商品を販売できないのでしょうが、
一般の方々としては、そもそも「賞味期限」という言葉を正しく理解されていない方が多いようです。

「期限」という言葉のついた用語には、「消費期限」というものもあります。

簡単に言えば、
消費期限は、「この期間中に食べてください」「それ以降は処分してください」という目安
賞味期限は、「この期間中なら美味しく食べられます」という目安
となります。

しかし、製造日は表示義務がない為、記載されていない場合がほとんどですし、賞味期限を過ぎた物を販売してはいけない法律もありませんので、ここで一度整理しましょう。


法令上の定義

消費期限
~品質が急速に劣化しやすい食品~
定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日。

賞味期限
~その他の食品~
定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていること。

すべての期限表示は、これらの基準に基づいています。


もう少しやわらかな表現にすると・・・

消費期限」は、だいたい5日以内(食品によってことなります)の短期間で品質が劣化し、「食べると危険」になるような食品が対象です。
それ以上に味が落ちる場合に「味が落ちる期限」として設定されることがあります。

賞味期限」は、だいたお6日以上日持ちし「安全でも味などが落ちる」というような食品が対象で、味、香り、風味、色つや、水分、粘り・もろさ、硬さ・柔らかさ、舌触り・歯触りなど「期待されるすべての品質の保持が可能な期間」です。
つまり、味や香りが落ちた、色あせたり黒ずんだ、湿気たり乾燥した、などの理由で食べられなくなるということではありません。
例えば1ヶ月(31日)後の日付が賞味期限となっている場合、32日目に食べると危険ということではありません。日付が変わっただけで食べられなくなるような品質の食品を製造するなんて無理ですし。
ですが、期限を過ぎれば当然、健康被害の危険性が高まっていくということになります。
(商品によっては、味などに変化がなくても安全性が懸念される際に、期限を設定しているケースがあります。)


期限を見て食べられるか食べられないかを判断するのは人それぞれで、
賞味期限の2,3日前でも食べないほうがいいと言って捨てる人もいますし、「おなかを壊さなければ大丈夫」と言って、消費期限を過ぎたものを食べてしまう人もいます。
ですが、どちらもメーカーが指定している保存方法(パッケージに必ず書いてあります)で保存した期限ですので、開封後は早めに召し上がりましょう。


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