掃部ケ岳 (榛名山) | おばあちゃんと 一緒に

おばあちゃんと 一緒に

遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

9月26日(月)

 

久しぶりに山友から 

「掃部に登るから都合はどう?」と連絡が入った。

丁度ゲートボールの審判員大会が終った後で、気持ちの

切り替えのため 渡りに船と言う感じで参加させて頂いた。

 

今年の夏は庭や畑の雑草取りとゲートボールに明け暮れし

山から遠のいていた。

皆さんについて歩けるかと言う不安と、山を歩ける楽しさの

ウキウキ感がゴチャゴチャになった気持ちで登山口に立った。

 

掃部ケ岳はハイキングクラブに入った50代の頃 杏ケ岳

と合わせて登った。

その時の事は硯岩から見た美しい榛名山、長いこと笹の中

登ったこと、杏ケ岳から長い林道歩きそれ以外は全く覚えて

いない。

 

コース

湖畔登山口→硯岩→掃部ケ岳→杖の神峠 →湖畔の宿記念碑

 

 

登山口

湖畔の宿記念碑駐車場から歩き出しいよいよ登山開始。

 

雑木林の中をゆっくりと歩を進める。

 

硯岩

岩の上に立つ怖さを感じる。早々に下山。

 

 

掃部ケ岳と硯岩の分岐点

掃部ケ岳まで800m

サラシマショウマ

白い穂の様な花が山の中で自分を主張している様に咲いていた。

 

「掃部ケ岳は笹山と言う印象よ」と言っていた私に

先頭を歩く友が

「tさんのいう笹が始まったよ」

 

登山道が深い笹に覆われ杖でかき分けるようにして登る。

 

笹の中に天まで続く様な木の階段

 

掃部ケ岳頂上

 

頂上は狭く丁度5人が陣取れるくらいの岩があり

そこでランチタイムにする

 

 

 

頂上からの眺望

天目山

下山

深い笹の中の急下降

 

山は秋色になっていた。

耳岩

岩に登ってみたが、

途中で怪我をしないうち下りましょうと 岩の下を回って

歩を進める。

耳と言うより 動物が雄叫びをしている様に見えた。

 

杖の神峠

400mの標識

急下降を慎重に下りてきた。

 

杖の神峠 

笹の中にお地蔵様が建っていた。

 

林道に出た。お茶タイム。

無事に下り これからの長い林道歩きの前に

「クロワッサンとコヒーでお茶にしましょう」と言って

友がご馳走してくれた。 

 

 

林道わきにはチラホラ可愛い花が咲いていた。

長い林道歩きも花を愛でながら苦にならなかった。。

 

 

  

 

下山

駐車した湖畔の宿記念碑の所出た。

美しい榛名富士を眺め無事下山した。

掃部ケ岳は榛名山の最高峰であるのになんと地味な山だろう思った。50代の時登った笹山の風景は変わっていなかった。

しかし掃部ケ岳頂上から杏ケ岳まで楽々歩いた記憶で、

杖の神峠までの急下降の歩きの大変さは全く印象に残って

いなかった。年月が経ったのを痛感した。

 

皆さんと一日楽しく登山出来たことに感謝です。