黒岳から旭岳縦走(大雪山)その 1 | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

7月18日から21日
北海道のど真ん中にあり 北海道の屋根と深田久弥が
「日本百名山」のなかで書いている、大雪山に登ってきた。

大雪山は二千メートル前後のいくつものピークの総称で、大雪山と
呼ぶピークはない。 その最高峰が標高2291メートルの旭岳である。
大雪山の山塊の東に、観光地で名高い層雲峡がある。そこから黒岳
の山腹までと、西に最高峰の旭岳の山腹までロープウエイがある

これら乗り物を使って高度を稼いで、かつ黒岳の石室避難小屋に
泊まればバアバー達でも 北海道の屋根という高原台地を歩き、
沢山の植物を愛で縦走することが出来るだろうと考えた。

6月になって計画を始たものの 
飛行機の切符 宿の手配に大変バアバーは苦慮した。

18日一日目
飛行機に乗る前に 東京に来ている息子と合流して 昼食をし
飛行場の見物をした。 




羽田飛行場を飛び立って瞬く間に 飛行機の下に
 広い畑が広がる北海道に着いた


旭川飛行場から旭川駅に行くバスに乗った 外国の人が沢山乗った。
 


何処までも続く直線の道路は北海道に来たと感じさせる
麦畑の色がとても綺麗でそして初めて見るような麦畑の光景に
新鮮な気持ちになった
麦畑は最近滅多に見ない光景だから新鮮にかんじたのかなと思う


宿泊したホテルのおすすめのお店に夕飯を食べに行った
あまりお腹が空いていたので夕ご飯の写真を撮るのを忘れてしまいましたが
ホッケの焼き物を先ず頼みましたがお魚が大きかった 
勿論色々のお魚が美味しかったのと雰囲気がとても気に入った
旭川に来たらまた寄って見たい


お店の名前は「ユーカラ」 この店の名前の意味が書いてありました。
「ユーカラ」とはアイヌの口承



19日二日目
旭川駅から上川駅まで急行「オホーツク1号」に乗った


旭川駅の南の広場に石が沢山 置いてあった
「神居古潭石」=  (カムイコタン) 石   こちら  
        
旭川近郊の神居古潭渓谷から引き上げた貴重な 銘石。
パワーストーンを持つとか


上川駅から層雲峡行のバスに乗って層雲峡へ行った


黒岳から旭岳縦走の登山口の層雲峡に着いた
想像したより静かなところでした


先ずビジターセンターに寄って見た
職員の方が
「今年は大雪山のお花が少ない」と話してくれた。
少々バアバーはがっかりしたが 自然のこと仕方がない


玄関に入るとヒ熊のはく製がどんとありましたが 子熊の方を写真に撮った


 ジイジーが常日頃地域活動でお世話になっている方が夏休みで
丁度北海道にオートバイで旅をしてこちらに来ているというので
お昼をご一緒した。遠くの旅先でお会いできるなんて感激です 
先行きが良い予感です

層雲峡のロープウエイ駅12:15発に乗った


リフトに乗り換え これから登る黒岳が見えた


これからいよいよ登山開始です   13:25

黒岳五合目の登山口です
ここの売店で黒岳のバッチを買った


「カムイミンタラ」 の案内板 があった
 カムイミンタラとはアイヌ語で「神々が遊ぶ庭 」という意味
 アイヌ民俗の人々が大雪山連峰を親しみと畏敬の念で呼んでいた。
  アイヌ民族はヒグマを「カムイ」=神と崇めていたのでヒグマの庭ともいう
   意味もあるようです

登山口でリスがお出迎えしてくれた。13:25


登山口から急な石の階段状の登山道を歩き始めて間もなく 
高山でしか見られないお花が咲いているので大感激
アオノツガザクラ


チシマキンバイソウ


黒岳まで1.3km  
リフトから400メートル歩いただけなのにお花に目を奪われ進みません


登山道脇 に初めて見る木の花 が次から次に目を楽しませてくれる
ウコンウツギ


「ウコンウツギ」
なかがオレンジイろ 華やかです


チシマヒョウタンボク


エゾシモツケ

花畑に自然とカメラを向けて撮ってしまう
チシマキンバイソウの大群落


またお花



カラマツソウ


トカチフウロ

大きな岩の柱が林立 しその手前の山斜面にお花畑が広がっている


頂上まで最後の急な石の道を登る


広い1984メートルの黒岳の頂上についた15:30
あいにく雲がかかって展望はちょと残念でしたが 花を愛でられ
大感激です


これから黒岳石室避難小屋に向かう。 広大な景色が雲の合間からみえた


このお花も彼方此方咲いている
イワブクロ


エゾイワツメクサ


エゾツツジ


メアカンキンバイ


イワヒゲ


コマクサ



花に目を奪われ先に進めません 今日は泊まりだからゆっくり愛でよう


まさに ロックガーデン


黒岳石室避難小屋の屋根が見えてきた


またまた広いお花畑に 歓声 
エゾコザクラ


キバナシャクナゲ



チングルマ


エゾツガザクラ
まだつぼみ


黒岳石室避難小屋   1890mに着いた 16:50
小屋前ではすでに登山客が夕食の宴をしていた
オレンジ色のタンクが「カムイの水」で使わせて頂いた
夕食はカレーうどん、山菜おこわ  キムチの漬物  サラダ 酢イカ
 今日はビールを頂こう 一杯が美味しかった!


小屋はお客が少なくて ガラガラです。テントの方の方が多かったようだ
家を出てからゆったりと ゆったりと してここまでたどり着きました
バアバーは疲れました。山小屋で眠るのに苦労するのに、珍しく横になった
途端夢の中に入ってしまった
ジイジーは夜空観察会にでて楽しんだようだ