1月5日
学生時代を神奈川県で過ごしたバアバー は、城ヶ島はロマンガありそうで憧れの土地でした
半世紀以上も経ってとうとう憧れの城ヶ島に行くことが出来ました
神奈川県に住む、昨年ご主人を亡くした旧友と何年ぶりかでハイキングをすることにしました
ハイキングする場所を幾つかあげると、 「城ヶ島は憧れだったのよ」と友が言い
二人の意見が一致し「あこがれの城ヶ島ハイキング」 が決まりました
城ヶ島は三浦半島の南端の周囲4kmの小さな島で 三崎から城ケ島大橋が架かっています
ガイドブックによると城ヶ島は 風光明媚な三浦半島を凝縮した景観がみられると書いてあります
友とは城ヶ島への電車での入口、 京急電鉄の三崎口駅で待ち合わせることにしました
改札口に立つと 友が手を振っていました。 何年かお会いしてないのに 昨日会ったように話せるのが友の良いところ 友の笑顔と会えたこと に喜びがわいてきました
「三崎口駅」
駅前から京急バスで城ケ島に渡りました。
バスを降りて 城ヶ島灯台に向かいました
「商店街」
商店街の中を抜けると 灯台に行く階段があります
そこを上ると灯台前に出ます。ベンチなどがおかれ広場になっています
「城ヶ島灯台」
灯台の前は 八重水仙が満開です 甘い水仙の匂いが漂っていました
灯台から降り京急ホテルの脇 の細い道を通り「長津呂の磯」に向かいます
すると道端に アロエの花が満開です
地植えのアロエを見たのが初めて、それに花もつけているので
思わず「アロエ !アロエに花!」 と言って写真を撮りました
「アロエの花」
「長津呂の磯(ながとろのいそ)」
黒い岩が凸凹に広がっています
長津呂の磯から城ケ島灯台を見てみました
ブルーの屋根のところから商店街に入ります
ランチは
「マグロドン」
三浦市三崎は遠洋漁業の港町で「マグロの三崎」として知られています.そう云えば出かける前に娘がお母さん城ヶ島に行くなら「三崎のマグロを食べるのね」と言ったのを思い出しました。そこで昼食はマグロを食べることにし、お目当ての店に行くと満席、待ってまで食べる時間がないので、違う店に行きました。店おすすめの「三色マグロドン」
を食べましたがお腹が空いていたので美味しかったのかなども
感じづ 写真を撮るのを忘れてしまいました。
「昼食後」
商店街を通り長津呂の磯の方にいき
馬の背同門に向かいます
大株のアロエに花が満花に咲いている白い建物の前を通り その先に先に尾根に上がる階段があり、そこにハイキングの案内板が建っていました
「アロエの花が咲く白い建物」 案内板
「案内板のハイキングコース」
案内板のハイキングコースに従って歩いてみましたが
二人とも「これ尾根を行くわね 磯を歩かなければ城ヶ島じゃないわよね」と引き返すことにしました
引き返すと若い女性が「馬の背同門までどのくらいですか」と声を掛けてきました
「私達、磯を歩きたいのでこれから下に降りてこれから馬の背同門に向かうところなの」
というと 女性は「私たち磯を行ったら岩だらけ怖くて上がってきたの、磯を歩くのは止めたほうが良いですよ」
「ありがとう でも行ってみるね、気を付けていくわね」 と言って心配そうな顔して「気を付けて」という若い女性に見送られ海岸に降りていきました
ハイキングコースの水仙道路
「馬の背同門へ」
海岸の小屋の前で 地元の人らしい釣人がいました
「馬の背同門に磯伝いで行きたいのですが 道を教えて下さい」というと、一人の方が 私たちを見て 「かなり岩が凸凹しているよ、上の道のほうが良いよ」
もう一人の方は「その恰好じゃ大丈夫だよ 靴もしっかりしてるし、このまま真直ぐ岩を通り抜け 砂地になって馬の背同門だよ、 そこから急な階段を昇っていくとハイキングコースに合流するよ」と教えてくださいました お礼を言って
教わったように凸凹している岩の間を 慎重に歩き
馬の背同門を目指します
来た道を振り返ってみる
城ヶ島灯台が小さく見えます
岩が幾重もの筋のように 白くなっています そして瓦礫のような岩がゴロゴロあります
尾根のほうを見上げると 岩でできた何かのオブジェのようです
馬の背同門が小さく見えてきました
水が青く澄んで 青い水草とてもきれいです
コブが落ちていました
「このこぶ拾っていって昆布巻きにしようかな」と言って
拾って 噛んでみましたが 味がありません
「これ羅臼の昆布とは違うわね」 とおいていくことにしました
砂浜に出ると
友は「ほら海綿があるわよ」と 拾って眺めては置いて
貝を拾っては置いて
二人とも 年を忘れ 子供心に戻ってしまっています
「
「標高5m」の標識」
山期に標高5m」の標識がありました
ハイキングコースは上の尾根を歩くとになります
草むらに 「ハマユウ」があちこち生えています
「ハマユウ、ハマユウ」と言って近づいて写真を撮りました
我が家ではアロエも、ハマユウも鉢で育て 冬になれば室内に入れなければたちまち枯れてしまいます
枯れ葉があるのですが 自然に生えるハマユウに感動してしまいました
「馬の背同門」
解説版
自然が作った海蝕洞穴だと書かれてあります
馬の背同門から
急な階段を上がっていきます
「上がったところから」
歩いてきた道の砂浜が見えます
馬の背」同門を上から見ました
ウミウがいる 白い岸壁の方も見える
「尾根に上がります 」
少し歩くとハイキングコースと合流しました
「ウミウの展望台」
双眼鏡で見てみました
ウミウが太陽を浴びて 岩の上にいるのが見えました
ウミウがたくさん休んでいました
「城ヶ島公園を目指し 安房灯台まで」
行きます
ハイキングコースを抜けると駐車場になっています
そこに一面に八重水仙が植えてありました
甘い香りが漂っています。
「城ヶ島公園入口」
公園内の展望台から
伊豆半島 大島 そして房総半島はうっすらと見えました
残念なことに富士山は雲の中でした
房総半島 の鋸山が見えました
公園から」降りて灯台に向かいました
「安房埼灯台」
灯台の周りに釣り人がいるので、魚が釣り上るのを見たいと思いましたが時間切れ、 先を急がないと日が暮れてしまいます
波が岩にぶつかる音を立ち止まって聞いていました。
その音がバアバーは音楽に聞こえてきますが友人は
津波が怖いから 音楽の音には聞こえない恐怖の音よ と言う
海を知ると知らないの違いかなと:::思いました
「白秋の碑」
三崎と城ケ島をつなぐ 城ヶ島大橋の下に白秋の碑が建っていました
碑が完成したときは白秋は没していましたが 白秋の直筆だそうです
白秋が大正2年に初表した「城ヶ島の雨」の一節が刻まれています
昭和24年建立
白秋記念館に寄りました
懸念館の方が ここから富士山がよく見えたこと
朝の日の出が美しいこと などを熱く語ってくれました。白秋もそんな景色がある三崎が好きだったのだろうとかと思いをめぐらした
また 北原白秋 と山田耕作の映画 「この道」 が1月11日に公開されると係りの方がパンフレットをくださいました
城ヶ島の見物はここでおしまいです
「ゆっくりしたわね」と二人で満足し帰路に向かった
「帰路へ」
電車旅に慣れていないので 三崎口駅に来るときは JR品川駅で京急電鉄に乗り換えました
帰りは京急三崎口駅から横浜駅に出てJR電車に乗り換えることにしました。友と横浜駅で「またハイキングしましょうと」とお別れしました。
電車旅は乗り換えに気を使い 頭の循環が良くなった気がしました。
「大いに外に出るべし」と感じ、 「憧れの城ヶ島」 の旅は終わりました