NO15回 群馬編NO31 草木湖をめぐる道 | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

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1月24(日)晴れ 
毎日寒い日が続いた 。久しぶりに穏やかな日となる 天気予報をみて
意気揚々と運転者の一人として 現地にに向かった」

参加人数14名  交通手段 は車3台 電車

草木湖をめぐる道は東運動公園を起点にして 不動滝を見て草木湖を見ながら
沢入駅にたどり着く 約10kmの行程である

我々は交通移動の関係で渡良瀬渓谷鉄道の神戸駅から歩きだし
 コースNO31の起点となる東運動公園へ行 き終点の沢入駅にたどり着く
 そして沢入駅から渡良瀬渓谷鉄道に乗って
  神戸駅に帰ることにした


神戸駅(ごうどえき)8:40


東うんどう公園を目指して歩くメンバー8:43


「オヤ!」
 道路の上の方に古いトンネルがあり 星野富弘美術館まで跡2,3kMとある


トンネルを見て東運動公園へ向かい渡良瀬川「萬年橋」をわたる


渡良瀬川を萬年橋から 「わらべ橋」を見る  この景色に見とれ
「あの橋を渡って東運動公園に行こう」 
と言う意見に皆同意し方向転換となった


先ほどの道の上の古いトンネル中を歩く
このトンネルは 草木ダムが出来ることで軌道が変わった
旧足尾線の」「琴平トンネル」のようだ  トンネルを
                        出たところの石垣の石に
                         昭和6年1月竣功と刻まれてあった

    
「わらべ橋」を渡る  とてもメルヘンな気分になって9:15


草木ダムの堰堤が見えました
そこの案内板によると「萬年橋」を渡って」歩けば運動公園に素直に着いたようだが  メルヘンな気分から一転 さて運動公園は?材木店のおじさんに道を聞いて

北側の赤城山は雪山姿


起点9:42
運動公園  反対側の童謡館につきました  NO28 こちら の終点地点
神戸駅から大分メルヘンの世界を楽しんだ


[不動の滝」の説明9:52
桂戸川上流にある滝 落差25メートルの滝

滝に下りる道は立ち入り禁止になっていた
関東ふれあいの道がつくられ 年数がたち この道を歩く人も少ないためか
また補修をする 予算も無いのだろう 道が荒れている所も多々ある 
こんな美しい自然がある故郷に多くの関心が集まり、折角作った道
大事に保存することも考えてくれると良いのにと思った   


游歩道から滝を見る 撮影ポイントになっているので 記念撮影

 


草木ダム こちら  管理棟10:17

草木ダムは昭和52年3月に多目的ダムとして完成した
子供達つまり チイちゃんソウチャンのハハおじちゃんがまだ子供の時
おじちゃんの教科書に足尾銅山の公害を問題をただした田中正造の話が
載った時に 足尾銅山を見た帰りに寄ったのが最初で 「ヤマブキ」が湖の周りに
綺麗に咲いていた   水満々として静かな神秘的な湖だった


草木湖 
大分水が少ない


東屋がある所10:30~10:40
草木湖を眺めるメンバー


草木ダムの説明


関東ふれあいの石版
総合公園2,1km 沢入駅7.9km



春のようなうららかな陽気、ダムサイドの道を時々見えるダムと山を眺め
また 皆と 語らい ゆったり歩く
11:25 サンレイク草木 の看板 が在るところに着いた


反対側に グランドゴルフ場があり ここでランチタイム
ここから湖にそって遊歩道が作られていた。


サンレイク草木
が11:45からレストランが開店になると言うので


ランチを始めなかったメンバー6人がレストランで食べることにしました

ランチが終ってロビーの売店で 色々皆それぞれに買い物を楽しんだ

「うるそうございました」


沢入」駅に向かい歩き出した13:12


東宮公園13::35
沢入駅の電車発車まで時間があるので ゆっくりとここで休憩

のんびり休憩地0.3km沢入駅1,2km


桐生駅と間藤駅 結ぶ44いkmの渡良瀬渓谷鉄道の
おもちゃのような電車がゆっくりゆっくり鉄橋を走ってきた
メンバーが手を振って カメラを向けると なおゆっくりとなって
 トンネルに入っていった


黒坂石川にかかる「みさわむこうはし」のうえから川を覗くと 渓谷が一幅
の絵の様だった。 
 このあたりは御影石がとれるところである


渡良瀬帰国鉄道の踏切14:21


「陶器と良寛書の館」
古い陶器を鑑賞したり 良寛の書に見とれたり  良寛のビデオを見たり
日本茶のお接待を受け至福のひとときを過ごした

良寛のビデオのより 良寛と貞心尼のこと
良寛の書 歌に感銘を受けた貞心尼は良寛の弟子になりたいとお願いしたが
断られ  貞心尼は良寛を庵に訪ねた 良寛は留守で 貞心尼は てまりと歌を
庵に残した
これぞこの  ほとけの 道に  遊びつつ
    つくやつきせぬ  みのりなるらむ(貞心尼)
このことがあって貞心尼に感心を持った良寛は歌を返した
つきて見よ  ひふみよいむなや こkぽのとを
       とをとおさめて  またはじまるを(良寛)
この出来事は 良寛が晩年島崎の里の木村家に世話になって
一年後のこと(1798年)
良寛70歳貞心尼30歳の時 であった
 良寛が74で貞心尼に看取られ死ぬまでお互い慈し敬愛しあった 。

形見とて  何か残さむ  春は花
   夏はほととぎす    秋は紅葉は(良寛)
貞心尼が初めて良寛会った時のうれしい気持ちの歌を
きみにかく  あひ見ることの   うれしさも
   まださめやらぬ    夢かとぞおもふ (貞心尼)
良寛は貞心尼に感謝を込めて 辞世の句をのこした
  うらを見せ  おもてをを見せて    ちる紅葉 (良寛)

貞心尼は良寛が死んだあと 良寛の旅した跡を追い 良寛の残した
歌を集めて 「はちすの露」という歌集を編み75歳で死ぬまで肌身離さず
持っていたとか


終点
沢入」駅


関東ふれあいの道の案内板
ここはNO30根釈迦のみちの起点でもある


沢入駅構内
大正元年足尾線の開業東寺は「そおり」 と書いたが 平成元jJR足尾線の
ダイサンセクター 渡良瀬渓谷鉄道駅になって 「そうり」と読む
足尾線の時代に御影石の積載所であった

 
わたらせ渓谷鉄道 こちら 
は色々のイベントを企画している
駅構内のアジサイの木や駅舎にイルミネーションが付けられていた
決められた日時に 決められた駅のイルミネーションが楽しめるようだ

メンバーが駅校内で電車を待っていると 駅の近くのご婦人が飛んできて
「皆さん何しているのですか?」 とびっくりした様子で寄って来た
今の時期にこんな大勢の人が来ることがないので何事かと見に来たようだ


歩いていたときに 手を振った鉄橋を電車で渡って


神戸駅到着15:38

温かい陽射しのなか 湖の周りの道は  車の通りも少なく
湖水を眺めたりし まったり歩き レストランで昼食もたべ  陶器と良寛の
館では良寛と貞心尼の純な愛に心打たれ  わたらせ渓谷鉄道にロマンを
感じたりして  いつかこの鉄道でゆっくり楽しみたいと思い
また良き郷土を発見した一日でした
リーダー メンバー一日ありがとうございました