屋敷祀り | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

12月15日は屋敷祀りと決まっているのだが毎年すっかり忘れていて、

毎年、夫から「15日は屋敷祀り「だよ」と言われる。今年も昨夜言われた。

屋敷祀りは屋敷を守る神様に一年のお礼に赤飯とイワシ、けんちん汁を進ぜる習わしになっている。午前中にスーパーに行ってイワシを買い、お赤飯は炊飯器で炊くことにした。赤飯は自分で作ったササゲと山友から頂いた栗を入れた。

 

嫁に来た頃は12月は屋敷祭りのほか暮になるまで色々の行事があったが、段々行事をしなくなり、唯一屋敷祭りだけをしている。

 

暗くなってから屋敷の北西に祀ってあるお稲荷さんに、お赤飯、イワシ、けんちん汁を進ぜる。今まではソウチャン、チイチャンが夫と進ぜに行っていたが今年は私が夫と行った。

外はとても寒く震えあがってしまった。寒さに子供の頃の稲荷まつりの事が思い出された。重箱に赤飯を入れていき、お稲荷さんの前で赤飯を少し頂き寒さに震えながら食べる。これがとても楽しみだった。

 

石の祠に京都の伏見稲荷でお稲荷さんを買ってきて入れてあるので、今年も屋敷祀りが出来てよかったなと思った。